公開日:2019.03.06

シーツやカバー、何枚持っていればよいですか? 新生活の準備

シーツやカバー、何枚持っていればよいですか? 新生活の準備

シーツやカバー、何枚持っていればよいですか? 新生活の準備

「シーツやカバー、何枚ずつ持っていればよいですか?」と、お客さまからお問い合わせを頂戴します。お一人暮らしや、ご結婚で新生活を始める方が、寝具の準備で迷われる方が多いようです。ここでは、シーツや布団カバー、ピロケースの替えを何セット用意すればよいか、と、色合わせを楽しむための、持ち方の工夫をお伝えします。

目次

シーツ、布団カバー、ピロケースの洗い替えの必要枚数

ベッドや布団、枕に使う、シーツやカバー類は、洗い替えを含め、一人当たり、2セットを、最低でも準備するようにしましょう。

用意するシーツ類の素材は、季節を問わず、年間を通じて使える、綿素材の商品を2セット、まず、そろえるようにします。綿100%のシーツでも、生地の織り方によって、肌触りが異なります。肌触りの好みで選ぶようにしましょう。素材や生地の違いに迷ったら、シーツの生地の違いを参考にしてみてください。

季節に合わせた、ひんやりシーツやあったかシーツは、新生活をスタートさせた後、必要に応じて、そろえるようにします。寝室の空調や、暑さ寒さの感じ方の違い、季節商品をお得に買うタイミングなどを考慮して、無駄がないようにしましょう。

洗い替えが必要な理由

「乾燥機があれば、すぐに乾くので、洗い替えは必要ないのでは?」と、おっしゃる方もいらっしゃいます。

乾燥機があれば、確かに、洗い替えがなくても、1~2時間で、シーツを取り換えることができます。それでも、洗い替えを準備することをおすすめします。

理由は、シーツやカバーの取り外しと、取り付けにかかる時間を短縮できるからです。

筆者自身も、乾燥機を使って、洗い替えを用意しない場合、と、洗い替えを用意して、洗濯する場合の、2パターンを体験しています。2つのパターンを比べると、洗い替えを準備したほうが、手間無く、簡単に、シーツの取り換え作業が終わります。

洗い替えがあると、シーツやカバーを取り外しながら、新しいシーツやカバーを取り付けられるからです。かかる時間と、手間と、面倒と感じるハードルが、ずっと軽減されます。

シーツやカバーの洗濯は、取り外しと取り付けが面倒だから、と、つい後回しにしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。使っていたシーツやカバーを取り外しながら、新しいものと交換してしまうと、本当に楽です。洗濯する曜日を決めて、定期的に家事のサイクルに取り入れてしまいましょう。清潔なシーツと布団カバーで、気持ち良く、気分よく、睡眠を楽しんでいただけます。

下記、ベッドをお使いの方、お布団をお使いの方別に、必要なシーツやカバーの種類と、枚数を一覧表でお伝えします。それぞれのシーツやカバーの説明のページもリンクでご覧いただけます。

お使いの敷き寝具別、必要なシーツやカバーの種類と、枚数

お使いの敷き寝具の種類必要なシーツやカバーの種類最低限、必要な枚数
ベッドボックスシーツ最低一人あたり2枚
参考:ボックスシーツとはどんなシーツ?
ベッド掛け布団カバー最低一人あたり2枚
参考:掛けふとんカバーのサイズの選び方
ベッドピロケース
(枕カバー)
最低一人あたり2枚
参考:枕カバーのサイズの選び方
お布団ワンタッチシーツ、
ラップシーツ、
または
フラットシーツ
最低一人あたり2枚
参考:ワンタッチシーツとは?
お布団敷き布団カバー最低一人あたり2枚
参考:敷き布団カバーのサイズの選び方
お布団掛け布団カバー最低一人あたり2枚
参考:掛けふとんカバーのサイズの選び方
お布団ピロケース
(枕カバー)
最低一人あたり2枚
参考:枕カバーのサイズの選び方

ダブルやクイーンなど、二人用サイズのベッドやふとんをお使いの方は、寝具ごとに、2枚以上用意します。ピロケースは、一人当たり2枚以上用意します。

敷き布団をお使いの方へ

お布団をお使いの方は、敷き布団を、敷き布団カバーに入れて、その上から、ラップシーツ、ワンタッチシーツ、フラットシーツをかけて使うことをおすすめします。敷き布団が長持ちしますし、洗濯も楽になります。

敷き布団カバーだけを掛けて、お使いになることも、もちろん可能です。ただ、敷き布団カバーの洗濯は、取り外しと取り付けに手間がかかります。手間がかかると、洗濯することが、面倒になってしまいがちです。ラップシーツやフラットシーツは、さっと取り外して洗濯できます。心地よく眠るために、敷き布団カバーと、ラップシーツやフラットシーツの併用をおすすめします。

併用する方が、ずっと洗濯の手間が簡単です。

洗濯頻度を考慮した、洗い替えの色の持ち方の工夫

「洗い替えは、同じものをそろえればいいのかしら? 色違いも使ってみたいけど。」

シーツ、布団カバー、ピロケースを2セット用意する際、迷わず、同じ色で2セット用意する方もいらっしゃれば、せっかくなら、気分によって色を変えてみたい、という方もおられるでしょう。

もし、色違いでそろえる場合、コーディネイトができる、色の組み合わせを選んでみることをおすすめします。

理由は、シーツやピロケース、と、掛けふとんカバーでは、洗濯頻度が異なることが多いからです。汗の多い季節と、そうでない季節では、違いもありますが、おすすめする洗濯頻度は、

  • シーツ、ピロケースは、1週間に1度以上
  • 掛けふとんカバーは、1~2週間に1度程度

です。

洗い替えのシーツやカバーを、色違いでそろえるヒント

洗い替えのシーツやカバーを、色違いでそろえるヒント

洗い替えのカバー類の色を、コーディネイト可能な色をそろえることで、シーツ、ピロケース、掛けふとんカバーの洗濯頻度が異なっても、色の組み合わせを楽しんでいただけるからです。

もちろん、無地の色違いをそろえるばかりでなく、1セットは、柄物のカバー類、もう1セットは、柄物と同系色の無地のカバー類でそろえるのも一案です。

洗い替えは、コーディネートできる2セットを準備

洗い替えは、コーディネートできる2セットを準備

シーツやカバーは、お好みの色のほか、汚れが目立たない色安眠できる色など、楽しく色選びをしてみましょう。豊かな睡眠で、新生活の楽しみも広がっていくでしょう。

以上です。
洗濯した、清潔なシーツや布団カバーで眠ると、本当に気持ち良いものです。洗い替えをきちんと準備して、定期的な洗濯は、手軽に、簡単に、済ませてしまいましょう。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

この記事を書いた人

|