「毛玉のできないシーツ、カバーはありますか?」と、お問い合わせを頂戴します。シーツやカバーに生じる毛玉は、シーツ、掛け布団カバーの素材が綿100%ですと、できにくくなります。綿100%のシーツ、ふとんカバーをお選びになることをおすすめします。ただ、毛玉につきましては、素材だけが原因でできるわけではありません。シーツ、カバーなどに毛玉ができてしまう原因と防ぐコツをお伝えします。
シーツカバーの毛玉の原因と毛玉を防ぐコツ
毛玉は、その素材だけが原因でできるのではなく、素材に触れる摩擦により生じます。例えば、綿100%の掛けふとんカバー、シーツをお使いいただいても、それに接触して摩擦が生じる毛布やパジャマなどの素材、相性により毛玉ができてしまうこともあります。
シーツ、カバーの素材のみが原因で毛玉が生じるのではなく、パジャマや毛布などが、シーツやカバーに触れて摩擦が生じることで、毛玉ができる場合があるのです。
お気に入りのふとんカバー、シーツなどで、毛玉ができた場合、お召しになられているパジャマなどの素材を変えてみるのもよいかもしれません。
シーツや掛けふとんカバーの毛玉を防ぐには、
- まずは、綿100%の素材のものを選ぶこと
- 摩擦による毛玉を防ぐために、洗濯時には、洗濯ネットに入れて他の繊維と摩擦が生じないように洗濯すること
- もし、毛玉が生じてしまったら、シーツカバーに触れる寝具の素材を変えてみること
です。
肌に触れるシーツや掛けふとんカバー、毎日心地よく使いたいですよね。定期的なお洗濯で、ホコリの付着を日頃から防ぐことも、毛玉を防ぎ、毎日の快適な睡眠のコツでもあります。どうぞ、シーツ、カバー類、パジャマは、頻繁にお洗濯をされて、清潔に心地よい眠りをお楽しみくださいませ。「シーツの洗濯頻度と上手な洗い方」
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。
ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。