Author Archives: 田中 宣子

About 田中 宣子

シーツjp店長。睡眠健康指導士(認定登録番号 第2638号)。 専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社にて、23年間、店舗にて、お客様の寝具のご相談、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにてベッド用寝具の販売、ご相談、ご提案に注力。 前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客様が快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。 たずさわるすべての方々とそのご家族が、毎日、ぐっすり気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、明るい未来づくりを楽しんでいただけるよう、仕事をしています。

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

パッド一体型ボックスシーツは、どのような使い方をすればよいですか? とお問い合わせを頂戴します。ベッドパッドやボックスシーツとの併用が必要なのか、などと、迷われることがあるようです。ここでは、パッド一体型ボックスシーツとは?、と、適した使い方をお伝えします。

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

目次

パッド一体型ボックスシーツとは

パッド一体型ボックスシーツとは、ボックスシーツの寝る部分、(ベッドの表面に当たる部分)に、薄くわたが入り、キルティングされ、パッド状になった、ベッドのマットレスにかぶせて使うシーツのことです。敷きパッドとボックスシーツが一体になったスタイル、をイメージしていただけるとよいでしょう。
 

パッド一体型ボックスシーツとは?

パッド一体型ボックスシーツとは?

 
パッド一体型ボックスシーツは、その上に、直接寝て使います。シーツを重ねて敷く必要はありません。

用途は、敷きパッドと同様で、暖かさを補ったり、汗の吸収を高めたりする目的で使います。

実際に販売されている商品は、冬用の暖かさを補うためのパッド一体型シーツが多くあります。あったかタイプの、ボア、パイル、マイクロファイバー、フリースなどの素材が使われています。

わたが薄く入ったパッド状になっていますので、ベッドパッドとボックスシーツが一体になっている、と思われがちですが、異なります。ベッドパッドは、その上に直接寝る寝具ではないからです。ベッドパッドは、その上に、シーツを必ず敷いて使う寝具だからです。

敷きパッドは、その上にシーツを敷かずに、直接寝て使う寝具です。

そのため、パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具、というわけです。

次の項目で、適した使い方をお伝えします。

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

ここでは、パッド一体型ボックスシーツの適した使い方をお伝えします。

パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具です。敷きパッドを使う用途と同じ目的で使います。

冬の寒さ対策で、暖かさを補ったり、夏の暑さ対策で、冷感や汗の吸湿を高めたりしたい方が使います。

パッド一体型ボックスシーツの敷き方

敷き方は、

  • ベッドのマットレス
  • その上に、ベッドパッド
  • その上から、パッド一体型ボックスシーツでくるみます

 

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

 

パッド一体型ボックスシーツのメリット

パッド一体型ボックスシーツのメリットは、次のとおりです。

  • パッド一体型ボックスシーツは、マットレスにかぶせるだけですので、2つの寝具を使わず、1つの寝具ですませられます
  • 敷きパッドを敷くと、横からゴムが見えてしまいますが、パッド一体型ボックスシーツを使うと、横から見ても、ゴムが見えず、スッキリときれいに見えます。

パッド一体型ボックスシーツのデメリット

パッド一体型ボックスシーツのデメリットは、洗濯がしにくいことになります。具体的には、次のとおりです。

  • 中にわたが入ったパッドタイプですので、洗濯後の、乾きに時間がかかります。
  • 敷きパッドより、容量が大きくなりますので、サイズ、洗濯機の容量によっては、家庭で洗濯が困難な場合があります。

夏場の商品より、冬向きの商品が多いのは、洗濯頻度が、夏より少なくてすむ、という点もあるのでしょう。

次の項目で、パッド一体型ボックスシーツの敷き方の疑問にお答えします。

「ベッドパッドと併用する必要はありますか?」

Q:「ベッドパッドと併用する必要はありますか?」

A: はい。パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具です。その下に、ベッドパッドをお敷きになってお使いになることをおすすめいたします。

敷きパッドは、寒さ対策、暑さ対策、汗対策、といった季節の変化に応じて、心地よく眠るために使われます。

一方、ベッドパッドを使う目的は、ベッドのマットレスの汚れを防止し長持ちさせること、コイルによる寝心地の悪さの改善です。

敷きパッドは、寝心地を改善し、ベッドのマットレスを長持ちする用途ではありません。厚みも、ベッドパッドより薄手の商品がほとんどです。

どうぞ、ベッドパッドを敷き、その上に、パッド一体型ボックスシーツをお使いくださいませ。

ベッドパッドと敷きパッドの違い

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

「ボックスシーツと併用する必要はありますか?」

Q:「ボックスシーツと併用する必要はありますか?」

A: いいえ、パッド一体型ボックスシーツを使った場合は、別途、ボックスシーツを敷く必要はありません。

パッド一体型ボックスシーツの上に、直接お休みくださいませ。

 

以上、
パッド一体型ボックスシーツとは? と、その使い方をお伝えしました。パッド一体型ボックスシーツは、寒い季節に特に喜ばれている商品です。寝具のお手入れの手間を少なくし、快適にお休みいただけますれば幸いです。

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田中宣子

ベッドのマットレス、床に直接置いて大丈夫? 問題と解決法

ベッドのマットレスを、直接床に置いて使いたい、というお声を頂戴します。すぐに横になれるベッドの手軽さと、低い家具で部屋を広く見せたい、というご希望をかなえる目的のようです。ここでは、ベッドのマットレスを、床に直接置いて使うと、どんな問題が生じるか、と、目的をかなえるための対処法を伝えします。

ベッドのマットレス、床に直接置いて使っても良いですか?

ベッドのマットレス、床に直接置いて使っても良いですか?

目次

  • ベッドのマットレス、床に直接置いて使っても良いですか?
  • ベッドのマットレスの下の床が湿気で傷む理由
  • ベッド本体(木枠)を使わずに、ベッドのマットレスだけを使うための解決方法
  • 最後にご留意いただきたいこと
  • ベッドのマットレス、床に直接置いて使っても良いですか?

    「ベッドのマットレス、床に直接置いて使っても良いですか?」

    結論から申しますと、ベッドのマットレスを、直接床に置いてお使いになることは、おすすめしません。

    理由は、ベッドのマットレスを置いた場所の、床や畳が、湿気によって、傷んでしまうからです。傷まないまでも、カビが生じたり、湿気によって、ダニなどが発生しやすくなったりするからです。

    もし、床が、木製のフローリングであれば、湿気によって、木が傷み、床の強度が弱くなってしまいます。強度が弱くなると、歩いたときに床がきしんでしまう、その部分の板がめくれあがる、などということが生じます。

    床が傷んでしまうと、傷んだ部分だけではなく、お部屋全体の床を、取り替えなくてはいけなくなってしまいます。大変な経費がかかることは、ご想像いただけるでしょう。

    上記が、ベッドのマットレスを直接床に置いてお使いになることをおすすめしない理由です。

    ベッドのマットレスの下の床が湿気で傷む理由

    ここで、マットレスの下が、湿気で傷んでしまう理由をお伝えします。

    理由は、ベッドのマットレスの構造、特性によります。

    コイルの入った、ベッドのマットレス

    コイルの入った、ベッドのマットレス

     

    ベッドのマットレス、特に、中にコイルの入っているマットレスは、湿気をマットレスの中に閉じ込めない構造になっています。ベッドのマットレスは、布団と異なり、干さずに、置いたままで使う前提で作られているからです。

    就寝中の汗などの湿気は、ベッドのマットレスの中にこもらない代わりに、マットレスの側面や底部に流れていきます。底部に流れた湿気は、ベッドのマットレスと床が接触しているため、マットレスの側生地と床に吸湿されます。

    マットレスの側生地と床に吸湿されている湿気は、ベッドのマットレスと床が接触しているため、放湿されません。床やマットレスの側生地は、湿ったままになり、乾燥されることがありません。結果、床を傷めたり、カビの原因になったり、ダニの発生の原因になったりするのです。

    「でも、ベッドの本体は、どうしても使いたくない。」

    という方もおられるかもしれません。

    次の項目で、ベッド本体(木枠)を使わずに、ベッドのマットレスを使うための解決策をお伝えします。

    ベッド本体(木枠)を使わずに、ベッドのマットレスだけを使うための解決方法

    ベッドの本体、とは、下の画像のようなベッドマットレスを置く木枠のことです。

    ベッド本体(木枠)

    ベッド本体(木枠)

     

    どうしても、ベッドの本体(木枠)を使いたくない、マットレスを床に置きたい、という方のための解決策です。

    ベッドのマットレスを、床の上に直接ではなく、すのこや、寝具用すのこマットの上に置いて使います。

    具体的な方法です。

    1. ベッドのマットレスを配置したい位置に、すのこや、寝具用すのこマットを敷きます。
    2. 寝具用すのこマットの上に、からっと寝などの布団用除湿シートを敷きます。
    3. その上に、ベッドのマットレスをのせます。
    4. すのこマットと、寝具用除湿シートで、床を湿気による傷みやカビから守ります。
    すのこマットの上にマットレスをのせる

    すのこマットの上にマットレスをのせる

     

    すのこマットを敷くことで、ベッドのマットレスと床が密着しなくなります。湿気の通気空間ができ、床やマットレスの側生地が、湿気を吸湿するのを防ぐ、ということになるのです。

    どうしても、ベッド本体(木枠)を使いたくない、床にマットレスを置きたい、という方は、上記の方法で対処するようにしましょう。

    ご留意いただきたいこと

    ベッドのマットレスは、本来、ベッド本体(木枠)の上にのせて使う仕様で作られています。床に置いて使う仕様ではありません。

    ここでお伝えした対処法、すのこマットや寝具用除湿シートを使っても、床の傷みを完璧に予防することはできません。すのこマットで作られる、床とマットレスの通気の空間は、数センチでしかないからです。

    ベッドのマットレスを、ベッド本体無しでお使いになることは、床を傷める、カビが発生する、可能性があることは、承知しておいてくださいませ。

    以上です。

    ご自身の好みの寝室インテリアを楽しみ、家を傷めることなく、心地よい眠りを楽しみ、元気な毎日を送っていただけますこと願っております。

布団がベッドから落ちる? 布団落ち防止カバーの簡単な作り方

「ベッドから布団が落ちてしまうのですが、布団が落ちないカバーはありますか?」と、お問い合わせを頂戴します。以前は、ズレ落ち防止機能のあるフットクロス付きの掛け布団カバーが製造販売されていましたが、現在は販売されていません。ここでは、お手持ちの掛け布団カバーを、布団が落ちないように、簡単に加工する方法をお伝えします。布団がベッドから落ちてお困りに方、お役立てください。

布団がベッドから落ちる? 布団落ち防止カバーの簡単な作り方

布団がベッドから落ちる? 布団落ち防止カバーの簡単な作り方

目次

  1. ズレ落ち防止に加工したい掛け布団カバーを準備する
  2. 布団ズレ落ち防止用の布を準備する
  3. 布団ズレ落ち防止用の布の縫製
  4. 布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける位置を確認
  5. 布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける
  6. 布団がベッドから落ちないフットクロス付き掛け布団カバーが完成

必要なもの

お手持ちの掛け布団カバーを、布団がベッドから落ちないように、改良するために必要なものは次の通りです。

  1. お手持ちの、掛け布団カバー
  2. 55x66cm 程度以上の布
  3. ミシン
  4. 縫い糸
  5. ハサミ
  6. マチ針

掛け布団カバーを布団が落ちないように加工する工程

ここからは、お手持ちの掛け布団カバーを、ベッドから落ちないように加工する方法をお伝えします。1から6までの工程で仕上げていただけます。

仕上がりのイメージを、先にお伝えしておきます。

ズレ落ち防止用布をかけ布団カバーに取り付けることで、布団がベッドから落ちないようにします。

ズレ落ち防止用布をかけ布団カバーに取り付けることで、布団がベッドから落ちないようにします

ズレ落ち防止用布をかけ布団カバーに取り付けることで、布団がベッドから落ちないようにします

 
ズレ落ち防止用布をかけ布団カバーに取り付けることで、布団がベッドから落ちないようにします

ズレ落ち防止用布をかけ布団カバーに取り付けることで、布団がベッドから落ちないようにします

1.ズレ落ち防止に加工したい掛け布団カバーを準備する

まず、掛け布団がベッドから落ちて困っている方の、掛け布団カバーを準備します。お子さまがお困りでしたら、お子さまの使っている、ジュニアサイズやベビーサイズの掛け布団カバーを準備します。

2.布団ズレ落ち防止用の布を準備する

次に、布団が落ちないようにするための、フットクロス(布団ズレ落ち防止機能の布)に使う布を準備します。ここでは、要尺をお伝えします。

布団ズレ落ち防止用の布を準備

布団ズレ落ち防止用の布を準備

 

布団がベッドから落ちないようにするために取り付ける布(フットクロス)に、最低必要な大きさは次のとおりです。

  • 巾 = 掛け布団カバーの巾の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度+ 縫いしろ 6cm

例えば、掛け布団のサイズが、シングルサイズでしたら、

  • 巾 = 50 + 6 = 56cm (掛け布団カバーの巾 150cm の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm)
  • 長さ = 60 + 6 = 66cm(60cm程度+ 縫いしろ 6cm)

の布を用意しましょう。

長さは、多少、前後しても構いません。お手持ちの布に、近いサイズがあれば、数センチ小さくても、ぜひ、活用なさってください。

布団が落ちないように、特にしっかり固定したい方

布団のズレ落ちが激しい方は、ズレ落ち防止の布の幅を広くします。

  • 巾 = ベッドのマットレスの巾 - 20cm + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度+ 縫いしろ 6cm

例えば、シングルベッドをお使いでしたら、

  • 巾 = 80 + 6 = 86cm (シングルベッドの巾 100-20 cm + 縫いしろ 6cm)
  • 長さ = 60 + 6 = 66cm(60cm程度+ 縫いしろ 6cm)

の布を準備します。

ベッドマットレスの厚みが20cm以上ある方

お使いのベッドのマットレスの厚みが、20cm 以上ある場合は、ズレ落ち防止の布の長さを長くします。

  • 巾 = 掛け布団カバーの巾の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度 + (ベッドのマットレスの厚み - 20cm) + 縫いしろ 6cm

例えば、30cmの厚みのベッドマットレスをお使いでしたら、

  • 巾 = 掛け布団カバーの巾の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度 + (30 - 20cm) + 縫いしろ 6cm = 76cm

の布を準備します。

薄型マットレスをお使いの方

お使いのベッドのマットレスの厚みが、10cm以下の薄型マットレスをお使いの方は、ズレ落ち防止の布の長さを短くしてもかまいません。

必要に応じて、長さを短くすると、取り扱いも楽になります。

  • 巾 = 掛け布団カバーの巾の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度 - (20cm - 薄型マットレスの厚み) + 縫いしろ 6cm

例えば、10cmの厚みのベッドマットレスをお使いでしたら、

  • 巾 = 掛け布団カバーの巾の1/3(3分の1) + 縫いしろ 6cm
  • 長さ = 60cm程度 - (20cm - 10cm) + 縫いしろ 6cm =56cm

という計算をします。もちろん、短くしなくても構いません。

3.布団ズレ落ち防止用の布の縫製

次に、ズレ落ち防止用の布(フットクロス)を縫製します。

布の両サイドを、約1.5cm の三つ折りで縫います。

布の両サイドを、約1.5cm の三つ折りで縫います

布の両サイドを、約1.5cm の三つ折りで縫います

次に、布の下の部分の一辺を、約1.5cmの三つ折りで縫います。

布の下の部分の一辺を、約1.5cmの三つ折りで縫います

布の下の部分の一辺を、約1.5cmの三つ折りで縫います

 

布の上の辺は、カバーに取り付けますので、三つ折りはしないで大丈夫です。

4.布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける位置を確認

次に、ズレ落ち防止用の布(フットクロス)を、掛け布団カバーに縫い付ける位置を確認します。仮止めをしましょう。

縫い付ける場所は、掛け布団カバーの内側の面、カバーの裾から、20cm程度の位置です。

布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける位置

布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける位置

 

掛け布団カバーの内側の巾の中心と、ズレ防止用の布の巾の中心をあわせて、左右対称になるようにしましょう。

注意点:布を縫い付ける際、掛け布団カバーの内側の面(片面)の布だけに縫い付けるようにします。くれぐれも、表面も一緒に縫ってしまわないように注意しましょう。

5.布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける

ズレ落ち防止用の布(フットクロス)は、強度を持たせるために、3度、ミシンで縫いします。

1.仮止めをした位置に、ミシンで縫い付けます。

布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける

布団ズレ落ち防止用の布を掛け布団カバーに縫い付ける

 

2.縫い付けたズレ落ち防止用の布を、折り返します。

縫い付けたズレ落ち防止用の布を、折り返します

縫い付けたズレ落ち防止用の布を、折り返します

 

3.1で縫い付けた布の上端、切り口が隠れるような位置を目安に、ズレ落ち防止用布を、カバーの内側面に、ミシンで縫い付けます。

切り口が隠れるような位置を目安に縫い付け

切り口が隠れるような位置を目安に縫い付け

 

4.ズレ落ち防止布が、カバーから取れてしまわないように、もう一本、ミシンで縫い付けます。縫い付ける位置は、画像の2の場所です。合計、3回、縫い付けられたことになります。

強度を高めるために更に縫い付け

強度を高めるために更に縫い付け

 

注意:縫い付ける際、くれぐれも、掛け布団カバーの表面の布を、一緒に縫ってしまわないように注意しましょう。

6.布団がベッドから落ちないフットクロス付き掛け布団カバーが完成・使い方

布団ズレ落ち防止用布(フットクロス)を取り付けた、掛け布団カバーが完成です。

布団ズレ落ち防止用布(フットクロス)を取り付けた、掛け布団カバーが完成

布団ズレ落ち防止用布(フットクロス)を取り付けた、掛け布団カバーが完成

 

フットクロス付きの掛け布団カバーの使い方です。

フットクロス付きカバーの使い方

フットクロス付きカバーの使い方

 
掛け布団カバーの内側に縫い付けた布を、ベッドのマットレスの下に入れ込みます。縫い付け位置が、ベッドマットレスの端になる位置まで、入れ込んでしまうと、自由が効きません。すこしゆるみをもたせて、布をマットレスの下に入れ込むようにしましょう。

掛け布団が、ベッドから落ちてしまう、という方は、寝ているときのよく動いたり、掛け布団を引っ張ったり、抱え込んだりする場合が多いです。フットクロスをマットレスの下に入れ込む際に、びっしりと入れ込んでしまうと、布団の動きに自由がなくなり、寝にくくなります。

フットクロスは、少しゆるめに、入れ込んで使うことをおすすめします。

以上、布団がベッドから落ちない掛け布団カバーの、作り方をお伝えしました。

布団がベッドから落ちて困っている方、困っているお子さんをお持ちの方、布をカバーに縫い付けるだけの、簡単な作業で、できてしまいます。お試しになってみてください。


(イラスト提供:Aya)

東京都西東京市 Y.M.様より

先程、シーツ間違いなく受け取りました。
シーツのたたみ方等、温かいお心遣いに、感激しております。
時節がら、ネットでのお買い物がとても増えているのですが、今まで利用した中で一番、ホスピタリティを感じました。
洗い替え等、また是非利用させていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。

この大変な時期が続いておりますが、
どうか健康にお過ごし下さいませ。

 


お求めいただきましたお品:
マチ40cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

寝室の冷房温度の好みが合わない!寝具でできる夏の冷えすぎ対策

冷房の設定温度の好みの違いから、冷房による冷えを我慢しながら眠っている、というお声を頂戴します。ご夫婦やご家族で寝室を共有されている方の、夏のお悩みのひとつでもあります。ここでは、安眠するための、寝具でできる冷房による冷え過ぎ対策をお伝えします。

寝室の冷房温度の好みが合わない!寝具でできる夏の冷えすぎ対策

寝室の冷房温度の好みが合わない!寝具でできる夏の冷えすぎ対策

目次

冷房による冷えすぎ対策で使いたい寝具

夏の冷房冷えすぎ対策の寝具は、冬用の暖か寝具をそのまま使うには、暑すぎてしまいます。布団に入ったときは、暑すぎず、夜中の冷房の冷えすぎからは体を守る、といった寝具がおすすめです。

対策は、次の寝具の素材の選び方で、解決をしていきます。

  1. シーツ、ボックスシーツ
  2. 掛け布団
  3. ブランケット類
  4. 掛け布団カバー

ここからは、夏の冷房冷え対策として、それぞれの寝具の素材の選び方をお伝えします。

1.冷え過ぎ対策のシーツ、ボックスシーツの素材

夏の冷房冷え過ぎ対策として、シーツは、

がおすすめです。

布団やベッドに入ったとき、タオル地やパイル素材なら、暑さを感じることはありません。一般的な綿のシーツのように、夜中、冷房の冷気が、ひんやりと感じることもありません。

冷房が寒すぎるとはいえ、夏に、冬のボア素材を使ってしまうと、布団やベッドに入ったとき、不快な暑さを感じてしまいます。

やさしく冷えから守るパイルのボックスシーツ

やさしく冷えから守るパイルのボックスシーツ

 
寝室の冷房の冷え対策には、不快さを感じることなく、体を適度に冷気から守る、タオル素材、パイル素材のシーツを、お試しになってみてください。シーツの素材を変えるだけで、夏の冷えのお悩みが軽減氏、心地よくお休みいただけることでしょう。

2.冷え過ぎ対策の掛け布団のタイプ

冷房の冷え対策として、掛け布団は、

  • ダウンケット

をおすすめします。

ダウンケットとは、羽毛布団の肌掛け布団のことです。羽毛は、温度と湿度の調整機能が高い素材です。冷房の冷えから、体を適度に保温してくれます。

ダウンケットは、別記事 に詳しく記載しておりますが、中の羽毛の割合と、容量、が、用途に合わせて、様々販売されています。

冷房の冷え対策でお使いになりたい場合は、ダウン率が高めで、中の容量が、0.4~0.5kg(シングルサイズの場合)のダウンケットをお選びになるのがよいでしょう。適度な保温性を期待していただけます。

冷房の冷えを、特に感じる方は、ダウンケットより、厚めの、羽毛の合掛け布団をお選びになるのがおすすめです。羽毛の合掛け布団は、中の容量が、0.6~0.8kg (シングルの場合)が目安です。冬用の羽毛布団の容量が、1.2~1.5kg (シングルの場合)です。合掛け布団は、冬用の羽毛布団の約半分の厚みとイメージすると、保温性がわかりやすいかと存じます。

羽毛は、外気の温度に合わせて、保温性の高さを調節する機能があります。保温機能は、羽毛の品質、量によって異なります。より、保温性が必要な方は、羽毛の品質の良いもので、合掛け布団を選ぶのが良いでしょう。

ご自身の冷えの感じ方に合わせて、ダウンケット、または、羽毛の合掛け布団をお選びになってみてください。寝室の冷房の冷気から、お体を守って、安眠していただきやすくなります。

3.プラスして使いたいブランケット類

ダウンケットを使っても、まだ、冷える、という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、ダウンケットに、次でご紹介するブランケット類を併用することをおすすめします。

上記のブランケットは、素材が綿やシルク、竹繊維などです。夏に使っていただいても、毛布とは異なり、暑さによる不快さを感じることがありません。適度な保温性で体が冷えすぎることを防いでくれます。ダウンケットと併用することで、ご自身にとって必要な保温性を調節していただけます。

4.冷え過ぎ対策の掛け布団カバーの素材

冷房の冷え対策で、掛け布団カバーの素材を変えてみることもおすすめします。おすすめは

です。
 

生地が冷たくなりにくく、ふんわりとしたやさしいぬくもりを感じやすい綿ローンのカバー

生地が冷たくなりにくく、ふんわりとしたやさしいぬくもりを感じやすい綿ローンのカバー

ガーゼや綿ローンの掛け布団カバーの生地は、一般的な平織り生地より、ふんわりと、ゆるく織られています。ゆるく織られた生地は、生地の織り目に空気を含み、密に織られた生地よりも、熱伝導率が低くなります(瀬尾,米田,丹羽, 1985)。そのため、生地が冷たくなりにくく、ふんわりとしたやさしいぬくもりを感じやすくなります。

少しでも冷気を感じたくない、という方は、ダウンケットの掛け布団カバーを、ガーゼや綿ローンの素材に、変えてみることをおすすめいたします。

ガーゼや綿ローンの掛け布団カバーの良いところは、中に掛け布団を入れずにお使いいただくと、軽量のガーゼケットにもなるという点です。インテリア的に、掛け布団カバーを変えたくない、という方は、ガーゼや綿ローンの掛け布団カバーに、布団を入れずに、ガーゼケットとして、体と掛け布団の間にお使いになってみてください。ふんわりとした、やさしい保温性を楽しんでいただけます。

二人で1台のベッドでお休みの方の場合

ここでは、お二人で1台のベッドを使い、冷房の設定温度の好みが合わなず、お一人が冷えを感じながらお休みになっている場合の対処法をお伝えします。

冷風の向きや、ベッドの位置を調整する、などの対処法もあろうかと存じますが、ここでは、寝具でできる対処法に限ってお伝えしています。

お二人用のベッドの場合は、まずは、掛け寝具で対処をするようにします。お二人、それぞれが、好みの掛け寝具を選びます。

冷房の設定温度の低めが好みの方は、暑さ対策が必要でしょう。

  • タオルケットや冷感素材の掛け寝具を選びます。

冷房による冷えを感じながら眠ってらっしゃる方は、

  • 0.4~0.5kg入程度のダウンケット
  • 羽毛の合掛け布団
  • ダウンケット + 綿毛布
  • ダウンケット + インナーケット
  • ダウンケット + タオルケット
  • ダウンケット + ガーゼケット
  • など

から、ご自身の必要な保温性に合わせて、お選びます。

敷き寝具の調整

掛け寝具での温度調整だけでは、まだ、冷えすぎる場合は、敷きパッドで調整します。

お二人用のベッドでは、シーツの素材を変えて、保温性を確保する、といったことができにくくなります。お一方は、冷却を好み、もうお一方は、保温が必要となるからです。

敷きパッドでの保温対策を、補助的にする、とお伝えしているのは、サイズの問題があるからです。シングルの敷きパッドをご自分の寝る部分だけに敷いて、使用することになります。お二人用のベッドでご利用する場合は、ご自身の寝る幅に合わせて、折るか、サイドに垂れさせるかをして、使う必要があります。

どうしても、見た目、使いづらさ、の不便さが多少なりとも生じてしまいます。

お二人用のベッドをお使いで、寝室の冷房が冷えすぎると感じる方は、掛け寝具でできる限り調整する、というのが、スマートな方法です。

以上、

寝室の夏の冷房の設定温度の好みが合わず、冷房の冷え対策が必要な方に、寝具でできる対策をお伝えしました。冷房の好みを合わせる、風の向き、ベッドの位置、など対策があろうかと思います。寝具でできること、と、その他の対策を併せて、冷房の冷えからお体を守って、安眠をしていただけますれば、幸いでございます。
 
 
 
文献

瀬尾 順子, 米田 守宏, 丹羽 雅子,被服材料の熱伝導特性に関する基礎的研究 (第1報)布の有効熱伝導率の測定,家政学雑誌,Vol36, No.4, PP.241-250, 1985.

山梨県甲府市 S.K.様より

初めて利用させていただきましたが、シーツの完成も楽しみですが、対応が丁寧なこと、まわりで寝具など探している人がいたらシーツjp様を薦めたいと思いました。

度重なるご丁寧なご連絡ありがとうございます😊

昨日荷物が届き、早速マットに合わせてみましたが素材も良く、気持ちよく眠れました。サイズも良かったです。
ベッド2つが、カバーにより1つにすっきり見えて満足しております。

 


お求めいただきましたお品:
サイズオーダー シンカーパイル織りボックスシーツ

東京都杉並区 F.J.様より

本日、シーツを確かに受領いたしました。
この度は大変ご丁寧な対応をしていただき、ありがとうございました。
長く使っていた同じシーツがもう随分と傷んでいていたので買い替えたいと思ってい
たのですが、
どこにでも売っているタイプではなく、またこのご時世、店舗巡りもできず、
貴店に出会うことができてありがたかったです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 


お求めいただきましたお品:
マチ40cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

千葉県鴨川市 I.M.様より

ピンクは、落ち着いて、上品な色で、ナチュラルも、とても、良い お色で、大正解です。
このシーツは、年間通して 使っています。
乾燥肌の私は、どうも ボアシーツのようなものは、苦手で、ベットパットの上に、羊毛毛布を敷き、シーツを被せます。肌触りがよく、快適です。
次回は、もう少し早く、注文します。

 


お求めいただきましたお品:
マチ30cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

千葉県鴨川市 I.M.様より

前回、テラコッタとイエローを、購入。いつ購入したか忘れるほど、長く使わせてい頂きました。社名も忘れてしまい、ようやく、たどり着けました。 
シーツ中央部分以外は、布地も、しっかりしており、肌触りもいいので、マスクを作ろうと思っています。本当に、いいお品に、出会えたと思っています。 有り難うございました。

 


お求めいただきましたお品:
マチ30cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

パーケールシーツとは、どんなシーツですか?

「パーケールシーツって、どんなシーツですか?」と、お問い合わせを頂戴します。シーツの種類なのか、素材なのか、全く想像がつかない方が多くいらっしゃいます。ここでは、パーケールシーツとはどんなシーツか、他のシーツとどう違うのか、どのような方におすすめのシーツか、と、お手入れ方法をお伝えします。

パーケールシーツとは、どんなシーツですか?

パーケールシーツとは、どんなシーツですか?

目次

パーケールシーツとは

パーケールシーツとは、平織りと呼ばれる、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を1本ずつ交差させる織り方で、綿密に織られたシーツの呼び名です。パーケール生地のシーツは、肌触りがなめらかで、通気性がよく、サラッとし、しわになりにくい特徴があります。上質なシーツと分類されています。パーケルシーツ、percale sheets と表されることもあります。

パーケールシーツは、糸目が細かく、綿密に織られていることで知られています。生地の織り密度、1インチ四方の布に使われる糸の本数が、縦横あわせて、180から200程度以上とされています(U.S. Government Printing Office, 1982)。織り密度の数値は、スレッドカウント、180から200程度以上とも表されます。

パーケールシーツの織り方、平織りとは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を1本ずつ交差して織られた織り方です。生地の表面の凹凸は、均一で、サラッとしています。

パーケールシーツの平織りとは

パーケールシーツの平織りとは

パーケールシーツの素材は、綿100%が主流です。ただ、綿に限定されているわけではありません。ポリエステルや、その他の繊維素材、綿と他の繊維との混紡が使われる場合もあります。

一般的に、パーケールシーツという表現は、上質のシーツやカバーの説明文に使われています。織り密度の本数は、規定がありますが、素材や品質に、規定された水準があるわけではありません。商品をお選びになる際は、使われている素材、価格、品質を吟味して選ぶようにしましょう。

日本では、まだ、パーケールシーツという名称は多く使われていません。平織りで、織り密度が180本や200本程度以上のシーツであれば、パーケールシーツと同じ特徴とみなしてもよいでしょう。シーツをお選びになる際、他のシーツと比較したくてもパーケールシーツという名称が見つからない場合、織り方が平織りか、織り密度の数値は何本か、の数値を確認してみるのがよいでしょう。

パーケールシーツの特徴

パーケールシーツの特徴は、次の通りです。

  1. 肌に優しい風合い
  2. 通気性がよい
  3. サラッとした肌触り
  4. ベタつきがない
  5. 耐久性がある
  6. 毛羽が出にくい
  7. 生地の光沢や艶はない

上記の特徴は、パーケールシーツの織り方、平織りの生地の特徴でもあります。

それぞれの特徴の表れ方は、パーケールシーツに使われている素材の種類や品質、織り密度、糸の太さによって異なってきます。

例えば、パーケールシーツに使われる素材が、綿の中でも最上質のエジプト綿の 超長綿の場合と、標準的な綿である場合では、肌触りの良さは、格段に異なってきます。

パーケールシーツの品質が、素材や織り密度などによって異なると同様、価格帯も、手頃な価格から、高価格の商品まで幅があります。

パーケールシーツの商品をお選びになる際は、シーツの素材、織り密度、価格、糸の太さなど、総合的に判断して、あなたの要望を満たすシーツであるかを確認するのが大切です。

パーケールシーツとサテン織りシーツとの違い

「パーケールシーツとサテン織りシーツとは、どう違いがありますか?」と、お問い合わせをいただきます。

パーケールシーツとサテン織りシーツの大きな違いは、

  1. 生地の織り方
  2. 生地の光沢
  3. 生地の滑らかさ

があげられます。

1.生地の織り方

パーケールシーツとサテン織りシーツの一番の違いは、織り方です。

パーケールシーツは、平織りとよばれる、緯糸(よこいと)と経糸(たていと)を、1本ずつ交差させて織られています。生地の表面の凹凸が均一です。

肌触りは、さらっとします。

パーケールシーツの平織りとは

パーケールシーツの平織りとは

サテン織りシーツは、サテン織り、朱子織りとよばれ、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を5本以上使い、緯糸(よこいと)が、生地の表面になるべく出ないような糸の絡ませ方で織られています。生地の表面に凹凸が少なくなり、なめらかで、光沢なる生地となります。

肌触りは、なめらかです。

サテン織りとは

サテン織りとは

2.生地の光沢

パーケールシーツとサテン織りシーツの、もう一つの違いが、生地の表面の光沢です。

パーケールシーツは、平織りのため、光沢はあまりありません。

サテン織りシーツは、生地の表面に凹凸がない、サテン織り(朱子織)のため、生地に光沢やつやがあります。

素朴な綿の風合いを楽しみたい方は、パーケールシーツをお選びになるのが良いでしょう。

つややかで、高級感のあるシーツをお好みの方は、サテン織りシーツをお選びになるのが良いでしょう。

3.生地の滑らかさ

パーケールシーツも、サテン織りシーツも、シーツの中では、肌触りに滑らかさがあります。

パーケールシーツと、サテン織りシーツを比較すると、サテン織りシーツの方が、より滑らかさを楽しんでいただけます。

理由は、サテン織りシーツは、緯糸(よこいと)が、生地の表面に出る頻度が少ない折形のため、生地の表面に凹凸が生じないためです。

シーツをお選びになる際、生地の滑らかさ、肌に負担がなるべくかからない、という点を重視する方は、サテン織りシーツがおすすめです。

パーケールシーツのお手入れ方法

パーケールシーツのお手入れ方法は、ご自宅で、洗濯機で洗っていただける商品がほとんどです。定期的に、洗濯をして、清潔にお使いください。

素材にシルクが使われている場合、ご自宅で洗濯できない場合もあります。

タンブラ乾燥の使用の可否は、商品によって異なります。商品の洗濯表示を確認するようにしましょう。

パーケールシーツはどのような方におすすめか

最後に、パーケールシーツは、どのような方におすすめか、をお伝えします。

パーケールシーツは、

  • サラッとした肌触りがお好みの方
  • 肌に優しい生地のシーツをお探しの方
  • 通気性の良いシーツをお好みの方
  • 綿の爽やかな風合いを楽しみたい方

などにおすすめです。

繰り返しになりますが、この記事でお伝えした特徴は、実際の商品の品質によって、差が生じます。商品をお選びになる際は、パーケールシーツ、という、名称だけでなく、使われている素材の種類や品質、価格帯、織り密度(スレッドカウント)などを確認することをおすすめします。

お好みのシーツで眠ると、リラックス度や目覚めの爽やかさがレベルアップします。どうぞ吟味をされて、ご満足のいくシーツで、心地よい眠りをお楽しみくださいませ。

 
 
 
文献

USITC Publication, 第 841 号, U.S. Government Printing Office, 1982.

マットレス選び、情報だけで判断しきれない場合にできること

低反発や高反発、凹凸タイプのマットレス、どれが、自分に合っているのか迷ってしまう、というお声を頂戴します。コマーシャルやインターネット情報だけでは判断しきれない、という方も多いようです。ここでは、ご自分に適したマットレスはどれか、を、最終的に判断する方法をお伝えします。

マットレス選び、情報だけで判断しきれない場合にできること

マットレス選び、情報だけで判断しきれない場合にできること

目次

マットレス選び、情報だけでは判断できない場合にできること

質の良い睡眠をとりたい、睡眠中の体の痛みや不具合をどうにか改善したい、などの目的で、マットレスをご検討される方が多くいらっしゃいます。

ただ、どのマットレスが、自分にベストなのか、コマーシャルやインターネット情報だけでは判断しきれない方もいらっしゃるようです。

どのマットレスが適しているのか、を最終的に判断する、おすすめの方法は、次の通りです。

  1. 店舗、ショールームで実際に寝て試してみること
  2. 店舗やショールームに行けない場合、シートクッションタイプで試してみること

それぞれについて、順にお伝えしていきます。

1.店舗、ショールームで実際に寝て試してみること

気になるマットレスが、自分に合うかどうかを確認する場合、一番におすすめする方法は、取扱の店舗やショールームで、実際に横になって試してみることです。

どんな店舗に行けばよいのか、近くにあるのか、実際にどう試すのが良いのか、などの詳細は、別記事、「店舗でマットレスを買う前に、確認しておくチェックポイント」に書いております。

上記の記事をご覧いただくと、

  • 店舗やショールームで、どのような点に注意して試すと、自分に適したマットを選べるのか
  • どこに行けば、メーカーの違うマットレスを一度に試せるのか
  • 特典はあるのか
  • など

を、確認いただけます。

店舗やショールームで最終決断をされたい方は、どうぞご一読くださいませ。

2.店舗やショールームに行けない場合の対処法

店舗やショールームが近くにない、時間が取れない、衛生的な観点から試したくない、という方も、いらっしゃるでしょう。

そういう方には、

  • 気になるマットレスの、シートクッションタイプ、を試す

事をおすすめいたします。

理由は、

  • 椅子のクッションで試すことで、長時間、体重がかかった時の、体感を確認できる

からです。

長時間、椅子に座っているときのお尻の感覚、体への負担は、寝ているときの背面の感覚と、ほぼ同じです。

椅子のシートクッションで試すことで、同タイプのマットレスの

  • 固さの好み
  • 沈み込み方の好み
  • 通気性の好み
  • 涼しさ、暑さ、蒸れ感
  • 圧迫感
  • など

を体感していただけます。

気になるマットレスのシートクッションタイプを試すことで、ご自身に適しているか、の判断しやすくなる、という流れです。

マットレスがご自身に適しているかどうかを、シートクッションタイプで試す利点は、上記以外にもあります。

  1. 金額:マットレスだと数万円、シートクッションだと数千円の金額で、同じ素材の商品を実際に確認できる
  2. 無駄になりにくい:万が一、クッションがご自身に合わない場合も、活用の方法を探しやすい

実際に、どのようなシートクッションがあるのか、見ていきましょう。

マットレスのシートクッションタイプの例

マットレスは、大きく分けると、次の3つのタイプに分けられます。

  • 低反発マットレス
  • 高反発マットレス
  • 凹凸タイプのマットレス

それぞれのタイプの主要商品から、同素材のシートクッションタイプが製造、販売されています。

具体的な商品名は、次の通りです。

上記のマットレスの代表的な商品は、いずれも、睡眠の質を高めるために作られており、安心しておすすめができる商品です。

ただ、それぞれのタイプで、寝た時の、感覚が異なります。

シートクッションで試すことで、実際の感覚が、本当に自分に適しているのか、を判断しやすくなります。マットレス選びに迷われたら、是非、お為にしになってみて下さい。
 

低反発マットレスと高反発マットレスは、どう違いますか?

以上、
マットレス選びが、情報だけでは判断できない場合、最終的に判断する方法、をお伝えしました。

マットレスで、睡眠の質は変わります。ご自身に適したマットレスで、快眠をお楽しみいただけますれば幸いです。

掛け布団カバーのサイズの直し方。幅をリサイズして有効活用

「ダブルサイズの掛け布団カバー、シングルに直せますか?」と、お問い合わせを頂戴します。掛け布団のサイズが変わり、使わなくなったダブルサイズの布団カバーのサイズを直しをしたい、というご希望です。ここでは、ミシンを使ってできる、掛け布団カバーの幅のサイズの直し方をお伝えします。

掛け布団カバーのサイズの直し方。幅をせまくしたい方に

掛け布団カバーのサイズの直し方。幅をせまくしたい方に

目次

  1. サイズを直したい掛け布団カバーを準備する
  2. 掛け布団カバーを裏返す
  3. 裏面に、ずれ防止用のヒモがあることを確認
  4. 掛け布団カバーの幅を裁断
  5. 切り口にジグザグミシンをかける
  6. ズレ防止用のヒモをほどいて取り外し、つけ直す
  7. 掛け布団カバーのサイドを縫う。ヒモの縫い付け
  8. 幅をせまく直した掛け布団カバーの完成

必要なもの

掛け布団カバーの幅のサイズの直しに必要なものは次の通りです。

  1. サイズを直したい、掛け布団カバー
  2. ミシン
  3. 縫い糸
  4. ハサミ
  5. マチ針

掛け布団カバーの幅のサイズの直し方の工程

ここからは、掛け布団カバーの巾のサイズの直し方をお伝えします。1から8までの工程があります。

1.サイズを直したい掛け布団カバーを準備する

まずは、サイズを直したい掛け布団カバーを準備します。

1.サイズを直したい掛け布団カバーを準備します

1.サイズを直したい掛け布団カバーを準備します

2.掛け布団カバーを裏返す

掛け布団カバーを裏返します。

2.掛け布団カバーを裏返す

2. 掛け布団カバーを裏返す

3.裏面に、ずれ防止用のヒモがあることを確認

掛け布団カバーの裏面の角、中央などに、ズレ防止用のヒモがあることを確認します。ヒモは、スナップボタンのテープタイプや結ぶタイプがあります。

ズレ防止のヒモ(ボタンテープタイプや結ぶタイプ)は、サイズを直した後に、そのまま再利用します。切り落としたりしないように注意しましょう。

3.裏面に、ずれ防止用のヒモがあることを確認

3.裏面に、ずれ防止用のヒモがあることを確認

4.掛け布団カバーの幅を裁断

掛け布団の幅を裁断する工程です。

裁断する幅は、カバーのファスナーのある側から測り、

  • 新しく作りたい掛け布団カバーの幅 + 3㎝

の位置です。

掛け布団カバーのファスナーのある側は、いじりません。ファスナーをそのまま使うためです。

4.掛け布団カバーの幅を裁断

4.掛け布団カバーの幅を裁断

5.切り口にジグザグミシンをかける

裁断した切り口に、ジグザグミシンをかけます。ほつれ防止です。

5.切り口にジグザグミシンをかける

5.切り口にジグザグミシンをかける

6.ズレ防止用のヒモをほどいて取り外し、つけ直す

1.サイドに取り付けられているヒモ

裁断して切り離したサイドに取り付けられている、ズレ防止用のヒモ、(ボタンテープタイプ、または、結ぶタイプ)を取り外します。

再利用しますので、丁寧に取り外して、とっておきます。

2.掛け布団カバーの上下に取り付けられているヒモ

掛け布団カバーの上と下に取り付けられているヒモを取り外します。

カバーに取り付けられているヒモの位置は、

足元側(下)は中央の1か所
首元側(上)は、中央の1か所、もしくは、2か所に

あります。再利用しますので、取り外して、とっておきます。

6.ズレ防止用のヒモをほどいて取り外し、つけ直す

6.ズレ防止用のヒモをほどいて取り外し、つけ直す

3.ズレ防止のヒモを、つけ直します

  1. サイド角2か所と、サイドの中央1か所、合計3カ所を、つけ直すために、仮留めをしておきます。
  2. 足元(下)
    足元(下)側は、裁断して狭くなった幅の中央に、つけ直します。
  3. 首元(上)
    首元(上)側は、中央、または、2か所、お使いの掛け布団についている、ループの位置に合わせて、つけ直します。

7.掛け布団カバーのサイドを縫う。ヒモの縫い付け

掛け布団カバーの、サイドを縫い合わせます。仮留めしたヒモも一緒に縫い付けます。

ヒモの部分だけ、もう一本、ミシンで縫って、補強しておきましょう。

7.掛け布団カバーのサイドを縫う。ヒモの縫い付け

7.掛け布団カバーのサイドを縫う。ヒモの縫い付け

8.幅をせまく直した掛け布団カバーの完成

幅をせまくした、掛け布団カバーの完成です。

8.幅をせまく直した掛け布団カバーの完成

8.幅をせまく直した掛け布団カバーの完成

例えば、

  • クイーンサイズの掛け布団カバーを、ダブルサイズに、セミダブルサイズ、シングルに
  • ダブルサイズの掛け布団カバーを、セミダブルサイズに、シングルサイズに

など、幅をせまく、作り直しをしたい方、是非、お試しになってみてください。

ミシンは縦に縫うだけです。ご自宅で、簡単にしていただけます。

お手持ちの掛け布団カバーを、大事に、再利用していただければ幸いです。


(イラスト提供:Aya)