公開日:2017.06.28

掛け布団カバーの紐って何?図解 布団のずれ防止紐の使い方

「掛け布団カバーの内側の四隅についている紐は、どのように使うのですか?」と、ご質問を頂戴します。掛け布団カバーの内側に縫い付けられた紐とは、掛け布団カバーと掛け布団を結束させて、掛け布団が、カバーの中で、ずれないように(泳がない)するための、ずれ防止の紐のことです。ここでは、掛け布団カバーの内側についている紐の使い方をお伝えします。

掛け布団カバーの紐って何?図解 布団のずれ防止紐の使い方

掛け布団カバーの紐って何?図解 布団のずれ防止紐の使い方

目次

掛け布団カバーの内側についてる紐とは

掛け布団カバーのずれ防止の紐 スナップタイプ

掛け布団カバーのずれ防止の紐 スナップタイプ

掛け布団カバーの内側についてる紐、とお伝えしているのは、画像のような、2本の短い紐のことです。

この2本が1セットになって、4つの角、上下の中央2か所、両サイドの中央の2か所の、合計6か所、ないしは、8か所に縫い付けられています。

以前は、少し長めの紐で、手で結ぶスタイルでしたが、昨今は、画像のように、紐に小さなスナップボタンがついていて、ボタンで留めるタイプが多くなってきました。

掛け布団カバーの内側の紐の使い方

使い方は、この紐を、掛け布団の四隅、上下の中央、両サイドの中央に縫い付けられている、小さなループに通して、スナップボタンで留めて使います。

掛け布団の4つ角と、上下、両サイドの中央にループが縫い付けられています

(画像 2-A) 掛け布団の四隅についたループ

(画像 2-A) 掛け布団の四隅についたループ

 
(画像 2-B) 掛け布団の四隅についたループ

(画像 2-B) 掛け布団の四隅についたループ

ループは、布団の角に飛び出るように縫い付けられていたり(画像2-A)、デュエットタイプ(2枚合わせの羽毛布団、2枚合わせの洗える掛け布団)の掛け布団などは、角の内側に縫い付けられていたりします。(画像2-B)

布団により、ループが4か所のみだったり、6か所、8か所ついてたりしますので、掛け布団のループの位置と、掛け布団カバーの紐の位置が合うところを留めていってください。

掛け布団カバーの紐は、掛け布団のループに通します

紐をループに通します。

紐をループに通します。

 

紐をループに通します。

紐をループに通します。

紐をループに通します。

 

紐についたスナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します

スナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します。

スナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します。

 

スナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します。これで、掛け布団が、カバーの中でずれたり、泳いだりしないで、朝まで快適に、心地よく掛け布団を掛けてお休みいただけます。

スナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します。

スナップボタンを留めて、カバーと布団を結束します。

 

2枚合わせの掛けふとんの場合

2枚合わせの掛け布団をは、2枚のループそれぞれ一緒に通します。

2枚合わせの掛け布団をは、2枚のループそれぞれ一緒に通します。

 

2枚合わせの羽毛布団、2枚合わせの洗える掛け布団で、2枚一緒に使うときは、薄い掛け布団と、厚い掛け布団の両方のループに、ひもを通してスナップボタンで留めて使ってください。2枚が外れることなく、2枚共が掛け布団カバーにしっかり結束されて、ずれることなく快適にお使いいただけます。

掛け布団カバーのずれ防止の紐があると、多少、掛け布団と掛け布団カバーのサイズが異なっていても、カバーがずれることなく見た目もすっきり、掛け心地も快適にお使いいただけます。

簡単な掛け布団カバーの掛け方

掛け布団に、掛け布団カバーをかける簡単な方法は、裏返しにした掛け布団カバーを、掛け布団の上にのせ、四つ角のずれ防止の紐のスナップを留めた後に、掛け布団カバーをひっくり返します(表にしていただく)。こうすると面倒なく、簡単にカバーをかけていただけます。

また、カバーに入れた後に、カバーの中で布団がきれいに広がるようになじませる作業をひと手間加えると、見た目もきれいに、掛け布団カバーをかけていただけます。
 
 

以上です。

掛け布団カバーについている、ずれ防止紐の使い方についてお伝えしました。ひもを止めるのは、面倒ということもありますが、四隅の4か所だけ止めるだけでいいので、留めてみてください。4か所だけでも、ほぼ、掛け布団が、カバーの中で泳いだりずれたりしません。

スナップタイプのずれ防止ひもの掛け布団カバー

スナップタイプのずれ防止ひもの掛け布団カバー


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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