羽毛布団を使う季節は?

「羽毛布団は、1年中使えますか?」など、羽毛布団の使える時期についてお問い合わせを頂戴します。ここでは、羽毛布団の使える季節についてお答えします。

目次

羽毛布団の使える季節

冬用の1枚物の羽毛布団は、秋口から梅雨ごろまでが、お使いになる季節の目安になります。秋口に羽毛布団を出し、梅雨時まで使うサイクルです。

現在の住宅事情や、空調事情を踏まえますと、季節より、寝室の室温で、羽毛布団の使える時期を決める方が分かりやすいかもしれません。冬用の羽毛布団を使う、もしくは、羽毛布団が必要な、寝室の室温の目安は、15℃以下から15℃前後までです。

羽毛布団をお使いになる時期は、室内の空調、保温性の好みなどにより、実際は、人によって、使う時期にばらつきがあります。梅雨前の春先には、もう冬用の羽毛布団は暑すぎて、薄手の掛け布団をお使いになる方もいらっしゃれば、梅雨を過ぎ、夏の期間も1枚物の羽毛布団をお使いの方もいらっしゃいます。

夏に羽毛布団?と疑問を持たれる方も多いかと思います。羽毛布団の特性は、布団の外側の温度により、布団内の温度の調節をすることです。寒いと、保温性が高まり、暖かくなると、保温性はそれほど高まりません。そのため、季節的に暖かくなっても、寝室の温度によっては、羽毛布団を1年中お使いになられる方がおられるのです。

羽毛布団の温度調節機能のしくみ

先に少しお伝えしましたが、羽毛布団の保温機能のしくみは、次の通りです。

外気温が低いと、羽毛(ダウンボール)はたっぷりと空気を含み、羽毛布団が膨らみます。膨らんだ羽毛布団は、体温から発せられる暖かな空気を、布団(羽毛布団のマスの中)に閉じ込め、羽毛布団の保温性が発揮されます。

逆に、外気温が上がると、羽毛(ダウンボール)は、膨らまず閉じたままになります。通気性の良さが発揮されます。布団の中に、空気を閉じ込めず、通気性を良くするのです。外気温度による羽毛(ダウンボール)の状態の変化が、羽毛布団の温度調節機能のしくみです。

この羽毛布団の温度調整機能により、羽毛布団の使える時期は長く、季節の変化にも適用しやすいのです。

羽毛布団の使う時期の前後にすると良いこと

羽毛布団を使い始める前、しまう前に、次のひと手間をしていただくと、羽毛布団を快適にお使いいただけます。また、高価な羽毛布団を、長持ちさせることにもつながります。ぜひ、なさってくださいませ。

羽毛布団を使い始める前にすること

秋口、羽毛布団の季節になり、収納していた羽毛布団を出しましたら、一度、陰干しをしてください。押し入れやクローゼットは、湿気がこもりやすく、収納してあった羽毛布団も湿気を帯びていることがあります。また、収納場所の匂いが布団に付着していることもあります。陰干しにより、湿気とにおいの不快さが軽減され、快適にお使いいただけます。

羽毛布団を使い終わったらすること

春から梅雨、冬に使った羽毛布団を、押し入れなどにしまわれるときにも、1度、陰干しをしてください。羽毛布団の中の湿気をしっかり乾燥させて、羽毛布団の保管袋にお入れになっておしまいくださいませ。詳しくは、羽毛布団の収納・保管の方法をご参考になさってくださいませ。

保管時に、圧縮袋は、絶対に使わないでください。羽毛布団の中の羽毛がつぶれてしまい、お使いいただけなくなってしまいます。
 
 
以上、羽毛布団の使える時期についてお伝えしました。

日本は四季を楽しめる環境です。寝具も、季節に合わせて快適なものをお使いいただくことが快眠につながります。ご自身の寝室の室内環境(温度、空調など)やお好みによって、秋口から、梅雨時までを目安に、冬用の1枚物の羽毛布団をお使いくださいませ。

羽毛布団を使う季節が過ぎましたら、春、夏用の薄手の掛け布団、薄手の羽毛布団(ダウンケット)、絹100%のすばらしい真綿(まわた)布団など、寝具の衣替えをされて、ぐっすりと心地よく質の良い睡眠をお楽しみください。


ご参考になれば幸いでございます。また、寝具一般や睡眠についての疑問・質問がありましたら、どうぞ何なりとこちらからお気軽にお尋ねくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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