公開日:2017.05.31

室温に適した掛け布団選びで、梅雨から夏に快眠する方法

室温に適した掛け布団選びで、梅雨から夏に快眠する方法

室温に適した掛け布団選びで、梅雨から夏に快眠する方法

春夏用に衣替えした寝具、ちょっと肌寒い、という経験ありませんか?梅雨から夏にかけては、夜の気温の変化が激しく、快適に眠れる寝具選びが難しい時期です。ここでは、寝室の室温に応じて、心地よく眠れる掛け布団、掛け寝具の選びで、梅雨から夏にかけて快眠する方法をお伝えします。

目次

寝室の室温に適した掛け布団(掛け寝具)の選び方

梅雨時期は、温度の変化が激しかったり、エアコンを使用したりと、適切な寝具選びが難しい時期です。寝室環境によっても、適切な寝具選びが異なってきます。(適切な寝具選びが異なる理由は、次の章で、お伝えします。)

ここでは、室温を目安にした、掛け布団の選び方をお伝えします。ご自身の状況にあった、快適な寝具をお選びいただけます。

寝室の室温を、下記のように分けました。室温にあわせて、適した掛け布団、掛け寝具をご覧ください。

  1. 寝室温度が15℃以下の場合
  2. 寝室温度が15℃前後の場合
  3. 寝室温度が20℃前後の場合
  4. 寝室温度が25℃前後の場合

1,寝室温度が15℃以下の場合

梅雨の時期でも、ちょっと低め、肌寒い日が続くときの温度です。

寝室温度が15℃以下の場合におすすめの掛寝具

  • 羽毛布団
  • 羽毛肌掛け布団 + タオルケット、綿毛布
  • 洗える肌掛け布団 + タオルケット、綿毛布

2.寝室温度が15℃前後の場合

エアコンなど必要なく、ちょうど過ごしやすい温度です。

寝室温度が15℃前後の場合におすすめの掛寝具

  • 羽毛布団
  • 羽毛肌掛け布団
  • 2枚合わせ掛け布団の厚い方の掛け布団
  • シルク100%の真綿布団(側生地、中わた共、すべて絹でできた掛け布団)
  • シルク100%の真綿布団 + 綿毛布、シルク毛布
  • 羽毛肌掛け布団 + タオルケット、綿毛布
  • 洗える肌掛け布団 + タオルケット、綿毛布

3.寝室温度が20℃前後の場合

そろそろ、寝ているときに汗ばむような温度です。

寝室温度が20℃前後の場合におすすめの掛寝具

  • 羽毛肌掛け布団
  • 2枚合わせ掛け布団の薄いほうの掛け布団
  • シルク100%の真綿肌掛け布団(側生地、中わた共、すべて絹でできた肌掛け布団)
  • 洗える肌掛け布団
  • 夏用肌掛け布団 + 綿毛布、タオルケット

4.寝室温度が25℃前後の場合

暑さを感じる温度です。

寝室温度が25℃前後の場合におすすめの掛寝具

  • 冷感タイプの夏用肌掛け布団
  • 夏用肌掛け布団
  • 綿毛布
  • タオルケット

梅雨時期は、シルク100%の真綿(まわた)肌掛け布団が、気温的にも、安眠のためにも最適です。高価なものですが、春先から寝具店の店頭に並びますので、機会があれば、是非、寝具専門店に立ち寄って、実際に手にとってご覧になってみてください。とびきり安眠できる感覚が伝わると思います。

寝室の室温が異なることで、おすすめの寝具が異なる現状

ここからは、寝室の室温によって、同じ季節であっても、適した寝具が異なる理由をお伝えします。室温が異なると、快適に眠れる寝具選びが異なる、という、根拠をお伝えするためです。

同じ季節でも、寝室の状況で、室温が大きく異なります。その原因となるのが、次の3点です。

  1. 住宅環境の多様化
  2. 寝室の位置
  3. 寝室のエアコンの使用状況

梅雨から夏にかけては、涼しくなったり、暑くなったり、気温差があります。快適に眠れる寝具が、寝室の室温によって大きく異なってきます。

1.住宅環境の多様化

夜の寝室の室温は、住宅環境の多様化により、同じ日であっても、各家庭によって異なることが往々にしてあります。室温が異なれば、心地よく眠るための、適した寝具も異なってくるわけです。

たとえば、高層マンションの上層階に位置する、日当たりのよい寝室は、冬の夜でも暖かです。そのような環境のお客さまは、「冬でも冬用の羽毛布団はいらないから、ダウンケット(羽毛肌掛け布団)で十分」となるでしょう。

一方、木造の一軒家の北向きの寝室は、冬は凍えるような寒さです。その環境のお客さまは、「保温性の高い羽毛布団と、ドクターセラなどの温熱敷き布団を組み合わせて使わないと、寒くて眠れない」とおっしゃいます。

寝具のプロとしては、寝室環境をお聞きしないと、適切な寝具をおすすめできないのが現状です。

2.寝室の位置

寝室が、北向き、南向き、西日が当たる場所などだけでも、室温差があり、同じご家庭にお住まいでも、最適な寝具が異なることもございます。

3.寝室のエアコンの使用状況

梅雨は、気温差が激しく、湿気も多く、雨の日は窓を開けられずにエアコンを使うこともあります。夏はエアコンを使うご家庭、使わないご家庭、設定温度の違いもあります。エアコンの利用状況、温度設定によって、タオルケットでも暑い方や、ダウンケットでも涼しすぎると感じる方もいらっしゃるのです。

ただでさえ、気温が一定しない、梅雨から夏は、お客さまの寝室の状況によって、快適に眠るために寝具選びは、異なってくるのです。

どうぞ。寝室の温湿度計を置いていただき、湿度の合わせた快適な寝具選びをしていただければと思います。

適切な寝具選びで、疲れがたまりやすい梅雨から夏に、ぐっすりと快眠でエネルギーを蓄えましょう。

梅雨から夏の室温変化に便利な快眠アイテムを選ぶ

ここからは、梅雨から夏、気温が定まらない時期に、快適に眠るための便利なアイテムをお伝えします。寝室の状況、好みのタイプに合わせてお選びください。心地よくお休みいただけますれば幸いです。

肌寒く感じる夜におすすめ、綿毛布

肌掛け布団や、ダウンケットでは、少し肌寒いと感じる夜には、綿毛布がおすすめです。

タオルケットより、保温性があり、肌に優しく、ふんわりとしたあたたかみが、心地よくお休みいただけます。ご家庭でお洗濯ができ、年間通じて使える綿毛布。あなたの毎日の快眠に、どうぞお使いください。

梅雨から夏、手軽に保温性を調節する、タオルケット

肌掛け布団やダウンケットでは、まだ少し寒い。じめじめして汗が気になる、など、梅雨から夏の保温、湿気を手軽に調節したい方には、タオルケットがおすすめです。

肌触りの良さ、長く使える品質の確かなものをお使いになりたい方、下記からお選びください。

梅雨、秋口の、蒸し暑い夜に最適。睡眠にこだわる方におすすめ。シルク、真綿肌掛け布団


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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