Monthly Archives: 9月 2018

シングルベッド2つ並べて快適に使う方法。サイズや利便性の疑問を解決

シングルベッド2つ並べて1台にして快適に使う方法。疑問を解決

シングルベッド2つ並べて1台にして快適に使う方法。疑問を解決

「シングル2台を並べて大きい1台のベッドとして使うのと、ダブルベッドを1台と、どちらが快適かしら?」二人用のベッドのサイズ選びで、迷われる方、多いようです。ここでは、シングルベッドを2つ並べて、1台の大きいベッドとして快適に使う方法を、疑問や不安にお答えしながら、お伝えします。

目次

疑問1.「シングル2つを並べるのと、ダブルやクイーンサイズのベッドにするのと、どちらが便利でしょうか?」

Q: 「二人で使うベッドの購入を考えています。シングル2つを並べるのと、ダブルやクイーンサイズのベッドにするのと、どちらが便利でしょうか?」

A: どちらが便利かは、寝室の広さや、ご予算、生活パターンなどによって、異なります。

次の5つのポイントを比較することで、あなたにとってどちらが便利かを判断するのが良いでしょう。

5つの比較項目は、次のとおりです。

二人用のベッドのサイズを選ぶための比較項目5つ

  1. ベッドの大きさを比較:
    シングル2つ VS 他のベッドサイズ
  2. ベッド周りのスペースを比較
    寝室の使いやすさを判定
  3. ライフサイクルの変化で比較
    生活の変化を推測
  4. ベッドの価格を比較
    シングル2台 VS 大きいベッド1台
  5. 寝心地を比較
    シングル2台 VS 大きいベッド1台
  6. 比較のまとめの表

ここからは、項目ごとの詳細をお伝えしていきます。

1.ベッドの大きさを比較:
シングル2つ VS 他のベッドサイズ

ベッドの大きさは、シングルベッド2台を並べた方が、二人用ベッドのどんなサイズよりも、大きいです。例えば、二人用のベッドの、キングサイズやクイーンサイズよりも、シングルベッド2台を並べた方が、大きくなります。

シングル2つを並べたほうが、お一人が眠れる幅も、広くなり、ゆったりお休みいただけます。

ベッドの大きさや、ゆったり眠れる広さ、で選びたい方は、シングル2つ並べて1台のベッドで使う方が、適しているといえるでしょう。

下の画像で、ベッドの大きさを比較していただけます。また、お一人あたりのゆったり具合もご確認いただけます。

シングル2つ並べた場合の巾とゆったり度

シングル2台並べると二人用ベッドサイズより大きい

シングル2台並べると二人用ベッドサイズより大きい

二人用ベッドの巾とゆったり度

シングル2つ並べるとキングサイズより一人のスペースがゆったり

シングル2つ並べるとキングサイズより一人のスペースがゆったり

二人用のベッドと、シングル2台のベッドの大きさの違いを、下記の「ベッドの大きさとゆったり度の表」でご確認してみてください。

ベッドの大きさとゆったり度の表
(ベッドの大きい順)

ベッドのサイズ名ベッド本体の寸法 (cm)1人当たりの巾 (cm)
シングルとセミダブル
の2台
220×200110
シングル2台(ワイドキング)200×200100
キング180×20090
ワイドクイーン170×20085
クイーン160×20080
ワイドダブル150~155×20075
ダブル140×20070

ご注意点:ベッドは、木枠のデザインによって、実際の寸法は異なります。
上記表の数値は、最小の場合を目安に、寸法を記載しています。
寝室のスペースを計算する際は、上記のサイズ寸法に、10~15cm 程度加えて、お見積りください。

2.ベッド周りのスペースを比較:
寝室の使いやすさ

ベッドを2台並べる場合、寝室のスペースに問題がないか、をチェックしましょう。シングル2台置いた場合、と、二人用ベッドを置いた際の、空きスペースを確認します。空きスペースによって、寝室の使いやすさが異なります。

ベッドを2台並べて設置した場合、歩くスペース、シーツを取り替えるスペース、その他の家具を置くスペース、などに支障がないかなどをチェックしてみましょう。

寝室の広さは、シングル2台を並べる場合、6畳あれば、設置することは可能です。

寝室のスペースをチェックする場合、目安になるのが、ベッド周りの必要スペースです。

ベッド周りの必要スペースの、確認方法は、次の通りです。

設置したいベッドの大きさ、に、下記のベッド回りの必要スペース、を加えた合計スペースが、部屋の大きさに収まるかをチェックします。

ベッド回りの必要スペース

  • ベッドの横側の通路のスペース 60~65cm
  • ベッドの足もと側のスペース 50~55cm
  • 壁際にベッドを置く際の、壁とベッドのスペース 10cm程度
ベッド回りの必要スペース

ベッド回りの必要スペース

ベッド2台を置く場合と、二人用のベッド1台を置く場合とでは、どちらの方が、寝室の広さに適していましたでしょうか?

次の点を、チェックしてみてください。どのサイズが、あなたに合っているか、選びやすくなります。

  1. 通路のスペースは、十分確保できそうですか?
  2. シーツの取り換えや、お掃除をするとき、寝室の空きスペースは、どちらの方が、作業がしやすそうですか?
  3. クローゼットの扉が、きちんと開閉できるスペースを確保できましたか?
  4. 毎晩、毎朝の、ベッドの出入りを想像したとき、そのスペースで快適に過ごせそうですか?

3.ライフサイクルの変化で比較:
生活の変化を推測

ここからは、ライフサイクルの変化によって、どちらを選ぶか、を比較します。ライフスタイルの変化とは、お子さまが増える、仕事の時間の関係で就寝や起床時間が異なる、ご夫婦で寝室を別にしたい、などです。変化に伴い、眠り方、寝室のあり方が、変わっていく場合を比較します。

長い目でライフスタイルを考慮した場合、ダブルやクイーンサイズなどの二人用ベッドより、シングル2台を最初に用意したほうが、変化に対応しやすく、使い勝手の幅は広がります。

例えば、シングル2台を用意しておくと、最初は、2台をぴったりくっつけて、大きい1台のベッドで、お二人で休むこともできます。その後、お好きなタイミングで、シングルベッドを単体で、お使いいただけます。

ダブルサイズやクイーンサイズのお二人用のベッドですと、そうはいきません。別々に眠ることになった場合、後から、1台を、購入するようになります。

ベッドマットレスの耐久年数は、数年から10年程度ですが、ベッド本体、木枠は、家具と同じように、ずっと長くお使いいただけます。

ご自身やご家族の、ライフサイクルを、長い目で見ていただき、お二人用ベッドか、シングルベッド2台かをお選びください。

4.ベッドの価格を比較:
シングル2台 VS 大きいベッド1台

次は、ベッドの価格についての比較です。同じランクのベッドで比べると、二人用のベッドのクイーンサイズより、シングル2台を購入したほうが、価格は、高くなります。

例えば、シモンズ社のシンプルなデザインで、2台ぴったり並べられるベッド、 メゾンフィーノというタイプで比べてみましょう。

シングルのフレーム価格が、85,000円プラス税、クイーンサイズのフレーム価格は、125,000円プラス税、です。これに、それぞれ、マットレス価格を加えて、1台のベッドの価格になります。

例えば、上記ベッドフレームに、シモンズ社のゴールデンバリューというマットレスをのせると、

  • シングル2台 85,000円+マットレス価格 155,000円 x2台 = 480,000円 (税抜き価格)
  • クイーン1台 125,000円+マットレス価格 205,000円  x1台 = 330,000円 (税抜き価格)

になります。シングル2台のほうが、クイーンサイズ1台より、約 1.5倍程度、高い金額になります。(注:ベッドの価格は、2018年9月時のメーカーカタログを参照)

ベッドは、長年使えるものです。先程のライフサイクルの項目でもお伝えしましたが、購入時の金額とともに、その後、ベッドを増やす可能性、ベッドを移動して使う可能性、などを考慮して、サイズを選びましょう。

お二人用のベッド、クイーンサイズを選び、購入した際、場合によっては、後に、1台、買い足す可能性もあるかもしれません。もちろん、無いかもしれません。ライフスタイルの変化に応じて、ベッドに支払う金額が変わってくる、という点を予測することをおすすめします。

5.寝心地:
シングル2台 VS 大きいベッド1台

ここでは、寝心地を比較します。シングル2台を並べて使う場合の、メリットの一つは、お一人ずつが、好みの寝心地を選べることです。

例えば、お一人は、固めのベッドマットレス、もう一人は、普通の固さのベッドマットレスを選ぶことも可能です。

掛け布団の好みも、お二人が、シングルの掛け布団をそれぞれ使う場合、お好きなタイプの掛け布団を選ぶことも可能です。

お二人用のベッド、ダブルやクイーンサイズは、ほとんどの場合、マットレスの固さを、一つのタイプに決定する必要があります。(例外:マットレスによっては、1台のマットを、6分割して、硬さをそれぞれ選べるマットレスも販売されています。)

掛布団も、ダブルやクイーンサイズのベッドでは、ダブルサイズかクイーンサイズの掛け布団1枚を、お二人で使うことになります。暑さや寒さの感じ方が異なる場合は、どちらか一方が、快適さが低くなることも考えられます。

寝心地重視で選択するのであれば、お二人が、自由にご自分の寝心地を選べる、シングル2台のほうが、使いやすいといえるでしょう。

6.比較をまとめた表

上記でお伝えしたことを、表にまとめてお伝えします。

二人用ベッド1台使う場合と、シングル2台を並べる場合との比較

比較項目お答え期待できること
ベッドの大きさシングル2台のほうが大きい‐200×200を置ける寝室のスペースの確保が必要
‐ゆったり眠れる
ライフサイクルの変化シングル2台は、いつでも単体としての利用も可能‐家族が増えたり、寝室を分けたりするなどしても、ベッドをそのまま活用できる
ベッドの価格シングルベッド2台のほうが、高価‐購入時に支払う金額と、長い目で見た、買い替え、買い足しがあることを考慮に入れて選ぶ
寝心地シングルベッド2台は、好みの寝心地で睡眠できる‐マットレスの硬さ、掛け布団の好みを選べるので、それぞれが心地よい眠りを楽しめる

「ダブルやクイーンサイズのベッドを購入する場合と比べて、シングル2台を並べて使うのと、どちらが便利でしょうか?」と、迷われている場合、上記にあげた、項目を見ながら、ベストなサイズを選びましょう。

疑問2.「マットレス2台、ずれませんか?」

「シングルを2台並べて、1台として使う場合、マットレスがずれたりしませんか?」と、ご不安を感じる方もいらっしゃいます。

2台のベッドの中央に生じるずれ

2台のベッドの中央に生じるずれ

シングルベッドを2台並べて、ずれずに、使う方法があります。

並べるだけでは、それぞれのマットレスが、多少ずれることもあります。下記、ご紹介する対処をすると、ずれを防止することが可能です。

ここでは、ずれを防止する方法を、お伝えします。ずれ防止の、お役立ちアイテムは、この記事の一番最後にご紹介しています。

2台並べるベッドマットレスのずれを防止する方法

  1. ベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツを使う
  2. キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う
  3. マットレス2台をずれないようにする、マットレスバンドを使う

方法を、ひとつずつ、詳しくお伝えしていきます。

1.ベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツを使う

シングル2台を、1台の大きいベッドとして使う場合、ベッドのシーツを、シングル2台を1枚で包める、200cm巾のボックスシーツになさると快適です。2台のマットレスを、1枚のボックスシーツで、しっかりとくるんでセットすると、2台の間の隙間や、マットレスのずれを気にせずお休みいただけます。

シングルベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツ

シングルベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツ

シングルとセミダブル2台を並べて、1台の大きいベッドとして使う場合は、220cm巾のファミリーサイズのボックスシーツを使いましょう。

セミダブル2台を並べる場合は、240cm巾のボックスシーツをご用意いただくと、快適です。セミダブル2台を1枚のシーツで包める、240cm巾のボックスシーツは、240cm巾のファミリーサイズ240などとも呼ばれているサイズです。

シングル2台用や、シングルとセミダブル2台用のボックスシーツをお選びになる際は、シーツの底部のゴムが全周に入っているかを確認することも大切です。

ボックスシーツの裏のゴムが、全周に入っていると、ずれずに安心です。

シーツのゴムが全周に入っていると、2台のマットレスをしっかりとくるめますので、ずれ防止になります。

2.キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う

2台のマットレスのずれ防止には、ベッドパッドを、キングサイズ、ワイドキングサイズを使うのがおすすめです。ベッドパッドは、ボックスシーツの下に敷いて使います。

キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う

キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う

大きいサイズのベッドパッドを使うと、ずれ防止のみではなく、マットレス2台の中央の隙間を気にすることなく、快適にお休みいただけます。

シングル2台をお使いの方は、180cm巾のキングサイズのベッドパッドか、200cm巾のワイドキングサイズのベッドパッドがおすすめです。

「180cm巾のキングサイズのベッドパッドが、シングル2台の200cm巾に使えるの?」と、疑問に思われる方もおられるでしょう。大丈夫です。両端10cmずつパットの乗らない部分がありますが、そこには、体は乗りません。使用するには、まったく問題なくお使いいただけます。

シングルとセミダブルを2台並べてお使いの方は、180cm巾キングサイズ、200cm巾ワイドキング、シングルとセミダブルのベッドパッド1枚ずつのベッドパッドから、お選びください。ベッドの隙間が気になる場合、シングルのベッドの上に、セミダブルのベッドパッド、セミダブルのベッドの上に、シングルのベッドパッドをのせると、2台の隙間の上は、ベッドパッドが乗ります。隙間を気にせずお使いいただけます。

3.マットレス2台をずれないようにする、マットレスバンドを使う

マットレスを2台並べて1台として利用する方向けに、マットレスバンドという商品が販売されています。マットレスを2台並べた状態で、側面をバンドで固定して、ずれないようにする、便利グッズです。

2台を1枚で包むサイズのボックスシーツ、大きいサイズのベッドパッド、を使っても、まだ、ずれが気になる方や、お子さまと添い寝をして、ずれが心配の方は、お使いになるのもよいでしょう。

疑問3.「シングル2つを包めるベッドシーツは何サイズですか?」

シングルベッドを2つ並べて、1枚のボックスシーツでくるむサイズは、ワイドキングサイズと呼ばれています。幅は、200cm です。

一部では、200cm幅のキングサイズ、と、呼んでいる方もいらっしゃるようです。通常、キングサイズは、180cm幅で、ワイドキングサイズが、200cm幅です。

シングル2つを包めるシーツはワイドキング200x200

シングル2つを包めるボックスシーツのサイズはワイドキング200×200

ワイドキングボックスシーツの寸法は、幅200cm、丈200cmです。ボックスシーツのマチは、お使いのベッドマットレスの厚みに合わせて選ぶようにします。

ワイドキングボックスシーツのマチを選ぶ目安は、

  • マットレスの厚みが、24cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ30cm
  • マットレスの厚みが、34cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ40cm
  • マットレスの厚みが、39cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ45cm

です。

ボックスシーツのマチは、マットレスの厚みとマットレスの下に敷き込む生地の長さ合わせた数値になります。

シングル2つのボックスシーツのサイズ マチの選び方

シングル2つのボックスシーツのサイズ マチの選び方

商品、メーカーによって、ワイドキングサイズという名称で、異なった寸法が販売されていることもあります。シングル2つを1つのシーツでくるむには、幅は、195cm~200cmは必要です。商品をお選びになる際は、サイズの名称だけでなく、シーツの寸法も確認するようにしましょう。

疑問4.「シングル2台並べて、6畳の寝室に使えますか?」

お二人暮らしを始めるにあたり、シングル2台をぴったりつけて使いたいという方は、多くいらっしゃいます。ただ、寝室のスペースが心配の方で、躊躇されている方もいらっしゃるようです。

結論は、6畳の寝室には、シングル2台を並べてお使いいただけます。

例えば、一般的な、6畳間の場合、江戸間で、261x352cmです。シンプルな木枠のベッドのシングルサイズは、100x200cm程度です。ベッド回りのスペースも、確保していただけます。

6畳の寝室には、シングルベッドを2台並べてお使いいただけます

6畳の寝室には、シングルベッドを2台並べてお使いいただけます

注意点があります。2台のベッドの配置です。ベッドを配置する際は、家具の大きさ、窓の位置、扉の位置、扉の開け閉めに必要なスペース、などを考慮して、2台のベッドを置く位置を、お決めください。

疑問5.「シングルとセミダブルを並べたいのですが、6畳の寝室で使えますか?」

6畳間に、シングルとセミダブルベッドを置く場合、設置することは可能ですが、ベッド回りのスペースが少ない、家具が置けない、扉が開きにくい、窓が使いにくいなど、使い勝手に問題が生じることもあります。寝室の間取り、家具、ベッド回りのスペースを考慮して、お決めになることをおすすめします。

ベッドを2台並べて1台として使う場合の、ベッド選びの注意点

ベッドを2台並べて大きい1台のベッドとして使う場合、すべてのベッドが適しているわけではありません。

ベッドを選ぶ際は、2台並べて、隙間があかないタイプのフレームを選びましょう。

2台の間に隙間が生じるタイプのベッド

1人用ベッドを2台並べて使う場合、ヘッドボードの横に出っ張りがあると隙間が生じます。

1人用ベッドを2台並べて使う場合、ヘッドボードの横に出っ張りがあると隙間が生じます。

2台をぴったり並べられるタイプのベッド

ベッドを2台並べて1枚のシーツでくるんで大きいベッドにする場合、ヘッドボードのサイドはフラットだと隙間なく並べられます。

ベッドを2台並べて1枚のシーツでくるんで大きいベッドにする場合、ヘッドボードのサイドはフラットだと隙間なく並べられます。

2台並べて使う方が増えている昨今、連結ベッドと呼ばれる、2台をつなげて使えるように作られているベッドも販売されています。

これからベッドをお選びになる方は、フレームも慎重に選ぶようにしましょう。

シングルベッドを2つ並べて大きいベッド1台として使うメリットとデメリット

ここでは、ベッドを2つ並べて1台として使うメリットとデメリットをお伝えします。

シングルベッドを2つ並べて1台として使うと、どう快適か(メリット)、と、どんな不便さ(デメリット)があるのか、です。不便さについては、どう対処すると、不便さを解消できるか、も合わせてお伝えします。

あなたの睡眠生活を快適にするための、ベッドサイズ選びにお役立てください。

シングルベッドを2つ並べて1台として使うメリット

  • シングル2つ並べて使うと、ダブル、クイーンやキングサイズの、二人用のベッド1台で使うより、広くゆったりと眠ることができる。
  • シングル2つ並べて使うと、二人で寝ても、振動が伝わらず、眠りの妨げにならない。より、快適に眠れる。
  • シングル2つ並べると、お二人それぞれが、好みの硬さや寝心地のベッドマットレスを使える。それぞれが好みの寝心地で、快眠できる。
  • シングル2つを並べて大きいベッドとして使うと、中央に子供を寝かせて、添い寝ができる。子供がベッドから落ちる心配がない。
  • 別々のベッドで眠りたくなった際、いつでも、ベッドを移動して利用ができる。
  • 寝室のスペースを有効に活用できる。

ベッドを2つ並べて1台として使うデメリットと対策の方法

ベッドを2つ並べて1台として使う際のデメリットと、その対策方法もお伝えします。

  • 寝る位置によって、ベッドに入りづらかったり、ベッドから出にくかったりする。
    対策→ 置く位置を考える。
  • ベッドが並んでいるので、それぞれのベッドシーツの装着がしづらい。
    対策→ 大きいベッド用のボックスシーツを使う。
  • ベッドマットレスがずれると、中央に隙間があいてしまう。
    対策1→ 大きいサイズのベッドパッドを使う。
    対策2→ 大きいベッド用のボックスシーツを使う。
    対策3→ 隙間パッドを使う。
    対策4→ 2台ベッドマットレスがずれないようにママットレスバンドを使う。
  • 価格が高くなる。
    対策→ 人生設計とあわせて、長い目で見た使いやすさで決める。

ベッドを2つ並べて1台として使う場合、メリットばかりではなく、上記のとおり、デメリットはあります。ただ、対策法も、あります。メリットとデメリット、そして、ご自身のライフスタイル、ライフサイクルなどを考慮して、使い勝手の良いベッドのサイズを選びましょう。

ベッドを2台並べて1台として使う場合の掛け布団のサイズ

ベッドを2台並べて1台として使う場合の掛け布団のサイズについては、別の記事で詳しくご紹介しています。

シングルベッドを二つ並べる場合の、掛け布団のおすすめサイズ」をご覧ください。

2台のベッドをならべて使うための、おすすめアイテム

ここからは、2台のベッドを並べて、大きいベッドとして、快適に使うための、おすすめのアイテムをご案内します。お役立てください。

2台のベッドを1枚でくるめる、ボックスシーツ

2台のベッドを並べて、1枚のシーツでくるんで使いたい、というご要望にお応えする、ボックスシーツです。ゆったりしたベッドで、心地よい睡眠をお楽しみいただけます。

  • シングル2台を並べて使うサイズ
  • シングルとセミダブルを並べて使うサイズ
  • セミダブル2台を並べるサイズ

がございます。

下記どうぞお選びください。

2台のベッドを並べた時の隙間対策用アイテム

2台のベッドを並べて使う方におすすめのベッドパッド

ワイドキングのベッドには、キングサイズのベッドパッドをおすすめいたしております。

200×200サイズのベッドパッド

シングル2台200cm巾までしっかりかぶせるベッドパッドをお探しの方に。

  • 200cm巾 シングル2台用のベッドパッド
    200cm巾 シングル2台用のベッドパッド

    200cm巾 シングル2台用のベッドパッド

ボックスシーツがずれる。サイズが合わない場合の状態別の対処法

ボックスシーツのサイズが合わない場合の症状別の対処法

ボックスシーツのサイズが合わない場合の状態別の対処法

「ボックスシーツが、めくれてしまう」、「ボックスシーツが、ずれる」、「ボックスシーツが、ゆるい」など、ボックスシーツのサイズが合わず、お困りとのご相談をお受けします。ボックスシーツがずれる、サイズが合わない場合、状態別に対処の方法が異なります。ここでは、ボックスシーツのサイズが合わない状況、原因別に、対処法をお伝えします。

目次

ボックスシーツがずれる、サイズが合わない場合の、状態と原因

ボックスシーツが、ベッドのサイズに合わずにお困りの方に、その状態をお聞きすると、原因が、いくつかに分類されることがわかります。

ボックスシーツのサイズが合わない状態、現象は、次の通りです。まずは、その状態から、原因を見てみましょう。

ボックスシーツのサイズが合わない状態と、原因

ボックスシーツの状態原因
めくれてしまうボックスシーツが小さい
マチとマットレスの厚みがあっていない
ずれるマチとマットレスの厚みがあっていない
ボックスシーツのセットの仕方の問題
ボックスシーツの仕様の問題
ゆるくておさまりが悪いボックスシーツのサイズが大きい
ボックスシーツのセットの仕方の問題
ボックスシーツの仕様の問題
サイズが大きすぎるベッドサイズとボックスシーツのサイズが合わない

ここからは、ボックスシーツのサイズが合わない状態別に、対処の方法をお伝えします。

状態1.「ボックスシーツが、めくれてしまう」場合の対処法

「ボックスシーツが、朝になると、めくれてしまっている。」

ボックスシーツがめくれてしまう場合、下の画像のように、シーツのゴムの部分が、ベッドマットレスの側面の途中だったり、ぎりぎりだったりする場合が多いようです。

ボックスシーツがめくれ上がる原因

ボックスシーツがめくれ上がる原因

マットの厚みとシーツのマチが合わないと、めくれてしまう原因になります

マットの厚みとシーツのマチが合わないと、めくれてしまう原因になります

この状況は、お使いのマットレスより、ボックスシーツのサイズが小さすぎることが原因です。小さすぎる理由は、次の2つあります。

  1. マットレスの巾より、ボックスシーツの巾が小さい
    (サイズの小さいボックスシーツを購入してしまった)
  2. マットレスの巾と、ボックスシーツの巾のサイズはあっているが、ボックスシーツのマチのサイズが小さすぎる

上記、どちらの場合でも、マットレスの側面に、ボックスシーツのゴムの部分が見えてしまうことがあります。

それぞれの原因の詳しい状況と、解決方法をお伝えします。

「ボックスシーツが、めくれる」原因1の対処法:ボックスシーツが、マットレスより小さすぎる場合の対処法

ボックスシーツが、マットレスをしっかりくるめず、めくれ上がってきてしまう場合は、ボックスシーツのサイズが小さいということです。

シーツが小さすぎて、めくれ上がってしまうことを解決するには、

  • 残念ながら、マットレスに適したサイズのボックスシーツを、新たに買い直す

必要があります。

シーツがめくれ上がらないように、正しいサイズのボックスシーツを購入するには、マットレスのサイズをしっかり測り、適したサイズのボックスシーツを選ぶことが大切です。

正しいボックスシーツのサイズの選び方は、次の通りです。

正しいサイズのボックスシーツの選び方

正しいサイズのボックスシーツを選ぶために、最初に、マットレスの幅、長さ、厚みを測ります。

正しいサイズのボックスシーツの選び方

正しいサイズのボックスシーツの選び方:マットレスの幅、長さ、厚みを測る

  1. ベッドマットレスの幅を測ります。
  2. ベッドマットレスの長さを測ります。
  3. ベッドマットレスの厚みを測ります。
  4. ボックスシーツのサイズを決めます。
  5. ボックスシーツの巾と丈の決め方:計測した巾と丈と同じ、もしくは、+5cm程度のシーツを選びます。
  6. ボックスシーツのマチの決め方:計測したマットの厚み +5~10cm程度のマチのボックスシーツを選びます。
    注意点:マチは、5cmより少ないと、めくれてしまいます。10cm以上あってもかまいません。
  7. 計測した寸法に近いサイズのボックスシーツの選びます

「ボックスシーツが、めくれる」原因2の対処法:のサイズはあっているが、ボックスシーツのマチのサイズが小さすぎる場合の対処法

ボックスシーツがめくれてしまう、もう一つの原因は、ボックスシーツのマチのサイズが、マットレスの厚みより、小さすぎる場合です。シーツがめくれて困ってしまう方の状況をお聞きすると、これが原因の場合が、多くあります。

対処法は、

  • マットレスの厚みに適した、マチの、ボックスシーツを使うこと

です。

マットレスの厚みに適した、マチのボックスシーツは、どのように判別すればよいのか、をお伝えします。

シーツを購入する前に、マットレスの厚みを確認しましょう

マチの小さいサイズを購入してしまう原因は、ボックスシーツのマチをマットレスの厚みと勘違いしてしまうためです。

  • ボックスシーツのマチのサイズ表記は、マットレスの厚みではありません。
  • マットレスの厚みとシーツが底部に敷きこまれる生地の長さを合わせた長さを示します。
ボックスシーツのマチは、厚みではありません

ボックスシーツのマチは、厚みではありません

この点を把握しておけば、サイズを間違えることなく、ぴったりサイズのボックスシーツをそろえていただけます。

きちんと計測して、マットレスの厚みに合ったサイズの、ボックスシーツを選ぶようにしましょう。毎日、シーツのずれを気にすることなく、快適にお休みいただけます。

厚いマットレスをご利用の方は、厚いマットレスに対応した専用のボックスシーツを選びましょう。

状態2.「ボックスシーツが、ずれる」場合の対処法

「ボックスシーツが、ずれてしまって、ずるずるとして、寝にくく、見た目もすっきりしない。」

ボックスシーツがずれる

ボックスシーツがずれる

ボックスシーツがずれる原因は、

  1. マチとマットレスの厚みがあっていない
  2. ボックスシーツのセットの仕方の問題
  3. ボックスシーツの仕様の問題

があります。

それぞれの原因の詳しい状況と、解決方法をお伝えします。

「ボックスシーツが、ずれる」原因1:マチとマットレスの厚みがあっていない

1番目の、「マチとマットレスの厚みがあっていない」は、前記の「ボックスシーツがすぐにめくれてしまう」と同じ原因によります。

ボックスシーツのマチのサイズが、マットレスの厚みより、小さすぎるのです。そのため、シーツがずれあがってしまうのです。

マチとマットレスの厚みがあっていないため、シーツのマチが少なく、ずれてしまう

マチとマットレスの厚みがあっていないため、シーツのマチが少なく、ずれてしまう

対処法は、

  • マットレスの厚みに適した、マチの、ボックスシーツを使うこと

です。

マットレスの厚みに適した、マチのボックスシーツの選び方です。

1.シーツを購入する前に、マットレスの厚みを確認しましょう

マチの小さいサイズを購入してしまう原因は、ボックスシーツのマチをマットレスの厚みと勘違いしてしまうためです。

  • ボックスシーツのマチのサイズ表記は、マットレスの厚みではありません。
  • マットレスの厚みとシーツが底部に敷きこまれる生地の長さを合わせた長さを示します。
ボックスシーツのマチは、厚みではありません

ボックスシーツのマチは、厚みではありません

この点を把握しておけば、サイズを間違えることなく、ぴったりサイズのボックスシーツをそろえていただけます。

きちんと計測して、マットレスの厚みに合ったサイズの、ボックスシーツを選ぶようにしましょう。毎日、シーツのずれを気にすることなく、快適にお休みいただけます。

厚いマットレスをご利用の方は、厚いマットレスに対応した専用のボックスシーツを選びましょう。すっきりと、サイズのあったボックスシーツで、快適にお休みいただけます。

「ボックスシーツが、ずれる」原因2:ボックスシーツのセットの仕方の問題

ボックスシーツが、ずれてしまう原因には、シーツのセットの仕方に問題がある場合があります。きちんとシーツをセットすれば、きれいにメイキングして、お使いいただけます。

まずは、ベッドマットレスの側面をチェックして見ましょう。下の画像のように、マットレスの側面の部分に、シーツの生地が、ゆるゆるとたまっていて、不快であることがあります。

ボックスシーツがゆるくて、ずれる

ボックスシーツがゆるくて、ずれる

これは、ボックスシーツの取り付けが、きちんとできていないことが原因であることが多いです。

その場合の対処法です。

マットレスの側面に、シーツの生地がたまっている場合の対処法

ボックスシーツをしっかりと、ベッドマットレスの下に入れ込むことで、改善されます。

ゆるゆるした状態が、下の画像です。

シーツがゆるくて、生地があまり、ぐちゃぐちゃする

シーツがゆるくて、生地があまり、ぐちゃぐちゃする

ボックスシーツを、マットレスを持ち上げて、しっかりと生地をマットレスの下に入れ込みましょう。下の画像のように、すっきりときれいにシーツをセットしていただけます。

マットを持ち上げて、手を入れてシーツを入れ込みます

マットを持ち上げて、手を入れてシーツを入れ込みます

しっかりシーツをマットレスの下に入れ込む

しっかりシーツをマットレスの下に入れ込む

ベッドのマットレスは、重さがあります。一度、きちんと、シーツをマットレスの下に入れ込めば、ずるずるとずれたりせずに、快適にお使いいただけます。

注意点

マットレスの下に入れ込む生地の長さが、どれだけあるか、を確認しましょう。

マットレスの下に入れ込む、シーツの生地の部分は、5cm以上、できれば、10cm程度必要です。

ボックスシーツのマチ

ボックスシーツのマチ

マットレスの下に入れ込む生地が、5cm以下ですと、シーツがめくれあがって、ずれてしまう原因になります。

マットの下に入れ込む生地は、10cm 程度あるとずれにくい

マットの下に入れ込む生地は、10cm 程度あるとずれにくい

「ボックスシーツが、ずれる」原因3:ボックスシーツの仕様の問題

ボックスシーツがずれてしまう、もう一つの原因は、ボックスシーツの仕様によるものです。

具体的には、ボックスシーツのゴムの入り方です。

ボックスシーツの仕様によって、ゴムの入り方が、2種類あります。

  1. ゴムが全周に入っているボックスシーツ
    裏のゴムが全周に入っているタイプ

    裏のゴムが全周に入っているタイプ

  2. ゴムが、上下のみ、もしくは、角の部分しか入っていないボックスシーツ
    裏のゴムが上下にのみ入っているタイプ

    裏のゴムが上下にのみ入っているタイプ

ボックスシーツの裏のゴムが、1番のように、全周に入っていると、シーツがずれにくく、きれいにメイキングしていただけます。

ゴムが、上下のみ、もしくは、角の部分しか入っていないボックスシーツは、シーツがめくれ上がりや、ずれの原因になります。

理由は、

  • ゴムの入っていない、ベッドの長い辺(丈)に、シーツを入れ込むのが困難。
  • ゴムが入っていないため、シーツが固定されにくく、ずれあがってしまう。

からです。

ゴムの入っていない、長い辺をメイキングする際は、マットレスを持ち上げて、ベッドの長さにそって、順々に、シーツを入れ込んでいく必要があります。手間がかかり、困難です。シーツの生地がきちんと、マットレスの下にしきこまれないまま、メイキングを終えがちです。浅く敷きこまれたシーツの生地が、シーツのずれや、めくれあがりの原因となります。

この場合の対処法です。

ボックスシーツの裏面のゴムが、上下か、4つ角にしか入っていない仕様の場合の対処法

対処法は、3つです。

  1. お使いのシーツを、きちんと、セットする
  2. ベッドシーツクリップを使用して、ボックスシーツを固定する
  3. ボックスシーツの裏面の、全周にゴムが入った仕様のボックスシーツに買い替える

まずは、1番の方法をすることをおすすめします。

1.お使いのシーツを、きちんと、セットする

全周にゴムが入っていないボックスシーツをセットするコツは、しっかりとマットレスを持ち上げながら、シーツの生地をマットレスの下に、順番に入れていくことです。長さの部分は、ご自身が移動しながら、シーツが、マットの下から出てこないように、マットレスの下に手を入れて、シーツを奥に押し込むようにしてセットしていきましょう。

しっかりと、シーツをマットレスの下に敷きこませれば、めくれあがったり、ずれたりすることなく、快適の使いいただけるでしょう。

どうしても、シーツがマットレスの下から、はみ出てしまう、という場合は、

  • 2.ベッドシーツクリップを使用して、ボックスシーツを固定する
  • 3.ボックスシーツの裏面の、全周にゴムが入った仕様のボックスシーツに買い替える

のいずれかをお試しください。

2.ベッドシーツクリップを使用して、ボックスシーツを固定する

ベッドシーツクリップとは、サスペンダーのような仕様で、ボックスシーツの裏面の角部を、クリップで留め、バンドで固定することです。ボックスシーツの裏の角のシーツの生地を固定することで、ボックスシーツがずれるのを防ぎます。

手軽な価格で手に入れられます。ボックスシーツのサイズが大きすぎる場合、お試しになってみるのが良いでしょう。

3.ゴムが全周に入ったボックスシーツを使う

ゴムが全周に入ったボックスシーツは、一度、ベッドマットレスにきちんとセットすれば、ゴムの力が働き、シーツがはみ出てくる心配がありません。この場合も、マットレスに適したマチのボックスシーツを使用していることが前提です。

状態3.「ボックスシーツが、ゆるい」場合の対処法

「ボックスシーツが、ゆるくておさまりが悪く、使いづらい。」

ボックスシーツがゆるくておさまりが悪い

ボックスシーツがゆるくておさまりが悪い

ボックスシーツがゆるくておさまりが悪い原因は、

  1. ボックスシーツのサイズが大きい
  2. ボックスシーツのセットの仕方の問題
  3. ボックスシーツの仕様の問題

があります。

1.ボックスシーツのサイズが大きい

ボックスシーツがゆるくておさまりが悪い場合、シーツのサイズがベッドより大きいことが原因の場合があります。

その場合、下の画像のように、ボックスシーツの角の部分が、マットレスの角ではなく、側面の途中の下がった位置にあることでわかります。

ボックスシーツのサイズがベッドより大きい

ボックスシーツのサイズがベッドより大きい

ベッドサイズと同じサイズのボックスシーツを購入したつもりでも、このような状態が発生することがあります。理由は、ベッドのサイズ名は、メーカーによって異なることがあるからです。同じサイズ名でも、ベッドやボックスシーツの寸法が、メーカーによって異なるのです。

シングル、セミダブル、ダブルは、ほとんど問題がありませんが、ワイドダブル、クイーン、ワイドクイーン、キング、ワイドキングサイズは、メーカーにより実寸が異なります。

例えば、クイーンサイズは、メーカーにより、実寸が、150cmから170cmまで、数種あります。

ベッドサイズと同じサイズのボックスシーツをお求めになっても、実際のベッドマットレスの寸法と、ボックスシーツの寸法が、異なる場合、ボックスシーツのサイズが大きく、ゆるくて、おさまりが悪い、といった、状態が発生してしまうのです。

その場合の対象の方法です。

ボックスシーツのサイズが大きい場合の対処法

サイズが大きい場合の、対象法は、比較的簡単で、すぐに対処が可能です。

方法は、ボックスシーツを、余分な生地の部分も含めて、しっかりと、マットレスの下に入れ込むことです。サイズが大きすぎると、マットレスの下に入れ込む生地が、通常のサイズより多くなりますが、問題ありません。一度、シーツの生地をマットレスの下に入れ込んでしまえば、後は、ずれることなく、快適にお使いいただけます。

シーツをしっかりと、マットレスの下に入れ込みます

シーツをしっかりと、マットレスの下に入れ込みます

シーツの生地を、しわが寄らないように、しっかりと、マットレスの下に入れ込みましょう。下の画像の通り、入れ込んでしまうと、きれいに収まります。

角の位置がずれても、シーツをしっかりマットの下に入れ込めば、きれいに使えます

角の位置がずれても、シーツをしっかりマットの下に入れ込めば、きれいに使えます

シーツをセットした後は、ボックスシーツの角の位置(上の写真の指の位置)が、マットレスの側面にありますが、見た目、気になることはありません。実際、掛け布団が、上からかぶさります。マットレスの角の部分は、隠れてしまいます。見えない部分になります。まったく問題ないと言ってよいでしょう。

2.ボックスシーツのセットの仕方と、3.ボックスシーツの仕様の問題

「ボックスシーツが、ゆるくておさまりが悪く、使いづらい。」場合の原因に、ボックスシーツのセットの問題や、シーツの仕様の問題が原因のこともあります。

これは、状態2、でお伝えしたことと同じ原因、同じ対処法になります。ここでは繰り返してお伝えはしません。状態2の、ボックスシーツのセット、仕様の問題をご覧ください。

状態4.「ボックスシーツのサイズが大きすぎる」場合の対処法

最後は、ボックスシーツのサイズが、大きすぎる場合の対象法です。

これは、ボックスシーツのサイズを、間違えて大きいサイズを購入してしまった場合や、ベッドを小さいサイズに買い替えて、大きいサイズのボックスシーツを有効に使いたい場合の対処法にもなります。

私どもでも、お客さまから、
「セミダブルのベッドに、ダブルサイズのボックスシーツを使えますか?」
「シングルのベッドに、セミダブルのボックスシーツは使えますか?」
といったご質問を頂戴します。その場合のお答えにもつながります。

ボックスシーツのサイズが、ベッドより大きい場合の対処法です。

ボックスシーツのサイズが大きい場合の対処法

方法は、状態3の対策法と繰り返しになりますが、次の通りです。

  1. お使いのシーツを、きちんと、セットする
  2. ベッドシーツクリップを使用して、ボックスシーツを固定する
  3. サイズの合ったボックスシーツを買い替える

1.お使いのシーツを、きちんと、セットする

例えば、セミダブルのベッドに、ダブルのボックスシーツをセットした場合、角の位置が、マットレスの側面にずれます。

ボックスシーツのサイズが大きいと、角がずれる

ボックスシーツのサイズが大きいと、角がずれる

セミダブルとダブルの巾のサイズの違いは、20cmです。片方が、20cmずれるか、両端各、10cmずつずれるかのどちらかです。対処法は、片方は角を合わせて、もう一方の20cm をしっかりとマットの下に入れ込んでしまう方が、セットに手間はかかりません。

ただ、ベッドの置く位置や、ご自身での手間のかかる感覚の違いもありますので、実際に試していただき、どちらが良いか、決めていただくのが良いでしょう。

セットするコツは、ボックスシーツを、余分な生地の部分も含めて、しっかりと、マットレスの下に入れ込むことです。

サイズが大きすぎると、マットレスの下に入れ込む生地が、通常のサイズより多くなります。マットの下にしっかりと手を入れて、シーツの生地を、もたつきがないように、マットレスの下に入れ込んでしまいましょう。入れ込んでしまうと、きれいに収まってしまいます。

余分なシーツの生地をしっかりとマットの下に入れ込む

余分なシーツの生地をしっかりとマットの下に入れ込む

シーツをセットできた後は、ボックスシーツの角の位置が、マットレスの側面にあります。見た目、気になることはありません。掛け布団を上からかけます。マットレスの角の部分は、隠れてしまいます。まったく問題はありません。

シーツのサイズが大きくても、しっかりとシーツをマットの下に入れ込むと、使用可能

シーツのサイズが大きくても、しっかりとシーツをマットの下に入れ込むと、使用可能

きれいにメイキングすれば、ずれ防止にもなります

きれいにメイキングすれば、ずれ防止にもなります

2.ボックスシーツのサイズが大きすぎる場合、ベッドシーツクリップでサイズ調整をする

ボックスシーツのサイズが、マットレスサイズより大きい場合、ベッドシーツクリップを使い、ボックスシーツのサイズを調整するのもよいでしょう。

ベッドシーツクリップとは、サスペンダーのような仕様で、ボックスシーツの裏面の角部を、クリップで留め、バンドで固定します。ボックスシーツの裏の角のシーツの生地を固定することで、サイズの大きいボックスシーツがずれるのを防ぎます。

手軽な価格で手に入れられます。ボックスシーツの裏面のゴムが上下にしか入っていない、四隅にしか入っていない、という方は、お試しになってみるのが良いでしょう。

3.サイズの合ったボックスシーツに買い替える

とはいえ、ベッドのサイズに合ったボックスシーツを使う方が、快適です。快適さを優先したい方は、ベッドサイズに適したサイズのボックスシーツを求めるようにしましょう。

サイズの合ったボックスシーツを探す

サイズの合ったボックスシーツで、快適に眠りたい、という方へ。下記からお使いのマットレスに合う、ボックスシーツをお選びください。シーツの合わないわずらわしさを解消して、心地よくお休みいただけます。

厚めのマットレスでも、めくれ上がらないボックスシーツをお使いになりたい方

ベッドマットの厚みでボックスシーツを選ぶ

ベッドマットの厚みでボックスシーツを選ぶ

マットレスの幅、丈にちょうど良いサイズのボックスシーツをお使いになりたい方

ベッドサイズでボックスシーツを選ぶ

ベッドサイズでボックスシーツを選ぶ

ボックスシーツがずれて困る、という方に喜ばれている商品

  • マチ40cm スーピマ超長綿(スーピマコットン)サテン織りボックスシーツ マチ40cm スーピマ超長綿(スーピマコットン)サテン織りボックスシーツ・シモンズのエグゼクティブ、ゴールデンバリュー、ニューフィット、キングスダウン、レガリアなどに対応。・厚めのマット用。しなやかで、滑らかな肌触りで、気持ちよく、ぐっすり眠りたい方に。・マットの厚み24~34cm程度に対応・シングルマチ40、セミダブルマチ40、ダブルマチ40、クイーンマチ40・¥8,500(税込¥9,350)~
  • マチ40cm 超長綿サテン織りボックスシーツ マチ40cm 超長綿サテン織りボックスシーツ・厚めのマット用:シモンズのエグゼクティブ、ゴールデンバリュー、ニューフィット、キングスダウン、レガリアなどに対応。・滑らかな肌触りの、しっかり上質なシーツで、寝心地の良く、睡眠を楽しみたい方に。・マットの厚み24~34cm程度に対応・サイズ:ワイドダブル40、ワイドクイーン40、ワイドキング40・¥12,000(税込¥13,200)~
  • マチ45cm 超長綿サテン織りボックスシーツ マチ45cm 超長綿サテン織りボックスシーツ・超厚めのマット用:キングスダウン、レガリアグランデュール、シモンズカスタムロイヤルなどに対応。・滑らかな肌触りの、しっかりした上質シーツで、質の良い睡眠を楽しみたい方に。・マットの厚み35~40cm程度に対応・サイズ:シングル 45 から ワイドキング 45、ワイドダブル45、ワイドクイーン45。全8サイズ。・¥11,000(税込¥12,100)~
  • マチ30cm ロングサイズベッド用 超長綿サテン織りボックスシーツ マチ30cm ロングサイズベッド用 超長綿サテン織りボックスシーツ・210cm丈ロングサイズマット用・肌にやさしい滑らかさと耐久性、吸水性に優れたシーツで、毎日の快眠で元気に過ごしたい方に。・マットの厚み10~24cm程度に対応・¥8,000(税込¥8,800)~
  • ムアツふとんに最適 マチ付きワンタッチシーツ シングルサイズ 速乾 薄型ボックスシーツ ムアツ布団 西川エアー 薄型マットレス用 マチ付きワンタッチシーツ・ムアツふとん、西川エアーのシーツをお探しの方に。・マットの厚み8~9cmに対応・シングル、セミダブル、ダブル・¥5,300 (税込み¥5,830 )~

以上、
ボックスシーツのサイズが合わずにお困りの方へ、その状態と原因別の対処の方法をお伝えしました。ちょっとしたコツで、快適にシーツをセットしていただけます。毎日の快適なベッドでの眠りをお楽しみください。

ロフトベッドで快適に眠るための、マットレスの選び方

ロフトベッドで快適に眠るための、マットレスの選び方

ロフトベッドで快適に眠るための、マットレスの選び方

「ロフトベッドには、どんなマットレスを敷けばよいですか?」「ロフトベッドで、敷き布団を敷いて寝たら、体が痛くなてしまった。」と、ロフトベッドをお使いの方から、マットレスのご相談をお受けします。ここでは、ロフトベッドで、快眠するためのマットレスの選び方をお伝えします。

目次

ロフトベッドとは

ロフトベッドとは、眠るためのベッドの部分が、高い位置にあり、その下の空間を有効活用できるベッドのことです。ハイベッド、ミドルベッド、システムベッドなどとも呼ばれています。寝室のスペースを有効活用できる便利さが特徴です。

ロフトベッドとは

ロフトベッドとは

ロフトベッドの使い勝手とは別に、寝心地に、お悩みや疑問をお持ちの方がいらっしゃいます。具体的なお悩みや疑問は、次のとおりです。

  • 「敷き布団を敷いていて、体が痛くなってしまった。」
  • 「薄いマットレスを1枚敷いていて、腰が痛いので、どうにかしたい。」
  • 「寝心地を良くしたいので、厚みのあるベッドマットレスを置きたいが、使えるのかしら?」
  • 「どんなマットレスを選べば、快眠できるのかしら?」

ここからは、ロフトベッドで、快眠するためのマットレスの選び方をお伝えします。上記のお悩みや疑問の解決策も見つけていただけます。

ロフトベッドで快眠するためのマットレスの選び方

ロフトベッドで快眠できるマットレスの選び方を、次の順番で解説しながらお伝えしていきます。

  1. ロフトベッドのマットレスの条件
  2. ロフトベッドで、快眠するためのマットレス
  3. 具体的な快眠マットレスの例
  4. マットレスの選びの、チェックポイント

1.ロフトベッドのマットレスの条件

ロフトベッドは、マットレスをのせる部分が、高い位置にあるため、選ぶマットレスは、次の条件を満たす必要があります。

  • マットレスの厚みが、薄いこと
  • マットレスが、重すぎないこと、軽いこと
  • マットレスをのせる部分の枠に、収まるサイズであること
  • 高い位置にあっても、手入れが楽なこと

上記の条件だけを満たす寝具を探すのであれば、それほど難しいことではありません。例えば、普通の敷き布団は、薄手で、重くなく、ベッドの枠内に収まるサイズです。すぐに用意することは可能です。

しかし、今回、私たちが大切にしたい点は、寝心地良く眠る、条件を満たすマットレスを探すことです。

次の項目で、寝心地良く、質の良い睡眠を可能にする、ロフトベッドに使えるマットレスをお伝えします。

2.ロフトベッドで、快眠するためのマットレス

一般的な、ベッドのマットレスは、寝心地が良くても、ロフトベッドには適しません。厚みと重量があるからです。

ロフトベッドに使えて、寝心地の良さを考慮したマットレスには、次の2種があります。

  1. 薄型のコイルマットレス
    薄型コイルマットレス

    薄型コイルマットレス

  2. 厚み9cm程度のコイルが使われていない快眠マットレス
    ノンコイルの快眠マットレス

    ノンコイルの快眠マットレス

2種のうち、設置しやすく、お手入れがしやすく、心地よく眠るためには、2番目の、コイルが使われていない、厚み9cm 程度の快眠マットレスです。理由は、1のコイルマットレスに比べて、軽くて、取り扱いが格段に楽だからです。

ロフトベッドは、高い位置に、マットレスをのせる部分があります。ご想像をしていただけるとおり、その位置に、マットレスをのせるには、重いより、軽いほうが、楽に設置ができます。

シーツを洗濯する時の、シーツの取り外しや装着も、マットレスが軽いほうが、負担がかからず楽にしていただけます。

上の2番めの、軽くて、取り扱い、手入れが楽にできて、快眠構造になった、ノンコイルの快眠マットレスは、ロフトベッドで質の高い睡眠を目指す方に、最適といってよいでしょう。

3.具体的なノンコイルの快眠マットレスの例

ロフトベッドで使用可能な、快眠マットレスは、大きく分けて、3タイプあります。

  1. 高反発マットレス
  2. 低反発マットレス
  3. 凹凸タイプマットレス

それぞれの特徴を簡単にお伝えします。

  1. 高反発マットレスの代表的な商品は、エアウィーヴです。通気性が良く、寝返りが打ちやすいのが特徴です。
  2. 低反発マットレスの代表的な商品は、テンピュールです。体の形や重さに合わせてマットの形状が変わり、無重力のような状態で、体を支えるので、体に負担がかからないように眠れることが特徴です。
  3. 凹凸タイプのマットレスの代表的な商品は、西川エアーやムアツふとんです。マットの表面の凹凸の形状から、通気性が良く、体に圧迫をかけず、正しい寝姿勢で眠れることで、深い眠りに導くのが特徴です。

どれも、質の良い睡眠で、安眠するための、厚み9cm程度の快眠マットレスです。その形状や素材の特性から、横になったときの体の感じ方が異なります。寝心地や、好みがありますので、あなたのお好みに合わせて選ぶようにします。

4.マットレスの選びの、チェックポイント

ロフトベッドで快眠をするためには、マットレスを次の順番で、選ぶようにしましょう。

マットレスの選びの、チェックポイント

  1. サイズの確認
  2. 重さの確認
  3. 寝心地を選ぶ

1.サイズの確認

  1. まずは、ロフトベッドの、マットレスをのせる部分の寸法を確認します。
  2. 次に、その寸法に収まる、快眠マットレスを選びます。

例えば、ロフトベッドのベッド部分の有効スペースが、巾 97cm x 長さ 197cm の場合、

枠内に収まるマットレスを、好みから選ぶといった具合です。

2.重さを確認する

次に、マットレスの重さも確認しましょう。例えば、サイズを確認した際に、二つの候補があるとします。その二つのマットレスの重さを確認し、どちらが、使いやすいかをご自分で決定します。

サイズの項目で使った例ですと、

  • 低反発マットレス テンピュール布団デラックスのシングルの重さは、約7.5kg
  • 西川エアー01マットレスのシングルの重さは、約5.2kg

です。

重さ重視で選びたい方は、重さが、5.2kgの西川エアー01マットレスのシングルを選ぶといった要領です。

3.寝心地を、好みで選ぶ

サイズが適していれば、寝心地の好みで選ぶことが、最終的には、一番大切です。

高反発マットレス、低反発マットレス、凹凸タイプのマットレスの特性を吟味して、自分に合ったマットレスのタイプを選びます。好みに合った寝心地は、人それぞれです。ご自分で、納得して、選ぶようにしましょう。

実際に、マットレスを試しながら確認できる場所もあります。マットレスは、睡眠の質に大きく影響します。健康につながる睡眠ですので、じっくりと選びましょう。

ロフトベッド用のマットレスに使うシーツの選び方

ここからは、ロフトベッド用のマットレスに使う、シーツの選び方をお伝えします。

ロフトベッドに使うマットレスは、薄型が基本です。厚み、9cm程度の薄型マットレス、シングルサイズですと、布団用のフラットシーツを使うことも可能です。

例えば、シングルサイズのロフトベッドのマットレスには、次のタイプのシーツからお選びいただけます。

  • 布団用フラットシーツ
  • 薄型マットレス用ボックスシーツ
  • 快眠マットレス専用のマチ付きラップシーツ

1.布団用フラットシーツ

布団用フラットシーツ、シングルのサイズは、巾 150cm、長さ250cmが、標準的です。マットレスの巾、97cm、丈195cm、厚み9cm の場合、マットレスの下に敷きこむシーツの長さが、両サイドは、それぞれ15cm程度、上下は、それぞれ17cm程度ありますので、十分お使いいただけます。

フラットシーツは、敷くときには、少し面倒ですが、さっと外せるので、洗濯が簡単にしていただけます。

2.薄型マットレス用ボックスシーツ

ボックスシーツは、底部にゴムが入って、マットレスの上からくるっとかぶせて使うシーツです。厚みが9cm程度ですと、通常のベッドマットレス用ボックスシーツでもお使いになれますが、マチが大きく、マットレスの下に敷きこむ生地が多く、ロフトベッドのように、高い位置に、マットレスがある場合、装着がしにくいことがあります。

薄型マットレス用ボックスシーツ

薄型マットレス用ボックスシーツ

マットレスの厚み9cm程度の、薄型マットレス用ボックスシーツを、用意すると、一般的なベッドマットレス用のボックスシーツより、簡単に装着をしていただけます。

また、だぶつきがありませんので、ずれることなく、ぴったりとフィットして、見た目すっきりとお使いいただけます。

3.快眠マットレス専用のマチ付きラップシーツ

低反発マットレス、高反発マットレス、凹凸タイプのマットレスの、快眠マットレスは、それぞれのメーカーから、そのマットレスに適した専用シーツが販売されています。

マットレスにぴったりサイズに仕上がっていますので、だぶついたり、ずれたりすることなく、快適に使えます。価格が、上記の1,2のタイプのシーツに比べて、高い場合があります。

快適に眠るためには、清潔なシーツを使うことも、大切な条件の一つです。洗い替えも含めて、2枚以上、準備するようにしましょう。

ロフトベッド用のマットレスのお手入れ方法

ロフトベッドの場合、マットレスのお手入れは、比較的簡単です。マットレスをのせる部分の下に空間があり、通気性が良く、湿気対策の心配がないからです。

マットレスの手入れで一番大切なことは、カビやダニ、匂いの原因になる、湿気をマットレスの中にこもらせないことです。ロフトベッドのマットレスをのせる床板は、すのこや、金属メッシュである場合がほとんどです。毎日の汗による湿気は、マットレスを通して、マットレスの下に、通気します。湿気対策の、お手入れは、ほとんど必要がないわけです。

蒸れが気になる場合は、マットレスの下に、寝具用湿気取りシートを敷けば、万全です。

そのほかの、お手入れは、ロフトベッドの枠や宮部分のホコリの掃除と、シーツを定期的に洗濯して、清潔に保つことです。

ロフトベッドで快眠するためのマットレスを選ぶ

ロフトベッドで、質の良い睡眠、快眠するための、マットレスです。お好みの固さ、寝心地に合わせてお選びください。

低反発タイプマットレス

テンピュール プリマフトン

テンピュール プリマフトン

 

凹凸タイプマットレス

  • 西川エアー01マットレス:シングル
    凹凸タイプなので、身体を圧迫せず、正しい寝姿勢でお休みいただけます。朝までぐっすり、質の良い睡眠でお休みになりたい方におすすめです。低反発タイプに比べ、軽量なので、ロフトベッドに最適です。
西川エアー ハードタイプ(固め)

西川エアー ハードタイプ(固め)

 

以上、
ロフトベッドで快適に眠るための、マットレスの選び方、シーツの選び方、お手入れの方法をお伝えしました。スペースの有効活用をしながら、快適で質の良い睡眠をおたのしみください。

薄型マットレス用ボックスシーツ

薄型マットレス用ボックスシーツ

ベビー用シーツを手作り。 ボックスシーツの作り方

ベビー用シーツを手作り。 ボックスシーツの作り方

ベビー用シーツを手作り。 ボックスシーツの作り方

 

「ベビーベッドのマットレスが、特殊サイズなので手作りで作ってみたいのですが、作り方がわかりません。」「ガーゼの優しい生地のベッドシーツで寝かせてあげたい。」と、手作りのベビー用シーツのご相談を頂戴します。ミシンが使える方は、赤ちゃんのために手作りをしたい、という方も多いようです。ここでは、ベビー用シーツを手作りしてみたい方に、ボックスシーツの作り方をお伝えします。

目次

  1. 用尺:必要な生地のサイズを決める
  2. 生地を準備する
  3. 生地を洗濯し、アイロンをかける
  4. 計算したサイズをもとに、生地をカットする
  5. 4つ角のマチの部分を作る
  6. ゴム通し部分を縫う
  7. ゴムを1周通す
  8. ベビー用ボックスシーツが完成

必要なもの

ベビー用ボックスシーツを作るために必要なものは次の通りです。

  1. 生地(用尺、必要な生地のサイズの算出法は、次をご覧ください)
  2. ゴム

ここからは、ベビー用ボックスシーツの作り方をお伝えします。

1.用尺:必要な生地のサイズを決める

まず、必要な生地の用尺を計算します。用尺とは、必要な生地の長さを計算することです。次の順番で、用尺を計算します。

ベビー用ボックスシーツの用尺の計算方法

  1. 敷き布団、マットレスのサイズを測る
  2. 生地の必要巾を決める
  3. 生地の必要長さを決める

1.敷き布団、マットレスのサイズを測る

ベビー用の敷き布団、マットレスの、巾、丈、マットの厚みを測ります。

マットレスのサイズを測る 巾、長さ、高さ

マットレスのサイズを測る
巾、長さ、高さ

2.ベビーマットレスの巾から、生地の必要巾を決める

ボックスシーツは、マットレスの上から、すっぽりとかぶせるタイプのシーツです。

生地の必要巾は、マットレスの巾に、マットレスの高さと、マットレスの下に敷きこまれる部分の長さ、それに、ゴム通し部分を加えた数値です。

  • マットの下に敷きこまれる生地部分は、10cm
  • ゴム通し部分は、通す部分を 2cm
  • 縫いしろを、1cm

で計算します。

必要巾は、次の式で求められます。

生地の必要巾=(マットレスの巾幅) + {(マットレスの厚み + マットレスの下に敷きこまれる生地部分 10cm + ゴム通し部分 2cm + 縫いしろ 1cm )x 2 }

例えば、マットレスの巾が、70cm で、厚みが 5cm の場合、

必要巾は、70 + {( 5 + 10 + 2 + 1 ) x 2 } = 106 cm になります。

3.ベビーマットレスの長さから、生地の必要丈を決める

長さは、マットレスの長さに、マットレスの高さと、マットレスの下に敷きこまれる部分の長さ、それに、ゴム通し部分を加えた数値が、必要な長さになります。

生地の必要な長さ=(マット丈) +  {( マットの厚み + マットの下に敷きこまれる生地部分 10cm + ゴム通し部分 2cm + 縫いしろ 1cm )x 2 }

例えば、マットレスの長さが、120cm で、厚みが 5cm の場合、

必要丈は、120 + {( 5 + 10 + 2 + 1 ) x 2 } = 156 cm になります。

2.生地を準備する

用尺をもとに、生地を購入、準備します。

生地は、上記の必要巾より、広い巾の生地を購入できれば、生地のハギが必要ありません。ひと巾でできるので、簡単です。

上記の用尺の項目で使ったマットレスの例ですと、必要巾は、106cmですので、生地巾が、110cm 程度の普通巾の生地を選びます。長さを、最低でも、160cm 程度、購入する、という要領です。

あなたのベビー用マットレスのサイズに合わせた長さを、準備しましょう。

ベビー用のマットレスや敷き布団は、ひと巾の生地で作れるサイズがほとんどです。万が一、必要巾より、狭い巾の生地を使う場合は、ふた巾を使います。生地をひと巾プラス、不足分を剥ぎ合わせるか、中央で、生地を2枚継ぎます。

ベビーの標準的なサイズのボックスシーツですと、大人用のフラットシーツのサイズが、150x250cm程度ですので、フラットシーツを加工して作ることも可能です。

3.生地を洗濯し、アイロンをかける

まずは、水通しのために洗濯します。

まずは、水通しのために洗濯します。

洗濯をしたら、アイロンをかけます。

洗濯をしたら、アイロンをかけます。

生地は、洗濯すると縮みますので、まず、最初に、必ず、水通しのための洗濯をして、アイロンをかけましょう。シーツを作って使い始めてからの、縮みを防ぐことができます。

4.計算したサイズをもとに、生地をカットする

工程の1、で計算した巾、丈に合わせて、生地をカットします。

5.4つ角のマチの部分を作る

ここからは、4つの角に、マチの部分を作り、箱型にする工程です。

マチの作り方

  1. マチの部分の長さを計算する
  2. 計算した数値を三角形の1辺にして、生地を中おもてにして折る
  3. 折った辺を、縫い合わせ、三角形の部分をカットする
  4. カットした切り口がほつれないように、ジグザグミシンをかける
  5. 4つの角を同じように、マチを作り、箱型にする

1.マチの長さを計算する

マチを計算します。

マチを計算します。

上の図の、黒い三角形の部分が、マチになります。

マチを計算します。

黒三角形の部分は、

  • マットの下に敷きこまれる生地部分、10cm、プラス
  • ゴム通し部分は、通す部分 2cm プラス
  • 縫いしろの、1cm

で計算しますので、

黒三角形の1辺は、

マットレスの高さ + 10 + 2 +1 になります。

例えば、マットレスの高さが、5cm の場合、5 + 10 + 3 = 18cm になります。

2.計算した数値を三角形の1辺にして、生地を中おもてにして折る

三角形を作るように、生地を中表に合わせます

三角形を作るように、生地を中表に合わせます

上の図の、黒三角形の部分を、生地が中表になるように、折り曲げます。

三角形を作るように、生地を中表に合わせます

三角形を作るように、生地を中表に合わせます

3.折った辺を、縫い合わせ、三角形の部分をカットする

1.図の、A から O まで、ミシンをかけて縫い合わせます。
2.縫った辺の外側の、三角形の部分をカットします。

三角形の部分をカットします

三角形の部分をカットします

4.カットした切り口がほつれないように、ジグザグミシンをかける

カットした切り口がほつれないように、ジグザグミシンをかけましょう。

ットした切り口がほつれないように、ジグザグミシンをかけます

ットした切り口がほつれないように、ジグザグミシンをかけます

5.4つの角を同じように、マチを作り箱型にする

4つの角を、同じようにして、マチを作ります。箱型が完成します。

4つの角にマチを作り、箱型にします

4つの角にマチを作り、箱型にします

6.ゴム通し部分を縫う

箱形のフチを三つ折りにして、1周ゴムを入れるための、ゴム通しを作ります。

ゴム通しの部分は、2cm、縫いしろを 1cm の三つ折りで、フチの全周を縫います。

ゴム通しの部分を作ります

ゴム通しの部分を作ります

ゴム通しの口を、数cm開けておくようにしましょう。その際、縫い始めと縫い終わりは、ほつれ防止のために、しっかりと返し縫いをしておくことが大切です。

ゴム通しの部分は、ゴムを入れる分を開けて縫います

ゴム通しの部分は、ゴムを入れる分を開けて縫います

7.ゴムを1周通す

縫ったゴム通し部分に、ゴムを1周通します。通ったゴムを結び合わせます。

ゴム通しにゴムを一周通します

ゴム通しにゴムを一周通します

8.ベビー用ボックスシーツが完成

ゴムが通ったら、ベビー用ボックスシーツの完成です。

ベビー用ボックスシーツの完成です

ベビー用ボックスシーツの完成です

 

以上、ベビー用の手作りシーツの作り方をお伝えしました。お好みのサイズ、生地の素材、柄、色で、赤ちゃん用のシーツが簡単に作れます。お母さまの手作りのシーツで、ぐっすりとお休みになる赤ちゃんの姿が浮かぶようです。どうぞ楽しんでお作りください。


(イラスト提供:Aya)