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昼間のベッドインテリア 。寝具っぽさをなくすコツ

昼間のベッドインテリア 。寝具っぽさをなくすコツ

昼間のベッドインテリア 。寝具っぽさをなくすコツ

昼間はベッドの印象を変えたい、寝具っぽさをなくしたい、おしゃれにしたい、というお声を頂戴します。ワンルームでベッドとくつろぎスペースが同じ空間にある、書斎にベッドがある、zoomでベッドが映り込んで気になる、といった環境の方からのお声です。ここでは、昼間のベッドの印象を変えるベッドコーディネイトやインテリアをお伝えします。

目次

シングルベッドをお使いの方に。ベッドをソファのように見せる

シングルベッドをお使いの方に、有効な方法です。ベッドを、昼間はソファに見えるようにコーディネイトします。方法は、次の通りです。

ベッドをソファのように見せる方法

  • ベッドは壁際に設置する
  • 掛布団は、できれば、壁際の端に沿って、縦に折りたたんでおく
  • マルチカバーやベッドカバーで、マットレスを覆う、または、隠す
  • クッションや枕を、ベッドの上に、壁際に沿って並べる
    (本来、枕を置く位置に置くのではなく、ベッドの丈に沿って並べる)

具体的には、下の写真のようなスタイルにします。

昼間、ベッドをソファのように見せる方法

昼間、ベッドをソファのように見せる方法

枕やクッションは、大きさと個数をバランスよくそろえましょう。

大き目のクッションが手に入りにくい場合は、座布団サイズの中芯に、おしゃれな座布団カバーをかけるのもおすすめです。座布団カバーは、大き目サイズ 50x50cmのクッションカバーより、手に入りやすく、種類も豊富です。

座布団サイズの中芯は、中わたに、ポリエステル、または、フェザー(羽根)が使われているタイプがおすすめです。置いたときに、ふんわりとボリューム感が出て、クッションのようにお使いいただけます。

ベッドをソファのようにコーディネイトした事例を、あと二つご紹介します。どうぞご参考になさってください。

ベッドをソファのように見せるコツ

ベッドをソファのように見せるコツ

ベッドをソファのようにコーディネイト

ベッドをソファのようにコーディネイト

掛布団の置き場所について

「ソファのように見せても、実際には、座らない。」という方は、掛布団は折りたたまずベッドの上にのせたままでもいいでしょう。掛布団の上から、マルチカバーやベッドカバーですっぽり覆ってしまいましょう。

ここで、注意点を一つお伝えさせてください。

「掛布団の上に座ってもいいのでは?」と思われる方もおられるでしょう。

掛布団が、羽毛布団の場合は、掛布団の上に座らないようにしてください。

羽毛布団は、中の羽毛がとても繊細です。羽毛の毛羽は、壊れやすく、壊れてしまうと、羽毛布団の保温性が損なわれてしまいます。羽毛布団の温かさは、羽毛の毛羽がふくらみ、布団の中に暖かなく空気を含ませることで、実現されています。

羽毛布団の上に座ってしまうと、タンポポの綿毛のように繊細な、羽毛の毛羽は壊れてしまうのです。結果、羽毛布団の保温性がなくなり、掛けても寒い、という状態になってしまいます。羽毛布団をお使いの方は、壁際に縦に折りたたんで、クッションの後ろに置くようにしましょう。

ベッドコーディネイトを部屋の色と統一する

次は、シングルサイズ以外の、大きいサイズのベッドをお使いの方や、クッションを毎朝毎晩、移動させるのが面倒、という方におすすめの方法をお伝えします。

コツは、

  • ベッドの色、ベッドの掛布団カバー、ピロケース、ベッドカバーの色、を、お部屋の壁、床、そのほかの家具の色と統一する
  • クッションを枕の前に置き、枕を隠す

ことです。色をそろえることで、ベッドが目立たず、寝具っぽさが気にならなくなります。

下の画像をご覧ください。すっきりとまとまって、ベッドの寝具感が薄まっている印象になっていませんか?

ベッドコーディネイトを部屋の色と統一して見せても大丈夫なベッドインテリアにする

ベッドコーディネイトを部屋の色と統一して見せても大丈夫なベッドインテリアにする

床がナチュラル系の色で、壁が白、という場合は、家具とベッド、ベッドリネン(掛布団カバーやピロケース、ベッドカバーなどのカバー類)を、床と同じナチュラル系か、壁と同じ白の、どちらかでそろえます。

カーテンの、色もそろえると、一層効果的です。

掛布団カバーの上には、ベッドカバーマルチカバー、ベッドスローをかぶせるようにすることをおすすめします。掛布団を隠すことで、寝具っぽさが薄れます。

クッションを枕の前に置き、枕を隠すことも、同じ理由です。

掛布団カバーやピロケースを、濃い色でそろえる

次は、ベッドカバーやクッションを置くと、朝晩のベッドメイキングの手間が増えるので、置きたくない、という方におすすめの方法です。

掛布団カバーとピロケースの色を、濃い色にそろえてみましょう。たとえば、ダークグリーンや、ネイビーなどです。

掛布団カバーやピロケースの色に濃い色を使い布団っぽさを薄める

掛布団カバーやピロケースの色に濃い色を使い布団っぽさを薄める

よれっとしてしまう安価な素材より、ハリや光沢のある上質な素材のカバーを選ぶと、布団っぽいイメージが薄れます。目に優しく穏やかな気持ちになる、淡いピンクや淡い水色は、昔から寝具によく使われる色です。寝具っぽさをなくしたい場合は、安眠効果とは逆の色を選ぶイメージです。色による、安眠効果は、この場合は、期待することをあきらめることになります。

ベッドカバー、フットスロー、クッションを活用

最後は、ベッドならではのコーディネイトをあえてする方法です。ベッドカバーをしっかりかけ、クッションを活用し、しっかりと、ベッドメイキングをするスタイルです。

ベッドカバー、フットスロー、クッションを活用

ベッドカバー、フットスロー、クッションを活用

ベッドの本来の、インテリアを楽しむイメージです。毎朝、ベッドメイキングと、インテリアを楽しみたい方に、おすすめの方法です。いくつかイメージを画像でお伝えします。

フルベッドメイキングでベッドならではのコーディネイトを見せる

フルベッドメイキングでベッドならではのコーディネイトを見せる

フルベッドメイキングでベッドならではのコーディネイトで楽しむ

フルベッドメイキングでベッドならではのコーディネイトで楽しむ

あなたのお部屋の色や、インテリアイメージに合わせて、ベッドカバー、クッション、などを選び、ベッドならではのコーディネイトを工夫してみて下さい。

 

以上です。

ベッドが人目に触れることを気にならないような、昼間のベッドコーディネイト、ご参考になりますれば幸いです。

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