
掛け布団カバー、肌掛け布団、ダウンケットカバーのサイズの選び方
掛け布団カバーのサイズの選び方、迷われることはありませんか? サイズ選びで、質問を多く頂戴するのが次の3種類です。
- 「厚みが薄い、肌掛け布団(ダウンケット)のカバーのサイズはどうやって選べばいいの?」
- 「2枚合わせのデュエットタイプの掛け布団のカバーは、どう選べばいいの?」
- 「掛け布団に表示されているサイズが、掛け布団カバーのサイズと数cm違う場合はどう選べばよいの?」
ここでは、上記の質問に順番にお答えしながら、それぞれの場合の掛け布団カバーの選び方をお伝えします。一番最後に、掛け布団カバーのサイズと寸法を、わかりやすく表にまとめておりますので、お役立てくださいませ。
目次
- 厚みが薄い掛け布団、肌掛け布団カバー、ダウンケットカバーのサイズの選び方
- 夏用掛け布団、肌掛け布団のサイズについてのご注意
- デュエットタイプ(2枚重ね)羽毛布団のカバーの選び方
- 羽毛布団の表示サイズと掛け布団カバーの表示サイズが異なる場合の選び方
- 掛け布団と掛け布団カバーのサイズの一覧
厚みが薄い掛け布団、肌掛け布団カバー、ダウンケットカバーのサイズの選び方
肌掛け布団や、ダウンケットのカバーのサイズは、掛け布団の厚みに関係なく、サイズ表示通りのカバーを使います。
- 掛け布団の場合は、布団の厚み(薄さ)の違いで、カバーのサイズを分ける必要はありません。掛け布団の長さと幅で、サイズを選びます。
例えば、シングルサイズ、150x210cm、の肌掛け布団やダウンケットには、標準的なシングルサイズの掛け布団カバー、150x210cm、を選びます。薄い掛け布団でも、カバーがだぶつくことなく、快適にお使いいただけます。
冬と夏と同じカバーをお使い続けることも可能ですが、季節の変化に合わせて快適にお休みいただくために、肌掛け布団やダウンケットには、涼しく感じるカバーに衣替えされるのはおすすめです。夏用にざっくりとした綿素材、シャリ感のある麻素材のカバーに変えてみたり、色をブルー系、グリーン系、ホワイトなど、涼しく感じる色のカバーに変えてみるなどです。暑い季節でも心地よくお休みいただくための、ほんのちょっとの工夫です。
夏用掛け布団、肌掛け布団のサイズについてのご注意
夏掛け布団、肌掛け布団、薄掛け布団で、標準的なシングルより小さいサイズのお品が販売されていることがございます。具体的には、幅が140cm、丈が190cmや200cmです。標準的なシングルサイズの、150x210cm と比べ、幅が10cm、丈が10~20cmの小さいサイズです。
お使いの夏掛け布団、肌掛け布団が小さめサイズの場合は、140 x 200cm、140 x 190cm のカバーをお求めくださいませ。
このサイズは、以前は多く製造されていましたが、昨今は、布団、カバーとも、製造が大変少なくなっているサイズです。そのため、対応するカバーの販売されているところも少なくなっています。もし、見つからない場合は、ガーゼ毛布カバーで、140x200cmというサイズがございます。そちらを代用されることをおすすめします。毛布カバーは、カバーの四隅に、布団ズレ防止用のヒモはありません。その点は、留意しておきましょう。
デュエットタイプ(2枚重ね)羽毛布団のカバーの選び方
2枚合わせの羽毛布団(デュエットタイプの掛け布団)をお使いのお客さまから「2枚重ねて使うときと、薄い掛け布団1枚で使うとき、カバーのサイズは、同じでいいのかしら?」と、お問い合わせを頂戴します。
この場合も、肌掛け布団カバーと同様、掛け布団の厚みによってカバーのサイズを変える必要はありません。2枚合わせの掛け布団(デュエットタイプ羽毛布団)をお使いの方は、2枚重ねてお使う際も、1枚だけで使う際も、掛け布団カバーはそのまま、同じサイズのものをお使いくださいませ。
羽毛布団の表示サイズと掛け布団カバーの表示サイズが異なる場合の選び方
羽毛布団のタグに表示されているサイズと、掛け布団カバーのサイズが、数cm違っていて、使えるのかしら、とのお問い合わせを頂戴することがございます。よくあるケースで、羽毛布団の表示サイズが、シングル 155 x 215cmと記され、掛け布団カバーのシングルサイズが、 150 x 210cmのため、カバー選びに迷われる方がおられます。
結論から申しますと、5cm程度の差異は気にせず、市販のサイズのカバーをお使いいただけます。理由は、羽毛布団のタグに表示されているサイズは、羽毛布団の側生地サイズが表示されている場合が多いからです。例えば、側生地サイズが215cmと表示されておりましても、羽毛布団は、羽毛が入ってふくらみますので、実際の羽毛布団のサイズは、210cm程度になります。側生地サイズと布団サイズは、約5cm 程度、実寸で差が生じます。
羽毛布団は、ふわふわとした、柔らかい掛け布団でございますので、羽毛布団とカバーのサイズが数センチ差がございましても、布団がカバーにきちんと収まり、掛け心地も問題なくお使いいただけます。その際、掛け布団カバーについております、四隅の紐(テープ)を、羽毛布団の四隅のループ に止めていただけますれば、カバーの中で羽毛布団がずれることがありません。
昨今、羽毛布団は、従来の一般的な既成のサイズと異なったサイズが販売されております。羽毛布団のサイズが、既成の掛け布団カバーのサイズと、大きく異なる際は、 サイズオーダーなどで、羽毛布団に合ったサイズの掛け布団カバーを特注なさって、ご利用くださいませ。
羽毛布団は、必ず、掛け布団カバーを掛けてご利用いただくものでございます。洗い替えや季節に合わせたカバーを、複数枚ご用意されるとよろしいと存じます。
掛け布団と掛け布団カバーのサイズの一覧
掛け布団と掛け布団カバーの、一般的(既成サイズ)なサイズを、一覧表でご案内します。
掛け布団カバーのサイズ表
掛け布団・掛け布団カバー のサイズ名 | 掛け布団・掛け布団カバーの寸法 |
---|---|
シングル | 巾 150 x 丈 210 cm |
セミダブル | 巾 175 x 丈 210 cm |
ダブル | 巾 190 x 丈 210 cm |
クイーン | 巾 210 x 丈 210 cm |
キング | 巾 230 x 丈 210 cm |
上記のうち、セミダブルは、製造が大変少なく、流通が限られているサイズです。セミダブルの掛け布団カバーは、ほとんどが受注生産サイズ、もしくは、サイズオーダーでの対応で販売されている状況です。また、クイーン、キングサイズも少なくなっており、受注生産などで対応している場合もございます。
セミダブルのベッドをお使いの方は、掛け布団のサイズ選びに迷われる方も多いようです。セミダブルの掛け布団、掛け布団カバーが大変少ないからです。セミダブルの掛け布団のサイズ選び方の記事で詳細をお伝えいしております。ご参考になさってくださいませ。
肌触りがよく、掛け布団の掛心地をアップするカバー、下記からご覧ください。
スーピマ超長綿(スーピマコットン)サテン織り 掛け布団カバー・滑らかで、肌にやさしく上質な肌触りのカバーに包まれて、心地よくお休みになりたい方に。・シングル、ダブル、クイーン、キング・¥8,500(税込¥9,350)~
綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー・ふんわり軽く、やわらかで、さらさらした肌触りのカバーに包まれて、心地よくお休みになりたい方に。・シングル、ダブル、サイズオーダー・¥6,000(税込¥6,600)~
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社にて、23年間、店舗にて、お客様の寝具のご相談、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにてベッド用寝具の販売、ご相談、ご提案に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客様が快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、毎日、ぐっすり気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、明るい未来づくりを楽しんでいただけるよう、仕事をしています。