ボックスシーツの洗濯は、つい面倒になり後回しにしてしまう、というお声を頂戴します。そうとはいえ、汗で湿ったシーツを放置するのはいやなものです。ここでは、気分良く洗濯、気持ちよく眠るためのちょっとした工夫をご紹介します。お2人寝の大きいベッドでお休みで、男性の寝ている側のシーツだけ、毎日汗でじっとり湿っていて、「また今日も洗濯ってもういや!」という方にもおすすめです。
本当に簡単。いつものボックスシーツの上に、大き目のバスタオル、ベビー用 固綿敷きふとん用シーツ(1枚布タイプのシーツ 70 x 120cm)、大き目のガーゼタオルのいずれかを敷くだけです。
朝起きて、さっと取り外せるので、すぐに洗濯できます。その手軽さといったら、気分も洗濯自体も本当に楽さを感じます。
薄手のガーゼタオルや、ベビー用の敷き布団用シーツは、簡単に洗濯でき、乾きもバスタオルより早いので、特におすすめです。汗でべとべと状態のベッドを放置しなくてもよいので、清潔そのものです。

大判ガーゼバスタオルを引いてシーツの洗濯のわずらわしさから解消
特に、男性のシーツは、5月ごろから秋口まで、朝起きると汗でじっとりで、なんとも閉口したくなり、洗濯する手間が苦痛、という奥さまも多いことと思います。夏は、短パンなどでお休みの方も多く、直接シーツに素肌が触り、汗をかきますので、ボックスシーツの汚れようといったら、恐ろしいことです。毎日、もしくは、一日おき、湿った時はすぐにでも、洗濯して清潔に保ち、夏の疲れをきちんと取るよう快眠していただくことが大切です。
寝相が悪くて、ずれてしまうという方は、エステタオルと呼ばれる大きいバスタオル、120 x 200~215cm、があります。このサイズですと、足元のほうだけ、ベッドマットレスの下に挟み込める長さがあります。足元の方だけをマットに挟み込めば、ずれを気にせず使っていただけます。

寝相の悪い方は、足元だけベッドマットレスに入れ込めば、ずれずにお休みいただけます。
大き目バスタオル、ベビー用 固綿敷きふとん用シーツ、大き目ガーゼタオル、いずれか使い勝手のよいもの、そろえやすいもので、是非、お試しください。
最後になりますが、ボックスシーツは、いつも通り、週1度程度お洗濯してくださいませね。「シーツの洗濯頻度と上手な洗濯の方法」
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社にて、23年間、店舗にて、お客さまの寝具のご相談、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにてベッド用寝具の販売、ご相談、ご提案に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。