布団圧縮袋ってどんな寝具にも使って大丈夫? 使用可能な寝具リスト

布団圧縮袋ってどんな寝具にも使って大丈夫?使用可能な寝具リスト

布団圧縮袋ってどんな寝具にも使って大丈夫?使用可能な寝具リスト

「お客さま用の布団を、圧縮袋に入れて保管しても大丈夫ですか?」「布団圧縮袋が使えない布団はありますか?」と、お問い合わせを頂戴します。普段使わない寝具の収納は、できるだけコンパクトにしたい、と試行錯誤していらっしゃる方が多いようです。ここでは、布団圧縮袋に収納してもよい寝具と、圧縮袋は使わないほうがよい寝具、そして、圧縮袋を使う際の注意点をお伝えします。

目次

  1. 布団圧縮袋を使用してもよい寝具の種類
  2. 布団圧縮袋が使えない寝具
  3. 布団圧縮袋を使う際の注意点

1.布団圧縮袋を使用してもよい寝具の種類

「ふとんや毛布、どれも圧縮袋に入れてしまって、ちゃんと復元するのかしら?」

圧縮袋を利用してもよい寝具のリスト

圧縮袋を利用してもよい寝具のリスト

お客さま用の布団や、季節で使いわける寝具は、できれば、圧縮袋などを利用して、コンパクトにして収納したいものです。ただ、気になるのは、圧縮袋から出した後、ちゃんと、復元されるのかという点です。

下記の寝具は、布団圧縮袋を使用しても、復元が、比較的可能な寝具です。

  • ポリエステル綿の掛け布団
  • 綿わたの掛け布団
  • 綿わたの敷き布団
  • 肌掛け布団
  • こたつ布団
  • 座布団
  • あったか敷きパッド
  • ひんやり敷きパッド
  • ベッドパッド
  • アクリル毛布
  • ポリエステル毛布
  • フリース毛布
  • ウール毛布
  • ポリエステル綿の枕
  • シーツ
  • カバー
  • パジャマ類

2.布団圧縮袋が使えない寝具の種類

寝具の中には、布団圧縮袋を利用すると、寝具が傷む、復元ができない、機能性が劣るなどする寝具もあります。

次のリストが、収納時に、布団圧縮袋を使わないほうがよい、または、使えない寝具です。特に羽毛布団は、圧縮袋を使わないようにしましょう。

  • 羽毛布団
  • 羽毛肌掛け布団
  • 固わた敷き布団
  • プロファイル敷き布団
  • ムアツふとん
  • 整圧敷き布団
  • 西川エアーマットレス
  • ウレタン素材の敷き布団
  • 健康マットレス
  • 特殊形状の機能性敷き布団・マットレス
  • マットレス
  • 羽根枕
  • ダウンピロー
  • そばがら枕
  • ウレタン素材の枕
  • 特殊形状の枕

羽毛布団に圧縮袋が使えない理由

羽毛布団に圧縮袋を使ってはいけない理由は、圧縮してしまうことで、羽毛がつぶれてしまい、羽毛布団の機能が破壊されてしまうためです。

羽毛布団は、圧縮袋は使えません

羽毛布団は、圧縮袋は使えません

羽毛布団が軽くて暖かな理由は、中の羽毛・ダウンが、空気を含んでふくらみ、その空気が体温で温められ、その暖かな空気が羽毛布団の中に閉じ込められ、体を包み込むように掛けられるからです。

中の羽毛・ダウンは、画像のように、たんぽぽのわた毛のようで、大変軽く繊細です。圧縮袋を使ってしまうと、羽毛・ダウンのわた毛が、つぶされ壊れる原因になります。羽毛・ダウンがつぶれて壊れてしまうと、空気を含まなくなり、羽毛の機能が発揮されなくなってしまうのです。

羽毛布団に、圧縮袋を使ってしまうと、復元後、羽毛布団の保温性が損なわれたり、羽毛布団の寿命が短くなってしまったりします。羽毛布団は、羽毛布団専用ケースに入れて、収納しましょう。適切な収納と使い方をすれば、羽毛布団は、暖かい保温性を保ちながら、数年心地よく使えます。

せっかく高いお金を出してお求めになった羽毛布団、圧縮することで寿命を短くせず、適切な使い方で、快適に長く、使いましょう。

圧縮袋の使用が向かない敷き布団

敷き布団の中に、ウレタン素材が使われていたり、プロファイル、凹凸形状の固わたが使われている場合は、圧縮袋を使わないようにしましょう。復元が難しいです。

ムアツふとんや、健康敷き布団、ウレタン素材のマットレスも、圧縮袋の利用を避けましょう。復元が難しく、快眠マットレスの特徴である睡眠の質を高める機能が損なわれるからです。

圧縮袋の使用が向かない枕

枕は、安眠枕を追い求めていくうちに、数が増えてしまったという方も多いでしょう。できれば、圧縮袋でコンパクトに収納したいお気持ちはわかります。

ただ、中にポリエステルわたが使われた一般的な形の枕以外は、圧縮袋は使わないようにしましょう。そのほかの枕は、復元が難しいからです。

首の形に添うように作られている特殊形状の枕、ウレタン素材の枕は、元の形に戻らない可能性が高いです。圧縮袋の利用は避けるようにします。そばがら枕も同様です。

3.布団圧縮袋を使う際の注意点

「布団圧縮袋は、ずっと入れっぱなしで大丈夫なのかしら?」
「カビてしまったことがあるのだけど、使い方がちがうのかしら?」
「防虫剤は入れてもいいのかしら?」

など、いざ布団圧縮袋を使うとき、不安になる方もいらっしゃいます。使い方によって、確かに、カビてしまったなどということもあります。

布団圧縮袋の利用には、いくつか注意する点があります。次の順に、注意するポイントをお伝えしていきます。復元後、しまっていた寝具を、快適に使うコツです。

  • 圧縮袋に収納前にすること
  • 圧縮時に気をつけること
  • 布団圧縮袋から出して、復元するときに気をつけること
  • 布団圧縮袋に収納する期間について

圧縮袋に収納前にすること

  • 洗濯可能な寝具は、洗濯をする
    汚れたまま収納すると、カビやダニ、匂いの原因になります。
  • 洗濯後、しっかりと、乾燥させる
    湿気が寝具に残っていると、カビやダニ、匂いの原因になります。
  • 圧縮袋に、防虫剤を一緒に入れると、安心です

圧縮時に気をつけること

  • 圧縮しすぎないようにする
    中にわたの入った布団類は、できれば、完全に圧縮せず、3分の2程度の圧縮にしておきましょう。復元がしやすくなります。

布団圧縮袋から出して、復元するときに気をつけること

  • 空気を含ませるように復元させる
    中にわたの入った布団類や枕は、袋から出したら、パンパンとたたいて空気を入れるようにしながら、復元させましょう。
  • 干して復元させる
    袋から出したら、使う前に、天日に干しましょう。こもってしまった湿気や匂いを解消させるためです。
  • 起毛素材は、干してふっくらさせて復元させる
    起毛する毛布や敷きパッドは、毛が寝てしまっているので、天日干しにしてふっくらさせましょう。毛が固まってしまった場合は、天日で干してふっくらさせた後、ブラシやくしなどで、毛羽を整えるようにすると、毛並みがそろいます。
  • 匂いが気になる洗濯可能な寝具は、洗濯してから使う
    シーツやカバーなど、袋から出した際、湿気や匂いを感じたら、洗濯してから使うようにしましょう。清潔にすると、気持ち良く快眠していただけます。

布団圧縮袋に収納する期間について

布団圧縮袋に収納する期間は、6か月をめどにしましょう。お客さま用ふとんは、つい、そのまま収納してしまいがちですが、半年を過ぎると、空気がはいってふくらんできてしまいます。

6ヶ月したら、復元させ、必要があれば、また、布団圧縮袋に入れてしまいましょう。

最後になりましたが、お伝えしておきたいことがあります。布団圧縮袋は、便利ですが、本来あるべき形状を無理に圧縮していますので、完璧には、復元されないことがあることを、承知してお使いいただきたい点です。特に、わたが入った寝具は、留意して使いましょう。

以上、布団圧縮袋を使って収納できる寝具と、使えない寝具をお伝えしました。収納袋を使う際に、上記のリストを確認してからお使いくださいませ。

布団圧縮袋は、タイプがメーカーによりさまざまです。圧縮したい寝具の種類や、収納するスペースに合わせて、大きさやタイプを選び、コンパクトに収納しましょう。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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