古くなったり、色や柄の好みが変わったりして、使わなくなったシーツやカバー、引出しの中に入ったまま、なんてことはありませんか? いつか何かに使えるかも、とそのままになっている方も多いようです。ここでは、使わなくなったシーツやカバー、ピロケースの、おしゃれな活用方法についてお伝えします。すぐに簡単に作れる、リメイクの実例もご紹介しています。
目次
1.シーツや掛けふとんカバー、ピロケースがリメイクにぴったりな理由

使わなくなったシーツやカバーのおしゃれな活用方法
使わなくなったシーツやふとんカバーは、インテリア小物として、再利用するのに最適な生地です。理由は、次の3点です。
- 好みの色や柄
- 生地の特性
- ファブリックブランドの有名な柄
好みの色や柄
シーツや布団カバー、ピロケースをお選びになるとき、好みの色や柄、寝室のインテリアに合わせて選びませんでしたか?
もし、答えが、「はい」でしたら、それだけでも、シーツや布団カバー、ピロケースのリメイクをおすすめします。丈夫で、洗濯しやすく、好きな色や柄の生地が、大きいサイズで、目の前に、たっぷりあるのですから。
お好みの色や柄の生地を使って、おしゃれなインテリア小物を、すぐに作っていただけます。
さらに、生地がたっぷりあるので、同じ柄や色で、いくつか作って、コーディネートして使えますので、インテリアのオシャレ度がアップします。
生地の特性
シーツや、掛けふとんカバー、ピロケースに使われる生地は
- 直接肌に触れても、肌にやさしい生地
- 身体による摩擦や、頻繁な洗濯にも耐えうる耐久性の高い生地
- 洗濯しても、色落ちしない生地
- サイズが大きく、織りムラや色ムラのない生地
などの特徴があります。布団カバーやシーツの生地の、これらの特徴も、小物類の生地として、再利用するのにぴったりな理由です。
ファブリックブランドの有名な柄
ラルフローレン、ローラアッシュレイ、ウエッジウッド、ウィリアムモリス、サンダーソン、エトロなど、ブランド柄の掛け布団カバーやシーツ、ピロケースをお使いではなかったですか?

ファブリックメーカーの素敵な柄の生地
もし、そのようなカバーをお持ちでしたら、ぜひ、インテリア小物としてお使いになることをおすすめします。ファブリックブランドの柄は、洗練されていて、世界の多くの人に愛された柄ですので、インテリア小物にぴったりなのです。
同じ柄で色々な小物を作って、インテリアのコーディネートもしていただけます。
2.インテリア小物に活用した実例紹介
ここからは、使わなくなったシーツ、掛けふとんカバー、ピロケースを、インテリア小物に使った実例を紹介します。今回ご紹介するのは、次の小物です。
- カフェカーテン
- テーブルセンター
- テーブルクロス
- パソコンのキーボードカバー
- クッションカバー
カフェカーテンの実例:ボックスシーツをリメイク
ベッドのボックスシーツの生地を使った、カフェカーテンです。洗面所の小窓に使ったケースです。

シーツをリメイクしたカフェカーテン

生地が薄いので、明かりとりができ、レースより透けないので、洗面所に。

テンションポールの部分は5cm
この実例では、ウィリアムモリスの有名な柳の枝の柄、「ウィローボウ」の柄のボックスシーツを再利用しました。カーテンや壁紙で、この柄をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
使わなくなったシーツをリメイクすることで、簡単に、手軽に、素敵な柄のカフェカーテンでインテリアを楽しめることができます。なんとも贅沢な気分を味わっていただけます。
テーブルセンターの実例:ピロケースをリメイク
ピロケースをリメイクして作った、テーブルセンターです。

ピロケースをリメイクして、テーブルセンターに
生地は、先にお伝えしたカフェカーテンと同柄の、ウィリアムモリスのウィローボウの柄の、ピロケースを利用しています。
ピロケースを使った理由
テーブルセンターに、シーツではなく、ピロケースを使ったのには、理由が2つあります。
1つは、生地が2重に使えることです。
ピロケースは、そのまま縫い合わせれば、生地が2重になります。テーブルセンターは、ぺらぺらとした生地より、多少、しっかり目の生地のほうが、おさまりがいいので、あえて、生地を2重にするために、ピロケースを使いました。
2つめは、ピロケースのきれいな縫製を生かせることです。

ピロケースの縫製のきれいな角の部分を生かして使う
ピロケースは、余分にお持ちの方もいらっしゃると思います。しっかりとした縫製を生かすと、簡単に、きれいに、インテリア小物として、再活用していただけます。
テーブルクロスの実例:掛けふとんカバーをリメイク
掛けふとんカバーをリメイクして作った、テーブルクロスです。

掛けふとんカバーをリメイクしたテーブルカバー
使ったのは、サンダーソンのバラ柄の掛け布団カバーです。サンダーソンの柄は、世界中のインテリア好きの方に愛されている柄です。使わなくなったカバーをリメイクして、インテリアに生かせるなんて、幸せな気分になれます。
パソコンのキーボードカバーの実例:ボックスシーツをリメイク
ボックスシーツをリメイクして作った、パソコンのキーボードカバーです。

シーツをリメイクした、パソコンのキーボードカバー。チロリアンテープで飾り。
シーツの再利用でありがたいのは、生地がたっぷりあること。同じ生地を、長方形に裁断して、四隅を縫って、アップリケを付けて、プリンターカバーにも、リメイクしています。

シーツをリメイクして、プリンターカバーを。
クッションカバーの実例:掛けふとんカバーをリメイク
掛けふとんカバーを使ってリメイクしたのが、クッションカバーです。サンダーソンの、花柄の掛けふとんカバーの角を使って、35x35cm四方のクッションカバーです。

掛けふとんカバーの再利用で、クッションカバー。
3.普段使いの小物に活用
使わなくなった、シーツやカバー、ピロケース。インテリア小物を作って、さらに余ることもあります。その場合は、普段使いの小物にも利用が可能です。

掛けふとんカバーをリメイクして巾着小物入れ
そのほか、小さなハンカチや、ランチョンマット、お弁当を包むハンカチ、などにも利用可能です。お好きな色や柄の生地ですので、毎日目にするものに使うと、気分がとっても幸せになります。
以上、使わなくなったシーツ、布団カバー、ピロケースをおしゃれに活用する方法をお伝えしました。
女性って、布が好きですよね。あなたの引き出しに入っている、好みの色や柄で選んだ、布団カバーやシーツ、是非、リメイクして、インテリアをおしゃれを楽しみましょう。
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。