公開日:2017.04.12

安眠のためのカバーやシーツの色の選び方

布団カバー、シーツの色の選び方

布団カバー、シーツの色の選び方

掛け布団カバー、シーツや枕カバーの色選び、どのような基準でお選びですか? 好きな色でそろえたり、汚れが目立ちにくい色や、いつも白! という方もいらっしゃるでしょう。もし、色の選び方で安眠ができるとしたら、何色をお選びになるでしょう? ここでは、安眠のための布団カバー、シーツの色の選び方をお伝えします。

目次

安眠できる布団カバー、シーツの色選び

安眠を目的に、布団カバーやシーツの色を選びたい方は、寒色系の色をお選びになることをおすすめします。眠りにつきやすくなります。

寒色系をおすすめする理由は、眠りのしくみ、と、色が体に与える影響のつながりにあります。

ぐっすり眠れるしくみは、自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わり、周期的に副交感神経が優位になっている状態です。その、副交感神経を活発にする色が、寒色系とされています。

安眠のためには、副交感神経を活発にさせる色、寒色系を積極的にお選びいただくと、眠りにつきやすくなるのです。

安眠のためのカバーやシーツは、ブルー系がおすすめ

安眠のためのカバーやシーツは、ブルー系がおすすめ

寒色系の中でも、青色は、鎮静作用があります。安眠のためには、布団カバー、シーツ、ピロケースを、穏やかな青色系をお選びになることをおすすめします。ブルーは、寝具の色のバリエーションで、必ずといっていいほど、選択肢にありますので、とても選びやすい色です。

寒い季節にブルーのカバーは、冷たさを感じてしまう、とい方もおられるでしょう。その場合は、春夏には、明るめのさわやかさのあるブルー系、秋冬には、少しトーンのおとしたブルー系を選んでみてください。落ち着きのあるブルーは、さわやかなブルーより、暖かみを感じられます。

季節に合わせてブルーの色目やトーンを変えてみると、季節の温度変化にも対応しながら快適にお休みいただけます。

寝室のインテリアに合わせた色選び

心地よくお休みいただくために、カバーシーツを、寝室のインテリアの色に合わせていただくことも大切です。ブルー系のカバーシーツは安眠色ですが、寝室にブルー系が合わない場合は、無理せず寝室のインテリアに合うお色をお選びになってくださいませ。

とはいえ、奇抜な色や、濃い色、赤などのエネルギッシュな色は、避けるようにします。安眠の妨げになります。穏やかな淡い色のトーンで、寝室に合う色を選びましょう。

寝室のインテリアに合わせたナチュラル系も、安眠につながります。

寝室のインテリアに合わせたナチュラル系も、安眠につながります。

寝室は、色数を抑え、穏やかな色使いをしていただくと、安眠につながります。寝室は、床がベージュ系、壁はオフホワイトや明るいベージュというお宅が多いのではないでしょうか。そのようなお部屋に合わせるには、シーツカバーの色を、ホワイト、ナチュラル系、ベージュ系にすると、眠りやすくなります。寝室のカーテンの色は、淡いナチュラル系の色がおすすめです。心地よくお休みいただける睡眠環境となります。

ナチュラル系の色合いの寝室でも、安眠にこだわる場合は、ベッドのシーツだけ淡いブルーにしてみましょう。ベッドシーツは多くの部分が掛け布団カバーやベッドカバー(ベッドスプレッド)に覆われます。お部屋のインテリアの邪魔をせず、眠りの質を高めていただけます。

モノトーンの寝室や、ベッドフレーム、ベッドヘッドが黒の場合は、ベッドシーツやカバーは、ホワイトや、生成りがおすすめです。安眠を目的とする色選びでは、シーツカバーの黒はなるべく避けていただいたほうがよいでしょう。どうしても、ホワイト、生成りがお嫌いな場合は、黒ではなく、淡いグレイ系のほうが少し気持ちをゆるやかにさせます。ただ、グレイ系は、鎮静色ではありますが、不安感を呼ぶ色でもありますので、安眠を考えると積極的にはおすすめはいたしません。

布団カバー、シーツ、ピロケースの色の組み合わせ

モノトーンの寝室などでは、部屋の色の印象に影響の少ないピロケースでお好みの色を取り入れましょう。寝室のコーディネイトにあわせながら、安眠も大切にすることが可能です。目に入りやすい布団カバーをナチュラル系のホワイトや生成り色にして、ピロケースを淡いグレイにするといった具合です。

ピロケースは、いくつか色違いでそろえることをおすすめします。寝室のインテリアや、カバーシーツの色選びの幅が、ぐっと広がり、毎日の暮らしを楽しんでいただけます。

以上、安眠のためのカバーシーツの色の選び方をお伝えしました。

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ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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