冬から春の寝具の衣替え。冬の寝具のしまい方と春に使う寝具

3月に入ると、途端に冬用の寝具が暑く感じ始めますね。羽毛布団はまだ使う時期ですが、ボアなどのあったか寝具は、片付ける季節になります。ここでは、冬から春の寝具の衣替えを、片付ける寝具と、そのしまい方、そして、春に使いたい寝具をお伝えします。

目次

春先に片付ける、冬用あったか寝具

3月ごろの寝具の衣替えでは、ボアの使われている寝具や、保温を助ける補佐的に使った寝具を片付けます。次のリストが、春は片付けたい、主な冬の寝具です。

  • あったかボアの敷きパッド
  • あったかボアシーツ
  • 肩当て
  • ボアのあったかパジャマ
  • 羽毛布団と併用した毛布

冬用あったか寝具のしまい方

ここからは、3月ごろに片付ける、冬用あったか寝具のしまい方を、上記のリストに沿ってお伝えします。

あったかボアの敷きパッド

表面が起毛されているボアの敷きパッドには、洗えるタイプと洗えないタイプがあります。洗えるタイプ、そして、洗えないタイプのしまい方を順に追ってお伝えします。

洗えるタイプのあったかボア敷きパッド

洗えるタイプのあったかボア敷きパッド

まずは、商品の洗濯タグで、ご家庭で洗濯可能か確認しましょう。確認ができない場合、ボアが短めで、わたが薄く入っている敷きパッドは、ご家庭で洗えるタイプが多いです。洗えるタイプのあったか敷きパッドは、天気の良い日に、洗濯をして、干して、完全に湿気を発散させます。乾燥機は使用できませんので、日にちをまたいででも、パッドの中わたの湿気をすべて、乾燥させることが大切です。湿気が完全にとれたら、収納します。11月頃までは、使いませんので、圧縮袋に入れると、コンパクトに収納していただけます。
 

洗えないタイプのあったかボア敷きパッド

洗えないタイプのあったかボア敷きパッド

ミンクタッチのアクリルボア敷きパッドなどの、厚くわたが入り、起毛部分が長めのタイプは、ご家庭での洗濯ができないものが多いです。その場合は、ドライクリーニングに出すか、陰干しをして、湿気をしっかりと発散させてからしまいます。ドライクリーニングに出さない際は、ボアの部分を、硬く絞った濡れたタオルで表面を拭き取り、湿気を十分に乾燥させます。完全に乾燥したら、圧縮袋に入れるなどして、収納します。約8か月程度、使いませんので、押入れやクローゼットの奥にしまいましょう。

あったかボアシーツ

起毛された、あったかボアシーツやあったかボアボックスシーツは、洗濯をして、完全に乾燥させてから収納します。ボアシーツは、かさばりますので、圧縮袋に入れて、コンパクトにしてから、収納しましょう。

肩当て

冬に、肩が冷えるのを防ぐために使った、羽毛の肩当てや、毛布素材の肩当ても、3月の寝具の衣替えでしまいましょう。ご家庭で洗濯できる商品がほとんどです。洗濯後、完全に乾燥させてから収納します。

羽毛の肩当ては、洗濯機で洗うと、軽いため、洗濯層の中で浮いてしまって、上手く洗濯ができない場合があります。洗濯層に沈みこませるようにして、洗濯するか、手で押し洗いをするなどすると、きちんと汚れや、洗剤を洗い流すことができます。

あったかボアのパジャマ

ボアのあったかパジャマは、3月になると、急に暑く感じる寝具の代表です。11月頃まで使いませんので、洗濯後、しっかりと乾燥させてから、収納します。肩当てや、冬用羽毛ソックスなどと一緒に、圧縮袋に収納することをおすすめします。

羽毛布団と併用した毛布

毛布は、3月の衣替えでは、まだ手放せない方もいらっしゃるでしょう。片付けるのは、羽毛布団の上から掛けて使った、アクリルなどの化繊の毛布です。

ニューマイヤー毛布、ポリエステル毛布、マイクロファイバー毛布などの、薄い毛布は、ご家庭で洗濯できます。洗濯をして、しっかりと乾燥させてから、圧縮袋などに入れてしまいます。

マイヤー毛布などの、2枚合わせの毛布は、ご家庭での洗濯は難しいですので、ドライクリーニングサービスを利用しましょう。ドライクリーニングを利用しない方は、毛布の表面を、硬く絞ったタオルで拭き、しっかりと乾燥させてから、圧縮袋などに入れて収納します。

毛布は、大きいですので、乾燥に時間がかかりますが、日にちをまたいででも、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。数か月、収納しますので、しっかりと乾燥させないと、匂いやカビの原因になります。

春に使いたい寝具

冬から春の寝具の衣替えで、春から使いたい寝具は、肌触りのよいものを選びましょう。心地よさを味わいながら、ぐっすりと快眠を楽しめる季節です。春におすすめの寝具は、次の通りです。

  • 肌触りのよい綿のシーツ
  • やわらかなタオルやシンカーパイルのシーツ
  • 綿毛布
  • ガーゼケット
  • ガーゼの掛け布団カバーや毛布カバー

肌触りのよい綿のシーツ

お布団をお使いの方も、ベッドをお使いの方も、肌触りのよい綿のシーツがおすすめです。お布団の方は、ワンタッチシーツ(ラップシーツ)、ベッドの方は、ボックスシーツをお選びになると、シーツの装着が簡単ですし、素材の種類も豊富です。

肌触りのよい綿のシーツの素材は、

などです。

上記、いずれもシーツの表面が滑らかです。上質なシーツは、手足や頬の素肌の部分が触れるだけで癒される、極上の素材感を楽しんでいただけます。肌触りのみに限らず、吸湿性にも優れていますので、汗を吸収し、体を冷やすことなくお休みいただけます。

やわらかいタオルやシンカーパイルのシーツ

起毛されたボアタイプのシーツは暑すぎますが、綿のシーツは、まだ肌寒く感じてしまう、という方は、やわらかなタオルや、シンカーパイルのシーツがおすすめです。適度な保温性で、春の肌寒い夜も、心地よくお休みいただけます。

お布団の方は、フラットタイプのタオルシーツや、シンカーパイルのラップシーツがおすすめです。ベッド用のタオルのフラットシーツは、日本ではほぼ販売されていません。ベッドをお使いの方は、やわらかタオルの、シンカーパイルのボックスシーツを使いましょう。

綿毛布

3月は、羽毛布団1枚で、十分保温性があります。ただ、冷え症や寒がりなどで、毛布を使いたいといという方は、綿毛布がおすすめです。綿毛布とは、起毛の部分が、綿100%の毛布です。羽毛布団と一緒に使う際も、羽毛布団の内側に入れてお使いいただけます。

肌触りも良く、静電気も発生せず、吸湿性もあり、肌に直接かけてお使いいただけ、春にとても掛け心地の良い毛布です。

冬の毛布を片付けてしまい、3月からは、綿毛布に取り換えていただくのも一案です。

ガーゼケット

綿毛布ほど保温性は必要ないが、羽毛布団一枚では、肌寒い、とお感じの方は、ガーゼケットがおすすめです。ガーゼは、空気を多く含みますので、羽毛布団の内側に入れていたダクト、ふんわりと、やさしい保温性で心地よくお休みいただけます。また、とても軽いので、お子さまや、ご年配の方には、特におすすめです。

ガーゼの掛け布団カバーや毛布カバー

春の始まりは、綿のカバーでは、まだ肌寒く感じてしまう、という方は、ガーゼの掛け布団カバーがおすすめです。ひんやり感がなく、ふんわりとした肌触りで、空気を含むことで、やわらかな保温性で、体を温めます。洗濯後の乾きも早いので、お手入れもとても簡単です。

羽毛布団以外のお布団をお使いの方は、3月ごろは、毛布がまだ必要な方も多くいらっしゃいます。そうとはいえ、起毛部分が少し暑く感じはじめる時期でもあります。春に毛布をお使いの方は、毛布に、ガーゼの毛布カバーをかけてお使いになることをおすすめします。ガーゼの毛布カバーをかけることで、起毛の部分が身体に触れません。適度な保温性で、毛布を快適にお使いいただけます。

毛布カバーの内側には、掛けふとんカバーに付いている、ずれ防止の紐は、付いていません。毛布がカバーの中でずれてしまう際は、安全ピンなどを使って、毛布と毛布カバーを止めてお使いいただくとずれることなくお使いいただけます。

 

以上、冬から春の寝具の衣替えを、冬の寝具のしまい方も含めてお伝えしました。

冬の寝具のしまい方のコツは、収納前に、清潔に洗濯をして、湿気を完全に発散させてからしまうことです。あったかボアシーツや敷きパッドは、圧縮袋を使ってコンパクトしましょう。押し入れや、クローゼットの邪魔にならない場所に収納すると、押入れを有効活用いただけます。

春は、冬の疲れや季節の変わり目で、眠気が高まる季節でもあります。肌触りのよい寝具や、やさしい保温性のある寝具で、心地よくぐっすりと、快眠を楽しみましょう。春、元気にお過ごしいただけます。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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