夏の布団の種類とお好みに合わせた選び方

「夏は、何を掛けても暑い。でも、何も掛けないと風邪をひいてしまいそうだし」と、夏の掛け布団選びは、迷ってしまいますよね。ここでは、夏におすすめの布団の種類と、選び方をお伝えします。暑い夜に、快適に、ぐっすりと眠るための寝具選びにお役立ていただければ幸いです。

夏の布団の種類とお好みに合わせた選び方

目次

夏におすすめの掛け寝具の種類

夏の布団は、わたの入った、肌掛け布団などの掛け寝具のほか、タオルケットなどの、わたの入っていない、ブランケットタイプの掛け寝具があります。夏に快適に眠るために、おすすめの掛け寝具は、次の通りです。

夏におすすめの掛け寝具のリスト

中わたの入った夏の掛け寝具

中わたの入っていない夏の掛け寝具

夏の掛け寝具の特徴とお好みに合わせた選び方

ここからは、それぞれの掛け寝具について、詳しくお伝えしていきます。それぞれの掛け寝具の特徴と、その寝具が、どのような方におすすめかを、順にお伝えします。あなたのお好みに合う、夏の掛け寝具をお選びいただければ幸いです。

ダウンケット

ダウンケットは、中に羽毛が入った、肌掛け布団です。冬の羽毛布団の4分の1から、3分の1程度の厚みです。軽くて、ふんわりとして、程よい保温性があり、夏に心地よく眠れる掛け布団の代表です。

ご家庭の洗濯機で洗えるダウンケットもあります。乾きも早く、夏の汗の多い季節に快適にお使いいただけます。

価格は、商品のグレードに合わせて、数千円から、数万円まで幅広くあります。お好みのグレードに合わせて、お選びいただけます。

ダウンケットの詳細は、別の記事、「ダウンケットの使い方と選び方。蒸れずに快眠をしたい方に」にございます。選び方やお手入れの方法もございますので、どうぞご覧ください。

おすすめの方

  • ダウンケットは、寝室で冷房をお使いの方、使わない方、どちらの方にもおすすめです。
  • 冷房をお使いの方は、全身にかけてお使いいただくのがおすすめです。
  • 冷房をお使いにならない方は、半分に折りたたんで、お腹のあたりだけにかけてお使いになるのがおすすめです。

ガーゼ肌掛け布団

ガーゼ肌掛け布団は、側生地に、肌にやさしいガーゼ、中わたに、ポリエステルわたが使われた、肌掛け布団です。ガーゼは、肌にやさしいばかりではなく、べたつきがなく、サラリとして、通気性もよく、夏に涼しくお使いいただけます。

ご家庭でも、洗濯が可能です。中わたは、薄く入っているタイプがほとんどですので、乾きやすい掛け寝具です。布団の汗が気になったら、すぐにお洗濯をして、清潔に使うようにしましょう。

カバーは掛けずに、ガーゼの心地よさを肌で感じながらお使いいただくのがおすすめです。

おすすめの方

  • ふんわりと軽い掛け布団をお使いになりたい方におすすめです。
  • お子さまや、ご年配の方で、やわらかな肌触りの掛け布団でお休みになりたい方におすすめです。
  • 冷房をお使いになる方で、羽毛がお嫌いの方に、安心してお使いいただけます。
  • ガーゼの感触がお好みの方で、ガーゼケットより、保温性の高い掛け寝具をお探しの方におすすめです。

タオル、パイルの肌掛け布団

タオル、パイルの肌掛け布団は、肌に触れる、内側の生地に、やわらかなタオル、パイルが使われている肌掛け布団です。中には、ポリエステルわたが、薄く入っています。軽い掛け心地で、やさしい温かみもあります。

タオルケットと異なり、肌にまとわりつきません。パイルの感触は、タオルケットより、やわらかな肌触りになります。

ガーゼの肌掛け布団と比べますと、側生地にパイルが使われている分、少し、重さを感じます。ガーゼの肌掛け布団より、パイルの肌掛け布団の方が、保温性が、若干、高く感じられるでしょう。

ご家庭でも、洗濯が可能です。パイルの掛け心地を楽しむためには、カバーを掛けずにお使いいただくのがおすすめです。汗が気になったら、お洗濯をして、清潔に使いましょう。

おすすめの方

  • タオルの感触がお好み、でも、タオルケットのまとわりつきは好きではない、という方におすすめです。
  • ご年配の方で、軽くて、保温性のある、夏の掛け寝具をお好みの方にもおすすめです。
  • 冷房をお使いになる方で、羽毛がお嫌いの方に、安心してお使いいただけます。

夏用冷感素材のひんやり肌掛け布団

ひんやり肌掛け布団は、側生地や中わたに、冷感タイプの特殊化学繊維が使われている、肌掛け布団です。軽量で、さらっと、体にのせるようなイメージで、使うタイプの肌掛け布団です。

冷感素材のひんやり肌掛け布団は、寝具のメーカーから、さまざまな特性の商品が販売されています。肌に触れても、ひんやり感が持続する、放熱性の高い素材や、熱を逃がしやすいように、特殊な織り方をした素材、吸湿性、放湿性の高い素材などが使われています。ひんやり、涼しく、さわやかに眠るための肌掛け布団です。

ご家庭でも、洗濯が可能です。カバーを掛けずに使った方が、冷感素材の良さを、実感していただけます。カバーを使用しない場合は、頻繁に、お洗濯をして、清潔に使うようにしましょう。

おすすめの方

  • 夏に涼しく、ひんやりとお休みになりたい方におすすめです。
  • 天然素材よりも、特殊機能素材で、とにかく涼しく眠りたい方におすすめです。

ちぢみ肌掛け布団

ちぢみ肌掛け布団は、側生地に、ちぢみ織りの生地を使った、サラリとした掛け心地の肌掛け布団です。中のわたは、ポリエステルわた、綿わた、麻わたなどが使われます。和の良さを感じる、夏用の肌掛け布団です。中わたは、0.5kgタイプが多く、肌掛け布団の中では、しっかりとした掛け心地です。

ちぢみ織りは、撚りの強い糸を使い、工程の途中で、水やお湯に浸し縮ませたり、撚りをほぐしたりして、生地の表面を凹凸にし、肌に触れる面を少なくすることで、涼感を楽しめる、伝統技術の織り方です。産地により、工程や使われる糸の素材などが異なります。いずれの産地のちぢみ織りも、生地の表面に凹凸があり、さらっとして、清涼感のある生地に仕上がります。

掛け心地だけでなく、見た目も涼しさを感じていただけます。和のイメージを楽しみながら、お休みいただける、肌掛け布団です。

ご家庭では洗濯ができない商品がほとんどです。カバーを掛けてお使いになることをおすすめします。見た目の涼しさを楽しむには、昔ながらの、白で、中央が紗(中が透けるシースルー素材)になった、円窓タイプで布団の表面が見える、掛けふとんカバーをお使いになるのもおすすめです。

おすすめの方

  • 天然素材の寝具がお好みの方におすすめです。
  • しっかりとした掛け心地の肌掛け布団をお好みの方におすすめです。
  • 和のイメージやインテリアを楽しみたい方におすすめです。
  • 冷房をお使いの方で、保温性としっかりした掛け心地の、掛け布団でお休みになりたい方におすすめです。

麻の肌掛け布団

麻の肌掛け布団は、側生地と中わたに、麻が使われ、さらっとしてシャリ感がある、天然素材の肌掛け布団です。中わたは、0.5kg前後で、しっかりとした掛け心地の肌掛け布団です。側生地に、麻のちぢみ生地が使われていますので、肌触りが、サラリとして、シャリ感があり、涼しくお休みいただけます。

麻は、ご存じの通り、熱を逃がし、吸湿性と放湿性が高いので、夏に涼しく、心地よく眠れる、すばらしい天然素材です。麻の肌掛け布団は、麻の良さを、存分に楽しんでお使いいただけます。

ご家庭では洗濯ができない商品がほとんどです。お手入れは、カバーを掛けてお使いになることと、陰干しです。必要があれば、麻の寝具を取り扱っている、ドライクリーニングをご利用ください。

カバーは、本麻のカバーや、昔ながらの、中央が紗(中が透けるシースルー素材)になった、円窓タイプで布団の表面が見える、掛けふとんカバーをお使いになると、麻の寝具の良さを楽しんでいただけます。

おすすめの方

  • 麻の寝具がお好みの方におすすめです。
  • 天然素材の寝具で、涼しくお休みになりたい方におすすめです。
  • 質の良い寝具で、質の良い睡眠を楽しみたい方におすすめです。
  • 和のイメージやインテリアを楽しみたい方におすすめです。
  • 冷房をお使いの方で、しっかりした掛け心地の掛け布団で、お休みになりたい方におすすめです。

シルク100%のまわた肌掛け布団

まわた肌掛け布団(真綿肌掛け布団)は、中わたに、シルク(絹)わたが使われた肌掛け布団です。側生地は、シルク、綿、シルク混、麻の生地が使われています。通気性が良く、サラリとして、リラックス効果もある、やさしい掛け心地の肌掛け布団です。

シルクわたは、吸湿性と放湿性に優れ、蒸れがないのが特徴です。絹はリラックス効果、抗菌防臭効果、肌を活性化する作用があるとされています。涼しさというより、やさしい掛け心地の、天然素材の肌掛け布団です。

ご家庭では洗濯ができない商品がほとんどです。お手入れは、カバーを掛けてお使いになることと、陰干しです。必要があれば、まわた、絹の寝具を取り扱っている、ドライクリーニングをご利用ください。

カバーは、シルクサテンのカバーをお使いになると、シルクのひんやり感を楽しんでいただけます。綿や本麻のカバーを掛けると、まわた(真綿)の良さと、サラリとした掛け心地の両方を楽しんでいただけます。カバーの素材も、吟味して、お好みに合う素材をお選びになるのをおすすめします。

おすすめの方

  • 冷房のお部屋で、適度な保温性のある肌掛け布団をお使いになりたい方におすすめです。
  • 上質な寝具で、質の良い睡眠をお楽しみなりたい方におすすめです。
  • シルクの寝具がお好きな方の、夏の掛け寝具として、おすすめです。
  • 天然素材の寝具で、肌触りの良い寝具がお好みの方におすすめです。

2枚合わせの掛け布団の、薄いタイプの肌掛け布団

2枚合わせの掛け布団をお使いの方は、夏は、2枚の中の、薄いタイプの肌掛け布団をお使いになるのが良いでしょう。2枚合わせの掛け布団の中わたは、羽毛、と、洗えるポリエステルわたがあります。

掛けふとんカバーは、厚みに関係なく、2枚合わせて使う場合と、同じサイズのカバーをお使いいただけます。ただ、夏ですので、涼しさを感じる、ブルー系や、グリーン系、クリーム系の色に変えてみるのもおすすめです。

おすすめの方

  • 2枚合わせの掛け布団をお使いの方で、冷房のお部屋で眠る方におすすめです。

タオルケット

タオルケットは、パイル織で、汗をしっかり吸い取ってくれる、掛け寝具です。素材や織り方によって、掛け心地が異なります。今治や、スーピマコットン、超長綿の素材が使われた、大変上質で、肌触りが滑らかな、掛け心地がすばらしいタオルケットも販売されています。

タオルケットの詳しい種類や、選び方は、「タオルケットの素材の種類と好みに合った選び方」をご覧ください。タオルケットのお手入れの方法も記載してあります。

ガーゼケット

ガーゼケットは、ガーゼを複数枚重ねて織られたブランケットで、ふんわりとして、軽い掛け心地が特徴です。タオルケットよりも軽く、通気性があり、肌触りがやわらかで、涼しくお休みいただけます。

素材は、綿のほか、本麻、麻と綿の混紡なども使われています。綿のガーゼは、柔らかさがあり、麻のガーゼは、シャリ感があります。質感のお好みでお選びいただくのがおすすめです。

ガーゼは、汗の吸湿にも優れていますので、汗の多い方にも、心地よくお使いいただけます。

ガーゼケットは、2重織りから6重織り程度まであり、厚みに種類があります。軽さや、涼しさの好みでお選びになるのが良いでしょう。

ガーゼケットの掛け心地がお好きな方で、もっと軽い掛け心地がお好みの方には、ガーゼの掛け布団カバーに、掛け布団を入れずに、カバーだけでお使いになることをおすすめします。ガーゼケットよりも軽く、通気性もあり、涼しさを感じながらお休みいただけます。

ご家庭での洗濯は、もちろん可能です。ガーゼケットは、朝になると、汗をたっぷり吸っていますので、頻繁にお洗濯をするようにします。ガーゼケットは、洗濯後の乾きは早いですので、頻繁に洗って、清潔に使うようにしましょう。

おすすめの方

  • タオルケットよりも、軽い掛け心地がお好きな方におすすめです。
  • 汗の多い方におすすめです。
  • 冷房をお使いにならない方で、何も掛けたくないけど、何か掛けないと不安、という方におすすめです。

綿毛布

綿毛布は、タオルケットよりも、少ししっかりとした掛け心地の、綿100%の毛布です。タオルケットと異なり、表面が、ループではなく、毛布のようにカットされていますので、肌触りが、滑らかです。

綿毛布は、ダブルサイズ、クイーンサイズも販売されていますので、大きいベッドでお休みの方にも喜ばれています。

ご家庭で、お洗濯をしていただけます。タオルケットよりも、乾燥に時間がかかります。天気の良い、乾燥して、時間に余裕のあるときに、洗濯をするようにしましょう。

おすすめの方

  • タオルケットよりも、しっかりした掛け心地がお好きな方におすすめです。
  • ダブルサイズやクイーンサイズの、ブランケットタイプの、夏の掛け寝具をお探しの方におすすめです。
  • 肌触りが滑らかな素材をお好みの方におすすめです。
  • 冷房をお使いの方で、肌掛け布団より、ブランケットタイプの掛け寝具がお好みの方におすすめです。

ハーフケット

ハーフケットは、シングルの半分のサイズの、ブランケットです。素材は、タオルケット、ガーゼケット、綿毛布、いずれのタイプも販売されています。

サイズは、140x100cmです。手足を出して、お腹の上だけ掛けて使うのに、丁度よいサイズです。小さい分、洗濯も簡単ですので、夏に使い勝手の良いブランケットタイプの掛け寝具です。

おすすめの方

  • 手足は出して眠るので、お腹の上だけ何か掛けて眠りたい、という方におすすめです。
  • 冷房を使わない方に、おすすめです。
  • 洗濯を簡単に済ませたいという方にもおすすめです。

 
以上、夏におすすめの掛け寝具の種類と選び方をお伝えしました。夏は、冷房をお使いの方、使わない方、天然素材がお好みの方、ひんやり冷感素材がお好みの方などで、寝具の選び方も異なります。あなたのお好みに合った、夏に快適に眠れる掛け寝具選びにお役立て頂ければ幸いです。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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