「シングル2台を並べて大きい1台のベッドとして使うのと、ダブルベッドを1台と、どちらが快適かしら?」二人用のベッドのサイズ選びで、迷われる方、多いようです。ここでは、シングルベッドを2つ並べて、1台の大きいベッドとして快適に使う方法を、疑問や不安にお答えしながら、お伝えします。
目次
- 疑問1.「シングル2つを並べるのと、ダブルやクイーンサイズのベッドにするのと、どちらが便利でしょうか?」
- 疑問2.「マットレス2台、ずれませんか?」
- 疑問3.「シングル2つを包めるベッドシーツは何サイズですか?」
- 疑問4.「シングル2台並べて、6畳の寝室に使えますか?」
- 疑問5.「シングルとセミダブルを並べたいのですが、6畳の寝室で使えますか?」
- ベッドを2台並べて1台として使う場合の、ベッド選びの注意点
- シングルベッドを2つ並べて大きいベッド1台として使うメリットとデメリット
- ベッドを2台並べて1台として使う場合の掛け布団のサイズ
- 2台のベッドをならべて使うための、おすすめアイテム
疑問1.「シングル2つを並べるのと、ダブルやクイーンサイズのベッドにするのと、どちらが便利でしょうか?」
Q: 「二人で使うベッドの購入を考えています。シングル2つを並べるのと、ダブルやクイーンサイズのベッドにするのと、どちらが便利でしょうか?」
A: どちらが便利かは、寝室の広さや、ご予算、生活パターンなどによって、異なります。
次の5つのポイントを比較することで、あなたにとってどちらが便利かを判断するのが良いでしょう。
5つの比較項目は、次のとおりです。
二人用のベッドのサイズを選ぶための比較項目5つ
- ベッドの大きさを比較:
シングル2つ VS 他のベッドサイズ - ベッド周りのスペースを比較:
寝室の使いやすさを判定 - ライフサイクルの変化で比較:
生活の変化を推測 - ベッドの価格を比較:
シングル2台 VS 大きいベッド1台 - 寝心地を比較:
シングル2台 VS 大きいベッド1台 - 比較のまとめの表
ここからは、項目ごとの詳細をお伝えしていきます。
1.ベッドの大きさを比較:
シングル2つ VS 他のベッドサイズ
ベッドの大きさは、シングルベッド2台を並べた方が、二人用ベッドのどんなサイズよりも、大きいです。例えば、二人用のベッドの、キングサイズやクイーンサイズよりも、シングルベッド2台を並べた方が、大きくなります。
シングル2つを並べたほうが、お一人が眠れる幅も、広くなり、ゆったりお休みいただけます。
ベッドの大きさや、ゆったり眠れる広さ、で選びたい方は、シングル2つ並べて1台のベッドで使う方が、適しているといえるでしょう。
下の画像で、ベッドの大きさを比較していただけます。また、お一人あたりのゆったり具合もご確認いただけます。
シングル2つ並べた場合の巾とゆったり度
二人用ベッドの巾とゆったり度
二人用のベッドと、シングル2台のベッドの大きさの違いを、下記の「ベッドの大きさとゆったり度の表」でご確認してみてください。
ベッドの大きさとゆったり度の表
(ベッドの大きい順)
ベッドのサイズ名 | ベッド本体の寸法 (cm) | 1人当たりの巾 (cm) |
---|---|---|
シングルとセミダブル の2台 | 220×200 | 110 |
シングル2台(ワイドキング) | 200×200 | 100 |
キング | 180×200 | 90 |
ワイドクイーン | 170×200 | 85 |
クイーン | 160×200 | 80 |
ワイドダブル | 150~155×200 | 75 |
ダブル | 140×200 | 70 |
ご注意点:ベッドは、木枠のデザインによって、実際の寸法は異なります。
上記表の数値は、最小の場合を目安に、寸法を記載しています。
寝室のスペースを計算する際は、上記のサイズ寸法に、10~15cm 程度加えて、お見積りください。
2.ベッド周りのスペースを比較:
寝室の使いやすさ
ベッドを2台並べる場合、寝室のスペースに問題がないか、をチェックしましょう。シングル2台置いた場合、と、二人用ベッドを置いた際の、空きスペースを確認します。空きスペースによって、寝室の使いやすさが異なります。
ベッドを2台並べて設置した場合、歩くスペース、シーツを取り替えるスペース、その他の家具を置くスペース、などに支障がないかなどをチェックしてみましょう。
寝室の広さは、シングル2台を並べる場合、6畳あれば、設置することは可能です。
寝室のスペースをチェックする場合、目安になるのが、ベッド周りの必要スペースです。
ベッド周りの必要スペースの、確認方法は、次の通りです。
設置したいベッドの大きさ、に、下記のベッド回りの必要スペース、を加えた合計スペースが、部屋の大きさに収まるかをチェックします。
ベッド回りの必要スペース
- ベッドの横側の通路のスペース 60~65cm
- ベッドの足もと側のスペース 50~55cm
- 壁際にベッドを置く際の、壁とベッドのスペース 10cm程度
ベッド2台を置く場合と、二人用のベッド1台を置く場合とでは、どちらの方が、寝室の広さに適していましたでしょうか?
次の点を、チェックしてみてください。どのサイズが、あなたに合っているか、選びやすくなります。
- 通路のスペースは、十分確保できそうですか?
- シーツの取り換えや、お掃除をするとき、寝室の空きスペースは、どちらの方が、作業がしやすそうですか?
- クローゼットの扉が、きちんと開閉できるスペースを確保できましたか?
- 毎晩、毎朝の、ベッドの出入りを想像したとき、そのスペースで快適に過ごせそうですか?
3.ライフサイクルの変化で比較:
生活の変化を推測
ここからは、ライフサイクルの変化によって、どちらを選ぶか、を比較します。ライフスタイルの変化とは、お子さまが増える、仕事の時間の関係で就寝や起床時間が異なる、ご夫婦で寝室を別にしたい、などです。変化に伴い、眠り方、寝室のあり方が、変わっていく場合を比較します。
長い目でライフスタイルを考慮した場合、ダブルやクイーンサイズなどの二人用ベッドより、シングル2台を最初に用意したほうが、変化に対応しやすく、使い勝手の幅は広がります。
例えば、シングル2台を用意しておくと、最初は、2台をぴったりくっつけて、大きい1台のベッドで、お二人で休むこともできます。その後、お好きなタイミングで、シングルベッドを単体で、お使いいただけます。
ダブルサイズやクイーンサイズのお二人用のベッドですと、そうはいきません。別々に眠ることになった場合、後から、1台を、購入するようになります。
ベッドマットレスの耐久年数は、数年から10年程度ですが、ベッド本体、木枠は、家具と同じように、ずっと長くお使いいただけます。
ご自身やご家族の、ライフサイクルを、長い目で見ていただき、お二人用ベッドか、シングルベッド2台かをお選びください。
4.ベッドの価格を比較:
シングル2台 VS 大きいベッド1台
次は、ベッドの価格についての比較です。同じランクのベッドで比べると、二人用のベッドのクイーンサイズより、シングル2台を購入したほうが、価格は、高くなります。
例えば、シモンズ社のシンプルなデザインで、2台ぴったり並べられるベッド、 メゾンフィーノというタイプで比べてみましょう。
シングルのフレーム価格が、85,000円プラス税、クイーンサイズのフレーム価格は、125,000円プラス税、です。これに、それぞれ、マットレス価格を加えて、1台のベッドの価格になります。
例えば、上記ベッドフレームに、シモンズ社のゴールデンバリューというマットレスをのせると、
- シングル2台 85,000円+マットレス価格 155,000円 x2台 = 480,000円 (税抜き価格)
- クイーン1台 125,000円+マットレス価格 205,000円 x1台 = 330,000円 (税抜き価格)
になります。シングル2台のほうが、クイーンサイズ1台より、約 1.5倍程度、高い金額になります。(注:ベッドの価格は、2018年9月時のメーカーカタログを参照)
ベッドは、長年使えるものです。先程のライフサイクルの項目でもお伝えしましたが、購入時の金額とともに、その後、ベッドを増やす可能性、ベッドを移動して使う可能性、などを考慮して、サイズを選びましょう。
お二人用のベッド、クイーンサイズを選び、購入した際、場合によっては、後に、1台、買い足す可能性もあるかもしれません。もちろん、無いかもしれません。ライフスタイルの変化に応じて、ベッドに支払う金額が変わってくる、という点を予測することをおすすめします。
5.寝心地:
シングル2台 VS 大きいベッド1台
ここでは、寝心地を比較します。シングル2台を並べて使う場合の、メリットの一つは、お一人ずつが、好みの寝心地を選べることです。
例えば、お一人は、固めのベッドマットレス、もう一人は、普通の固さのベッドマットレスを選ぶことも可能です。
掛け布団の好みも、お二人が、シングルの掛け布団をそれぞれ使う場合、お好きなタイプの掛け布団を選ぶことも可能です。
お二人用のベッド、ダブルやクイーンサイズは、ほとんどの場合、マットレスの固さを、一つのタイプに決定する必要があります。(例外:マットレスによっては、1台のマットを、6分割して、硬さをそれぞれ選べるマットレスも販売されています。)
掛布団も、ダブルやクイーンサイズのベッドでは、ダブルサイズかクイーンサイズの掛け布団1枚を、お二人で使うことになります。暑さや寒さの感じ方が異なる場合は、どちらか一方が、快適さが低くなることも考えられます。
寝心地重視で選択するのであれば、お二人が、自由にご自分の寝心地を選べる、シングル2台のほうが、使いやすいといえるでしょう。
6.比較をまとめた表
上記でお伝えしたことを、表にまとめてお伝えします。
二人用ベッド1台使う場合と、シングル2台を並べる場合との比較
比較項目 | お答え | 期待できること |
---|---|---|
ベッドの大きさ | シングル2台のほうが大きい | ‐200×200を置ける寝室のスペースの確保が必要 ‐ゆったり眠れる |
ライフサイクルの変化 | シングル2台は、いつでも単体としての利用も可能 | ‐家族が増えたり、寝室を分けたりするなどしても、ベッドをそのまま活用できる |
ベッドの価格 | シングルベッド2台のほうが、高価 | ‐購入時に支払う金額と、長い目で見た、買い替え、買い足しがあることを考慮に入れて選ぶ |
寝心地 | シングルベッド2台は、好みの寝心地で睡眠できる | ‐マットレスの硬さ、掛け布団の好みを選べるので、それぞれが心地よい眠りを楽しめる |
「ダブルやクイーンサイズのベッドを購入する場合と比べて、シングル2台を並べて使うのと、どちらが便利でしょうか?」と、迷われている場合、上記にあげた、項目を見ながら、ベストなサイズを選びましょう。
疑問2.「マットレス2台、ずれませんか?」
「シングルを2台並べて、1台として使う場合、マットレスがずれたりしませんか?」と、ご不安を感じる方もいらっしゃいます。
シングルベッドを2台並べて、ずれずに、使う方法があります。
並べるだけでは、それぞれのマットレスが、多少ずれることもあります。下記、ご紹介する対処をすると、ずれを防止することが可能です。
ここでは、ずれを防止する方法を、お伝えします。ずれ防止の、お役立ちアイテムは、この記事の一番最後にご紹介しています。
2台並べるベッドマットレスのずれを防止する方法
- ベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツを使う
- キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う
- マットレス2台をずれないようにする、マットレスバンドを使う
方法を、ひとつずつ、詳しくお伝えしていきます。
1.ベッド2台を1枚でくるめるサイズのボックスシーツを使う
シングル2台を、1台の大きいベッドとして使う場合、ベッドのシーツを、シングル2台を1枚で包める、200cm巾のボックスシーツになさると快適です。2台のマットレスを、1枚のボックスシーツで、しっかりとくるんでセットすると、2台の間の隙間や、マットレスのずれを気にせずお休みいただけます。
シングルとセミダブル2台を並べて、1台の大きいベッドとして使う場合は、220cm巾のファミリーサイズのボックスシーツを使いましょう。
セミダブル2台を並べる場合は、240cm巾のボックスシーツをご用意いただくと、快適です。セミダブル2台を1枚のシーツで包める、240cm巾のボックスシーツは、240cm巾のファミリーサイズ240などとも呼ばれているサイズです。
シングル2台用や、シングルとセミダブル2台用のボックスシーツをお選びになる際は、シーツの底部のゴムが全周に入っているかを確認することも大切です。
シーツのゴムが全周に入っていると、2台のマットレスをしっかりとくるめますので、ずれ防止になります。
2.キングサイズか、ワイドキングサイズのベッドパッドを使う
2台のマットレスのずれ防止には、ベッドパッドを、キングサイズ、ワイドキングサイズを使うのがおすすめです。ベッドパッドは、ボックスシーツの下に敷いて使います。
大きいサイズのベッドパッドを使うと、ずれ防止のみではなく、マットレス2台の中央の隙間を気にすることなく、快適にお休みいただけます。
シングル2台をお使いの方は、180cm巾のキングサイズのベッドパッドか、200cm巾のワイドキングサイズのベッドパッドがおすすめです。
「180cm巾のキングサイズのベッドパッドが、シングル2台の200cm巾に使えるの?」と、疑問に思われる方もおられるでしょう。大丈夫です。両端10cmずつパットの乗らない部分がありますが、そこには、体は乗りません。使用するには、まったく問題なくお使いいただけます。
シングルとセミダブルを2台並べてお使いの方は、180cm巾キングサイズ、200cm巾ワイドキング、シングルとセミダブルのベッドパッド1枚ずつのベッドパッドから、お選びください。ベッドの隙間が気になる場合、シングルのベッドの上に、セミダブルのベッドパッド、セミダブルのベッドの上に、シングルのベッドパッドをのせると、2台の隙間の上は、ベッドパッドが乗ります。隙間を気にせずお使いいただけます。
3.マットレス2台をずれないようにする、マットレスバンドを使う
マットレスを2台並べて1台として利用する方向けに、マットレスバンドという商品が販売されています。マットレスを2台並べた状態で、側面をバンドで固定して、ずれないようにする、便利グッズです。
2台を1枚で包むサイズのボックスシーツ、大きいサイズのベッドパッド、を使っても、まだ、ずれが気になる方や、お子さまと添い寝をして、ずれが心配の方は、お使いになるのもよいでしょう。
疑問3.「シングル2つを包めるベッドシーツは何サイズですか?」
シングルベッドを2つ並べて、1枚のボックスシーツでくるむサイズは、ワイドキングサイズと呼ばれています。幅は、200cm です。
一部では、200cm幅のキングサイズ、と、呼んでいる方もいらっしゃるようです。通常、キングサイズは、180cm幅で、ワイドキングサイズが、200cm幅です。
ワイドキングボックスシーツの寸法は、幅200cm、丈200cmです。ボックスシーツのマチは、お使いのベッドマットレスの厚みに合わせて選ぶようにします。
ワイドキングボックスシーツのマチを選ぶ目安は、
- マットレスの厚みが、24cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ30cm
- マットレスの厚みが、34cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ40cm
- マットレスの厚みが、39cm程度まででしたら、幅200 x 丈200 x マチ45cm
です。
ボックスシーツのマチは、マットレスの厚みとマットレスの下に敷き込む生地の長さ合わせた数値になります。
商品、メーカーによって、ワイドキングサイズという名称で、異なった寸法が販売されていることもあります。シングル2つを1つのシーツでくるむには、幅は、195cm~200cmは必要です。商品をお選びになる際は、サイズの名称だけでなく、シーツの寸法も確認するようにしましょう。
疑問4.「シングル2台並べて、6畳の寝室に使えますか?」
お二人暮らしを始めるにあたり、シングル2台をぴったりつけて使いたいという方は、多くいらっしゃいます。ただ、寝室のスペースが心配の方で、躊躇されている方もいらっしゃるようです。
結論は、6畳の寝室には、シングル2台を並べてお使いいただけます。
例えば、一般的な、6畳間の場合、江戸間で、261x352cmです。シンプルな木枠のベッドのシングルサイズは、100x200cm程度です。ベッド回りのスペースも、確保していただけます。
注意点があります。2台のベッドの配置です。ベッドを配置する際は、家具の大きさ、窓の位置、扉の位置、扉の開け閉めに必要なスペース、などを考慮して、2台のベッドを置く位置を、お決めください。
疑問5.「シングルとセミダブルを並べたいのですが、6畳の寝室で使えますか?」
6畳間に、シングルとセミダブルベッドを置く場合、設置することは可能ですが、ベッド回りのスペースが少ない、家具が置けない、扉が開きにくい、窓が使いにくいなど、使い勝手に問題が生じることもあります。寝室の間取り、家具、ベッド回りのスペースを考慮して、お決めになることをおすすめします。
ベッドを2台並べて1台として使う場合の、ベッド選びの注意点
ベッドを2台並べて大きい1台のベッドとして使う場合、すべてのベッドが適しているわけではありません。
ベッドを選ぶ際は、2台並べて、隙間があかないタイプのフレームを選びましょう。
2台の間に隙間が生じるタイプのベッド
2台をぴったり並べられるタイプのベッド
2台並べて使う方が増えている昨今、連結ベッドと呼ばれる、2台をつなげて使えるように作られているベッドも販売されています。
これからベッドをお選びになる方は、フレームも慎重に選ぶようにしましょう。
シングルベッドを2つ並べて大きいベッド1台として使うメリットとデメリット
ここでは、ベッドを2つ並べて1台として使うメリットとデメリットをお伝えします。
シングルベッドを2つ並べて1台として使うと、どう快適か(メリット)、と、どんな不便さ(デメリット)があるのか、です。不便さについては、どう対処すると、不便さを解消できるか、も合わせてお伝えします。
あなたの睡眠生活を快適にするための、ベッドサイズ選びにお役立てください。
シングルベッドを2つ並べて1台として使うメリット
- シングル2つ並べて使うと、ダブル、クイーンやキングサイズの、二人用のベッド1台で使うより、広くゆったりと眠ることができる。
- シングル2つ並べて使うと、二人で寝ても、振動が伝わらず、眠りの妨げにならない。より、快適に眠れる。
- シングル2つ並べると、お二人それぞれが、好みの硬さや寝心地のベッドマットレスを使える。それぞれが好みの寝心地で、快眠できる。
- シングル2つを並べて大きいベッドとして使うと、中央に子供を寝かせて、添い寝ができる。子供がベッドから落ちる心配がない。
- 別々のベッドで眠りたくなった際、いつでも、ベッドを移動して利用ができる。
- 寝室のスペースを有効に活用できる。
ベッドを2つ並べて1台として使うデメリットと対策の方法
ベッドを2つ並べて1台として使う際のデメリットと、その対策方法もお伝えします。
- 寝る位置によって、ベッドに入りづらかったり、ベッドから出にくかったりする。
対策→ 置く位置を考える。 - ベッドが並んでいるので、それぞれのベッドシーツの装着がしづらい。
対策→ 大きいベッド用のボックスシーツを使う。 - ベッドマットレスがずれると、中央に隙間があいてしまう。
対策1→ 大きいサイズのベッドパッドを使う。
対策2→ 大きいベッド用のボックスシーツを使う。
対策3→ 隙間パッドを使う。
対策4→ 2台ベッドマットレスがずれないようにママットレスバンドを使う。 - 価格が高くなる。
対策→ 人生設計とあわせて、長い目で見た使いやすさで決める。
ベッドを2つ並べて1台として使う場合、メリットばかりではなく、上記のとおり、デメリットはあります。ただ、対策法も、あります。メリットとデメリット、そして、ご自身のライフスタイル、ライフサイクルなどを考慮して、使い勝手の良いベッドのサイズを選びましょう。
ベッドを2台並べて1台として使う場合の掛け布団のサイズ
ベッドを2台並べて1台として使う場合の掛け布団のサイズについては、別の記事で詳しくご紹介しています。
「シングルベッドを二つ並べる場合の、掛け布団のおすすめサイズ」をご覧ください。
2台のベッドをならべて使うための、おすすめアイテム
ここからは、2台のベッドを並べて、大きいベッドとして、快適に使うための、おすすめのアイテムをご案内します。お役立てください。
2台のベッドを1枚でくるめる、ボックスシーツ
2台のベッドを並べて、1枚のシーツでくるんで使いたい、というご要望にお応えする、ボックスシーツです。ゆったりしたベッドで、心地よい睡眠をお楽しみいただけます。
- シングル2台を並べて使うサイズ
- シングルとセミダブルを並べて使うサイズ
- セミダブル2台を並べるサイズ
がございます。
下記どうぞお選びください。
- シングル2台並べる用高級ボックスシーツ
乾燥機OK、肌触りなめらか高級超長綿、日本製。心地よい眠りに。
- シングルとセミダブル2台並べる用高級ボックスシーツ
- セミダブル2台並べる用サイズ 高級ボックスシーツ
2台のベッドを並べた時の隙間対策用アイテム
2台のベッドを並べて使う方におすすめのベッドパッド
ワイドキングのベッドには、キングサイズのベッドパッドをおすすめいたしております。
- 洗える抗菌防臭ベッドパッド薄手で軽量タイプサイズ:シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング
- 洗えるベッドパッド抗菌防臭しっかりタイプキルトが細かく、側生地、中わたも衛生的な薄手タイプサイズ:シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング
- ウール ベッドバッド吸湿放湿性、弾力のあるパッド。寝心地重視の方へサイズ:シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キング
200×200サイズのベッドパッド
シングル2台200cm巾までしっかりかぶせるベッドパッドをお探しの方に。
- 200cm巾 シングル2台用のベッドパッド
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。
ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。