「掛布団カバーの色は、シーツと同じ色が良いですか?」「枕カバーの色は、シーツと布団カバー、どちらに合わせたほうが良いですか?」と、お問い合わせを頂戴します。シーツや布団カバーの色を、失敗なく、センス良く組み合わせたい、というご要望です。ここでは、シーツや、掛け布団カバー、枕カバー(ピローケース)の色の組み合わせ方を、事例写真とともにお伝えします。センスの良い寝室の、シーツやカバーの色選びのご参考になさってください。
目次
- シーツ、掛け布団カバー、枕カバーの色の組み合わせパターン
- 1.シーツと掛け布団カバー、枕カバーを同色でそろえる
- 2.掛け布団カバーと枕カバーを同色、シーツを別色
- 3.シーツと枕カバーを同色、掛け布団カバー別色
- 4.シーツと掛け布団カバーを同色、枕カバーは別色
- 5.シーツと枕カバー、掛け布団カバー、それぞれ別色
- センス良く、シーツと掛け布団カバー、枕カバーをコーディネイトするコツ
- 美しい色のシーツやカバー、ピローケースを選ぶ
シーツと掛け布団カバー、枕カバーの色の組み合わせパターン
シーツ、掛け布団カバー、枕カバーの色の組み合わせ方によって、寝室の印象が変わります。ここでは、シーツ、掛布団カバー、枕カバーの組み合わせのパターンをご紹介します。
組み合わせ方に、正解はありません。ご自身の取り入れやすさ、インテリアの希望、好みに合わせて、パターンをお選びになるのが良いでしょう。
下記、組み合わせのパターンです。取り入れやすさの順番に並んでいます。
- シーツと掛け布団カバー、枕カバーを同色でそろえる
- 掛け布団カバーと枕カバーを同色、シーツを別色
- シーツと枕カバーを同色、掛け布団カバー別色
- シーツと掛け布団カバーを同色、枕カバーは別色
- シーツと枕カバー、掛け布団カバー、それぞれ別色
ここからは、それぞれのパターンが、どんな方、どのような寝室インテリアに向いているか、を、事例写真とともにお伝えします。
1.シーツと掛け布団カバー、枕カバーを同色でそろえる
最初のパターンは、シーツ、掛け布団カバー、枕カバーを、すべて同じ色でそろえる組み合わせです。完全に同じ色でなくても、同系色、色の濃淡で組みあわせも、このパターンに入れていただいてもかまいません。
このパターンは、次のような方におすすめです。
- 寝室、ベッド周りを、すっきりと見せたい方
- ホテルのような寝室にしたい方
- 無難に寝室をまとめたい方
- 寝具の色選びに神経を使わいたくない、でも、センス良くまとめたい方
イメージがわかるように、事例の画像をご紹介します。ヒントにしてみてください。
ホワイトで統一すると、すっきり、ホテルのような寝室に。
少し色のある、ナチュラルカラーでそろえると、優しい雰囲気になります。
2.掛け布団カバーと枕カバーを同色、シーツを別色
次は、掛け布団カバーと枕カバーを、同じ色、シーツを別色にするパターンです。
ベッドメイキングをした際、一番面積が広いのが、掛け布団カバーです。枕カバーを、掛け布団カバーに合わせることで、色の統一感が強まります。シーツを他の色にすることで、1番のパターンより、少し立体感が出ます。のっぺり感がなくなるというイメージです。
このパターンは、次のような方におすすめです。
- すべて同じ色だとつまらないという方
- シーツはいつも白や、アイボリーなど、色を決めている方
- 柄物の掛布団カバーを楽しみたい方
- お気に入りの掛布団カバーをお使いの方
- 寝室をセンス良くしてみたい方
- 寝室インテリアを楽しみたい方
このパターンの事例の写真で、印象をご確認してみてください。
3.シーツと枕カバーを同色、掛け布団カバー別色
次は、シーツと枕カバーを同色、掛け布団カバーだけ別色にするパターンです。
ベッドメイキングをした際、目に触れる、シーツと、その上の枕を同色にすることで、2番のパターンより、すっきりとした印象となります。
このパターンは、次のような方におすすめです。
- シンプルにしたいけど、少し色も楽しみたいという方
- 寝室の色を2色程度でそろえたいとい方
- シーツと枕カバーは白と決めていて、掛け布団カバーの色はインテリアに合わせたいという方
- お気に入りの掛け布団カバーをお使いの方
無難さで比較すると、2番より、無難な組み合わせになるでしょう。下記、事例写真です。
- 次の事例は、パターン2とパターン3の組み合わせです。枕を4個使うことで、枕2つは、シーツと同色、枕2つは掛け布団カバーと同色という組み合わせです。
4.シーツと掛け布団カバーを同色、枕カバーは別色
次は、カバー類の中で、枕カバーだけ、別色にするパターンです。
枕カバーの色を変えるだけで、季節感や、インテリアのテイストの変化を楽しんでいただけます。枕カバーは、掛布団カバーやシーツよりお手軽価格で、収納スペースも取りません。数枚、そろえておくとよいでしょう。インテリアの幅が広がります。
このパターンは、次のような方におすすめです。
- 季節に合わせて、寝室インテリアを楽しみたい方
- 枕カバーは濃い色を使いたいという方
- 枕カバーを頻繁に洗濯するという方
- 枕をいくつも並べて、ベッドコーディネイトをしたい方
- 寝る用の枕と、飾り用の枕をそろえている方
- 柄物の掛け布団カバーを楽しみたい方
- 寝室をセンス良くしてみたい方
このパターンの事例の写真で、印象をご確認してみてください。
5.シーツと枕カバー、掛け布団カバー、それぞれ別色
最後は、シーツ、布団カバー、枕カバー、すべて、違う色のパターンです。
色の違いをこだわらずに、異なった色になっている、というのではなく、あえて、異なった色でそろえるパターンです。
このパターンは、
- インテリアの上級者の方
- 色の組み合わせを楽しみたい方
- 家のインテリアを、3色程度のベーシックカラーでそろえている方
に向いているでしょう。
色をそろえずに、センス良く、ベッドコーディネイトをするのは、なかなか難しいです。
センス良くまとめるコツは、
- シーツ、枕カバー、掛け布団カバー、それぞれの色が、寝室のベッドや、壁、ランプシェード、ナイトテーブル、飾られている額、ドライフラワーなどとそろえてある場合
- シーツ、枕カバー、掛け布団カバーの3色が、すべて入った、クッションを、ベッドに並べて統一感を作る場合
などです。
下記、実例のインテリア画像です。なかなか難しいですが、画像からインスピレーションがわいたら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
センス良く、シーツと布団カバー、枕カバーをコーディネイトするコツ
ベッド周りを、センス良く見せるコツは、クッションや、ベッドカバー、スローケットを上手に使うことです。
上記でご紹介した事例写真でも、クッションやベッドの上にふわっとのせてあるケット類が、上手に使われているのを見ていただけたことと思います。
クッションやスローケットを利用した、センスの良いコーディネイトを、シーツjpのインスタグラムでご紹介しています。もっと事例をご覧になりたい方は、ぜひ、ご覧になってみてください。
センスの良い寝室で、ぐっすり眠ると、気分が良いものです。気分が良くなると、毎日の活力にもつながります。シーツや布団カバーの色選びのご参考になれば幸いです。
美しい色のシーツやカバー、ピローケースを選ぶ
センスの良いベッドコーディネイトには、色が美しく、上質な生地のシーツやカバー、ピローケースがおすすめです。
美しい8色から、お好みの色を選び、素敵なベッドコーディネートをお楽しみください。
- 色と光沢が美しい、スーピマ超長綿(スーピマコットン)の掛布団カバー
- 色の組み合わせが楽しめる、スーピマ超長綿(スーピマコットン)サテン織りピロケース
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。
ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。