Monthly Archives: 7月 2018

ベッドの上の足もとに掛けてある布ってなんですか? 作り方は?

ベッドスローとは

ベッドスローとは

ホテルなどで見かける、ベッドの足もとに掛けてある細長い布は、ベッドスロー、ベッドランナー、フットスローと呼ばれ、ベッドの上の汚れ防止や、寝室のインテリアコーディネイトのために使います。

ここでは、ベッドスローとは?、ベッドスローの使い方と選び方、さらに、ご家庭で作りたい方へ、ベッドスローの作り方をお伝えします。

「ホテルのベッド上の細い布はなんですか?」「ベッドスローってどう使うのですか?」と、疑問をいただけれていた方、ベッドスローを使ってみたい、という方、どうぞお役立てください。

目次

ベッドスローとは

ベッドスローとは、ベッドの上の足もとや中央に掛けられている細めの布で、ベッドの汚れ防止や、寝室のインテリアコーディネイトの目的で使います。フットスロー、ベッドランナーとも呼ばれています。

ベッドスローが使われ始めたのは、欧米の高級ホテルが最初といわれています。その後、欧米では、家庭のベッドでも、使われるようになり、日本にも同様な流れで知られるようになった経緯があります。

ホテルで使われ、そのご家庭で使われるようになったベッドスロー

ホテルで使われ、そのご家庭で使われるようになったベッドスロー

ここで、欧米のホテルが、ベッドスローを使うようになった理由をお伝えしておきます。その理由が、一般の家庭でベッドスローを使う目的と重なる点があるからです。

欧米のホテルが、ベッドスローを使うようになった理由

    • お客さまが、靴のままベッドの上に横になったとき、靴の泥などで、ベッドスプレッドや白いベッドリネンが汚れないようにするため
    • 白のベッドリネンに、アクセントカラーになる細いベッドスローを掛けることで、簡単に、コストを抑えて、インテリアをおしゃれに見せることができるため
    • ベッドの全面をカバーするベッドスプレッドより、低価格で、メインテナンスにかかる費用も、手間も抑えることができるため

これらの理由でホテルに取り入れられたベッドスローは、素敵な寝室のインテリアを、簡単に手軽に楽しみたい方々に、自然に広まっていったのです。

ベッドスローの使い方、選び方

ベッドスローは、ベッドの足もとのあたりか、中央のあたりに掛けて使います。ベッドスローを使うと、寝室のインテリアを、簡単に、手軽に、おしゃれにコーディネイトすることができます。

寝室をおしゃれにするためのベッドスローの選び方

寝室のインテリアをおしゃれにするための、ベッドスローの選び方は次の通りです。

ベッドスローの使い方。選び方

ベッドスローの使い方。選び方

  • 寝室のカーテンと同じ生地や、同じ色のベッドスローを選ぶ
  • 寝室のアクセントカラーと同色のベッドスローを選ぶ
  • 白のベッドリネンには、茶色、濃いグレイ、ネイビーなどの濃い色のベッドスローを選ぶ
  • 季節に合わせて、色選びを替えてみる。例えば、クリスマスカラーやハロウィーンカラー、夏はさわやかな色にしてみるなど
  • 季節に合わせて、素材選びを替えてみる。例えば、冬は、モヘアやウールのあったか素材、夏はさらっとして軽い印象のコットンやざっくりとした織生地など
  • 枕カバーとベッドスローの色を合わせる
  • ベッドの上にクッションを置き、ベッドスローの色をクッションと同色にする

ただ、日本では、ベッドスローは、あまり販売されていません。

手に入れるには、インテリアコーディネイトが得意なオーダーカーテンのお店で、作ってもらうか、海外からのお取り寄せになるでしょう。海外では、おしゃれなベッドスローが販売されています。

ベッドスローを作ってみる。ベッドスローの作り方

ベッドスローは、長方形です。ご自分でも、手軽に作っていただけます。ここでは、サイズの決め方、作り方をお伝えします。

  1. ベッドスロー作り:サイズを決める
  2. ベッドスロー作り:生地を選ぶ
  3. ベッドスロー作り:作り方

1.ベッドスロー作り:サイズを決める

ベッドスローのサイズは、特に決まりはありません。お好みの巾、丈を選んでいただいてかまいません。

ここでは、シンプルで標準的なサイズで作る場合の、サイズを例にして、お伝えします。

サイズの決め方の例

  • 巾:ベッドスローの巾は、お使いの掛け布団の巾のサイズにします。
  • 丈:丈は、45~50cmにします。ベッドの長さは、200cmです。ベッドスローの丈を50cmにすると、ベッドの4分の1が、ベッドスローでカバーされるイメージになります。

掛布団のサイズに合わせた、ベッドスローのサイズ例

ベッドスローの巾を決める目安となる、掛け布団の巾の寸法と、それに合わせたベッドスローのサイズをお伝えします。

例えば、シングルのベッドにシングルの掛け布団をお使いの方の、ベッドスローサイズは、150x50cmといった具合です。

下記、掛け布団のサイズとベッドスローのサイズを表にしています。

掛け布団のサイズ名と巾の寸法、ベッドスローのサイズ例

掛け布団のサイズ名掛け布団の巾寸法(cm)ベッドスローのサイズ例(cm)
シングル150 cm150×50 cm
セミダブル175 cm175×50 cm
ダブル190 cm190x50 cm
クイーン210 cm210×50 cm
キング230 cm230×50 cm

2.ベッドスロー作り:生地を選ぶ

ベッドスローの生地は、インテリアや使い勝手の好みで選びます。使いやすいベッドスローを作るには、滑りにくく、やや厚めの生地を選ぶことがコツです。

  • 濃い色の生地を選ぶと、シックに仕上がります
  • ふくれ織の生地は、落ち着きがあり、おしゃれな雰囲気を作りやすいので、おすすめです
  • ベロア生地は、重厚感のある寝室に合わせやすいベッドスローになります
  • 織り目のはっきりしたツイルの生地は、少しカジュアルな雰囲気も楽しめます
  • キルティング生地は、カントリーやカジュアルな寝室向きです

3.ベッドスロー作り:作る手順

ベッドスローは、裏地をつけて作りましょう。重みや厚みが出て、使いやすくなります。

裏地は、同生地がおすすめです。違う生地でもよいのですが、生地の収縮率が違ると、洗濯後に、表と裏の生地の大きさが違ってしまうこともあります。洗濯後に、表裏の生地の大きさが異なると、大きさの違いを修正するアイロンがけが大変になります。表地、裏地の生地の収縮率を確認して、選ぶようにしましょう。

シンプルなベッドスローの作り方です。

1.生地を裁断します
最初に決めたサイズに、幅と丈それぞれに縫いしろの3cmを加えた、同じ大きさの生地を2枚裁断します。

2.2枚の布を、中表になるように重ねます。大きい生地です。マチ針で布を止めてずれないようにして、仮縫いをしましょう。

3.縫いしろ1.5cmにします。表裏をひっくり返せる、十分な返し口の長さをとって、2枚の生地を縫い合わせます。返し口で表裏をひっくり返します。

4.アイロンをかけた後、表の周囲を縫いしろ 0.5cmで、縫います。さらに、縫いしろ1~3cm程度で、押さえ縫いや、ステッチ縫いをかけます。おさまりも良く、仕上がりもきれいです。

5.あなたオリジナルのベッドスローのできあがりです。

6.ベッドの上の足もとや、中央あたりにさらっと掛けて使います。

飾りテープを使ったり、フリンジ、タッセルを装着したりすると、もっと素敵なベッドスローになります。

以上、ホテルのベッドの足もとに使われている、ベッドスローについて、お伝えしました。ベッドスローがあると、寝室のインテリアが、ずっとおしゃれになります。

既製品の商品は、日本であまり販売されていません。インテリアコーディネイトが得意なオーダーカーテンのお店に作ってもらったり、海外から輸入したり、ご自身でつくったりして、寝室のインテリアをお楽しみください。

敷布団カバーのサイズの選び方。サイズの疑問にお答えします

敷布団カバーのサイズの選び方。サイズの疑問にお答えします

敷布団カバーのサイズの選び方。サイズの疑問にお答えします

「100x210cmの敷き布団には、105x215cmの敷き布団カバーを選べばよいですか?」「敷き布団の厚みが8-9cmありますが、カバーはどう選べばよいですか?」と、お客さまからお問い合わせを頂戴します。敷き布団カバーのサイズ表示と敷き布団のサイズ表示が一致せず、迷われる方が多いようです。ここでは、敷き布団のサイズに合った敷き布団カバーのサイズの選び方をお伝えします。

目次

敷き布団カバーとは

敷き布団カバーとは

敷き布団カバーとは

敷き布団カバーとは、ファスナーがついた袋状のカバーで、敷き布団をすっぽり入れて使います。敷き布団カバーの上には、シーツを敷かずに、そのまま眠っていただけます。

敷き布団カバーの上から、ラップシーツやフラットシーツをかけて使っていただいてもかまいません。

敷き布団カバーとシーツを併用するメリットは、洗濯がとても簡単になることです。シーツを上に重ねて使うことで、ファスナータイプの敷き布団カバーは、付けたままにし、、ラップシーツやフラットシーツだけを、はずして洗濯すればよいからです。手間がかからず、楽に洗濯をしていただけます。

敷き布団カバーを使う理由は、

  • 敷き布団カバーをかけることで、敷き布団の側生地を傷めず、敷き布団を長くお使いいただけること。
  • 敷き布団カバーをかけたまま、布団の上げ下ろしをしても、カバーがずれずに、簡単にきれいに布団が敷けること。
  • シーツの場合は、布団を敷いてから、シーツをかける、といった作業が必要ですが、敷き布団カバーの場合、押入れから布団を出して、敷くだけで眠れる手軽さがあること。
  • 高密度織りの防ダニ用敷き布団カバーを使うと、ダニやほこりの出入りを防ぐことができ、アレルギーの方も安心して眠れること。

などがあります。

敷き布団カバーのサイズの選び方

市販されている敷き布団カバーサイズは、シングルサイズで2種、ダブルサイズが1種の、合計3種類です。

敷き布団カバーのサイズの選び方は、

  1. 敷き布団のサイズを把握する
  2. 敷き布団サイズに適応する、敷き布団カバーのサイズを選ぶ

です。

下記に、敷き布団のサイズ、と、適応する敷き布団カバーのサイズを表にまとめました。敷き布団カバーのサイズ選びにお使いください。

敷き布団のサイズと敷き布団カバーのサイズ表

敷き布団のサイズ名敷き布団のサイズ(幅 x 丈cm)敷き布団カバーのサイズ(幅 x 丈cm)
和布団シングル(S)100 x 200 cm105 x 205 cm
シングル(SL)
(シングルロング)
100 x 210 cm105 x 215 cm
ダブル(DL)
(ダブルロング)
140 x 210 cm145 x 215 cm

丈が210cm用の敷き布団は、シングルロング、ダブルロングと呼ばれることもあります。

上記表の、和布団シングルとは、昔ながらの綿わたの敷き布団のことです。昔ながらの綿わたの敷き布団は、200cm丈が一般的です。おふとん屋さんに作ってもらう際に、210cm丈のロングサイズで作ってもらうことも可能です。ロング丈で作ってもらった綿わたの敷き布団をお使いの方は、105x215cmの敷き布団カバーを選びます。

敷き布団カバーは、ムアツふとんや、西川エアーなど、マットレスタイプの健康敷き布団や、三つ折りマットレスには、お使いいただけません。注意が必要です。

敷き布団カバーのサイズ選びの疑問とお答え

敷き布団カバーのサイズ選びで、お客さまから頂戴する、お問い合わせと、そのお答えです。

Q:敷き布団のサイズ名で、シングルとシングルロングがありますが、どう違いますか?

A:敷き布団のサイズ名で、

  • シングルは、100x200cmで、昔ながらの綿のわたの敷き布団のサイズです。
  • シングルロングは、100x210cmで、キルティングがされている羊毛混や合繊敷き布団のサイズです。

現在は、210cm丈の敷き布団が主流のため、210cmの敷き布団でも、シングルロングと表示をせず、シングルと表示するメーカーもあります。そのため、混乱を招くことがあります。

カバーをお求めの際は、シングル、シングルロングなどの名称ではなく、サイズ、寸法を確認してから選ぶようにしましょう。

Q:ダブルサイズで、丈が200cmの、わたの敷き布団を使っています。サイズの合うカバーはありますか?

A:市販されている、敷き布団カバーのダブルサイズは、145x215cmです。140x200cmの敷き布団カバーは、既製品では、販売されていません。

140x200cmの敷き布団に、145x215cmの敷き布団カバーを使うと、丈が長すぎてしまい、カバーがだぶついてしまいます。140x200cmの敷き布団をお使いの方は、布団用ダブルサイズのフラットシーツを使うようにしましょう。

どうしても、敷き布団カバーをお使いになりたい場合は、サイズオーダーで作ってもらうことをおすすめします。

Q:羊毛混3層敷き布団のシングルサイズの100x210cmを使っています。布団に厚みがあるのですが、敷き布団カバーを使えますか?

A:市販されている、既成サイズの羊毛混3層敷き布団の100x210cmであれば、105x215cmの敷き布団カバーをお使いいただけます。

Q:ムアツふとんに、敷き布団カバーは使えますか?

A:ムアツふとんには、敷き布団カバーはお使いいただけません。専用のムアツふとん用シーツか、マチ付きラップシーツをお求めください。

ムアツふとんをすっぽり入れるカバーをお探しの場合は、ムアツふとんの側生地をお求めください。

敷き布団カバーを選ぶ

お使いのサイズがわかりましたら、敷き布団カバーをお選びください。

200cm丈 シングル 和ふとん用 敷き布団カバー

210cm丈 シングル 敷き布団カバー

210cm丈 ダブル 敷き布団カバー

以上、敷き布団カバーのサイズの選び方と、カバーのサイズに関する疑問とお答えをお伝えしました。

敷き布団カバーを使う一番のメリットは、敷き布団の側生地を傷めないため、布団が長持ちすることです。敷き布団カバーの上に、ラップシーツやフラットシーツを併用すると、シーツの洗濯を簡単に楽にしていただけます。

夏の寝具のお手入れ方法。洗濯のコツと洗濯頻度

夏の寝具のお手入れ方法

夏の寝具のお手入れ方法

夏の寝具のお手入れの基本は、汗対策です。朝になると、汗でシーツがじっとり、という方も多いでしょう。ここでは、夏に快適に眠るための、夏用寝具のお手入れ方法、洗濯方法、洗濯頻度をお伝えします。

目次

夏用寝具のお手入れの基本

夏の寝具のお手入れの基本は、汗対策です。毎日のお手入れでは、汗でじっとりと湿った寝具に、風を通し、通気、乾燥させることが大切です。洗濯可能な寝具は、定期的に、洗濯し、清潔に保つようにします。

寝室の冷房を使用しない方、汗が多い方は、特にお手入れに気を配りましょう。朝になると、パジャマやシーツが汗でじっとりと湿っている方は、お使いの掛け布団、タオルケット、敷きパッド、ベッドパッドなどの寝具も、汗をたっぷり吸ってしまっています。お手入れをきちんとすることが大切です。

夏に汗で湿った寝具を放置しておくと、不衛生で、におい、カビの発生、寝具の劣化の原因になります。お手入れをして、清潔な寝具を使用することで、快適にお休みいただけます。

次の項目から、具体的なお手入れ方法をお伝えしていきます。

アイテム別お手入れ方法、洗濯方法、洗濯頻度

ここからは、夏の寝具別に、具体的な、お手入れ方法、洗濯頻度、洗濯方法をお伝えします。

1.夏用敷きパッドのお手入れ

夏用ひんやり敷きパッド、冷感敷きパッド、汗取り敷きパッドなど、夏用敷きパッドは、想像以上に、汗をたっぷり吸収しています。敷きパッドは、中に薄くわたが入っているからです。一枚布のシーツよりも、中わたが、汗をたっぷり染み込んだままになっています。

夏用敷きパッドは、ほとんどの商品が、ご自宅で洗濯が可能です。洗濯をして、清潔に保つようにしましょう。

夏用敷きパッドの洗濯頻度

洗濯は、1~2週間に1度はするようにします。冷房を使わない方や、汗の多い方は、最低でも、2週間に1度は洗濯をしましょう。汗をそのままにしておくと、臭いや、ダニ、カビなどの原因になりかねません。

夏用敷きパッドの洗濯方法

  1. お使いの敷きパッドが、洗濯可能かどうかを確認します。洗濯可能であれば、次のステップで洗濯します。
  2. 敷きパッドを、洗濯機の洗濯層の深さより小さくなるように、くるっと丸めます。
    夏用敷きパッドの洗濯

    夏用敷きパッドの洗濯

  3. 洗濯機に縦に入れて洗います。
  4. 他の洗濯ものとは分けて、単体で洗うようにしましょう。
  5. 洗濯後は、敷きパッドを2本の竿にかけるなどしてしっかりと、乾燥させます。
  6. 部屋干しをする場合は、サーキュレータ、除湿器を併用すると、乾燥が早くなります。

洗濯後の乾燥は、しっかりとさせましょう。生乾きの状態で使うと、臭いやカビの原因になります。パッドは、中のわたが、乾きにくいこともあります。しっかりと乾燥できる、カラッとした天気の日に、洗濯するようにしましょう。

敷きパッドを洗濯しない日は、朝起きたら、掛けふとんをはずし、敷きパッドの汗や湿気を発散させるようにします。毎日、起きてからお出かけ前までの少しの時間でも、通気をして、湿気を取り除くようにしましょう。夜、寝るとき、快適度がアップします。

2.タオルケット・ガーゼケットのお手入れ

タオルケットやガーゼケットも、汗をたっぷり吸っている夏用寝具です。お手入れは、汗の湿気を発散させること、と、定期的な洗濯です。

タオルケットの洗濯頻度

タオルケットは、乾燥に時間がかかります。天気が良く、湿気の少ない日に、洗濯をします。1~2週間に一度は、洗濯をするようにしましょう。

タオルケットもガーゼケットも、糸がつれやすく、パイルのループが引っかかることがあります。洗濯する際は、寝具用の大きい洗濯ネットに入れて洗います。タオルケットやガーゼケットを、洗濯ネットの大きさに合わせてたたみ、洗濯ネットに入れます。シミや汚れがある場合は、その部分が、表面に出るようにたたみます。汚れが落ちやすくなります。

タオルケットの洗濯方法

  1. 寝具用の大きいサイズの洗濯ネットに入る大きさに、タオルケットをジャバラにたたみます。洗濯ネットに入れます。
  2. 洗濯ネットに入れたタオルケットを、洗濯層に立てて入れます。
  3. 毛布コース、布団コースなど、洗濯機の説明書にあわせて、コースを選びます。
  4. たっぷりの水で、洗濯します。汚れを落ちやすくします。洗剤は、タオルなどを洗濯する際に使用しているものを使って問題ありません。
  5. しっかりと脱水します。
  6. 脱水後は、すぐに干します。
  7. タオルケットを広げ、2本の竿にたるませて干します。
  8. 室内星の場合は、サーキュレーターや扇風機の風を当てると、早く乾きます。早く乾かすことで、においも防げます。

タオルケットのお手入れ、注意点

  1. 引っ掛けてループが伸びてしまった場合は、引っ張らずに、ハサミで切ってください。ほつれがその部分で止まります。

洗濯後は、カラッとするまで、しっかりと乾燥させましょう。臭いを防ぎ、夜、心地よく使えます。

3.ダウンケットのお手入れ

ダウンケットのお手入れは、簡単です。ダウンケットは、湿気がこもりにくい寝具です。お手入れはほとんど必要ありません。掛けふとんカバーをかけて使うだけです。

毎日のお手入れは、ベッドの方は、そのままベッドの上に置いておくだけです。お布団でお休みの方は、朝起きてからお出かけまでの間、通気をさせた後、4つ折にたたんで、押入れにしまいます。

ダウンケットの洗濯頻度

ご家庭でお洗濯が可能な、ウォッシャブルダウンケットは、汗の汚れが気になったとき、と、シーズンの終わりに、洗濯機で洗います。

ダウンケットの洗濯方法

  1. お使いのダウンケットが、洗濯可能かどうかを確認します。洗濯可能であれば、次のステップで洗濯します。
  2. ダウンケットは、掛け布団用の大きな洗濯ネットに入れて洗濯します。
  3. ダウンケットを、洗濯機の洗濯層の深さより小さくなるように、くるっと丸めます。
    ダウンケットの洗濯

    ダウンケットの洗濯

  4. 洗濯機に入れて、適した洗濯コースで洗います。
  5. 他の洗濯ものとは分けて、単体で洗うようにしましょう。
  6. タンブラー乾燥機は使えません。洗濯竿にかけて、側生地を傷つけないように注意しながら、干します。
  7. ダウンケットを2本の竿にかけるなどしてしっかりと、乾燥させます。
    ダウンケットの洗い方:洗濯竿に掛けて、干します

    ダウンケットの洗い方:洗濯竿に掛けて、干します

  8. 部屋干しをする場合は、サーキュレータ、除湿機を併用すると、乾燥が早くなります。
  9. ダウンケットは、側生地、中のダウンまで、しっかりと乾かしましょう。乾燥が足りないと、においや、カビの原因になります。

ダウンケットの、脱水後は、布団が、ペチャンコになります。広げるようにしながら、竿に掛けて、しっかりと乾燥させましょう。乾くと、ふんわりとしたダウンケットに戻ります。

洗えないタイプのダウンケットは、特にお手入れは必要ありません。湿気が気になったときや、シーズンの終わりに、陰干しをして、湿気を発散させましょう。干し方は、羽毛布団の干し方、と同様です。

ダウンケットに掛けた、掛けふとんカバーは、1~2週間に一度、洗濯をします。

4.シーツ・布団カバーのお手入れ

夏のシーツや布団カバーのお手入れは、他の季節より、頻繁に洗濯をすることです。汗が多い季節ですので、洗濯することで、清潔にお休みいただけます。汗を放置しておくと、匂いやダニの発生、汗ジミの原因にもなります。

シーツ、カバーの洗濯頻度

洗濯頻度は、シーツは週に一度は洗濯するようにしましょう。もちろん、もっと頻繁にしていただければ、もっと清潔にお使いいただけます。

掛けふとんカバーは、シーツよりは、汗が染み込みにくく、汚れにくいです。洗濯頻度は、シーツより少なくても大丈夫です。できれば、週に一度がおすすめですが、2週間に一度程度でもよいでしょう。

5.枕・ピロケースのお手入れ

枕も、夏は汗が気になります。ピロケースを必ず使い、ピロケースを頻繁に洗濯するようにします。男性で、汗の多い方は、ピロケースの上に、ピロケースパッドやタオルを巻いて、汗が枕にしみこむのを防ぐようにしましょう。枕に臭いが染みつくのを防ぎます。

洗える枕は、夏に一度ぐらい、洗濯すると、気持ち良く眠れます。洗えないタイプの枕は、毎日起きたら、立てかけて、通気をして汗の湿気を発散させるようにしましょう。毎日の、少しの時間でも、通気をするように意識すると、心地よさが変わります。

6.ベッドパッドのお手入れ

ベッドパッドは、ベッドマットレスの上、シーツの下に使います。パジャマやシーツが汗を吸ってはくれていますが、夏は、ベッドパッドまで汗が染み込むこともあります。

ベッドパッドのお手入れは、ボックスシーツを洗濯するときなどに、ベッドから外し、洗濯竿や布団干しなどにかけて、通気をさせるようにしましょう。湿気を発散させると、臭い、ダニ、カビを防げます。

洗えるベッドパッドの洗濯

洗えるベッドパッドの洗濯

洗えるベッドパッドの洗濯頻度

洗えるベッドパッドをお使いで、汗の多い方は、3~4週間に一度を目安に、洗濯します。

洗えるベッドパッドの洗濯方法

洗濯方法は、ベッドパッドを、洗濯機の大きさに合わせて丸めて、縦に入れて洗います。乾燥に時間がかかりますので、天気の良い日に洗濯します。洗濯後、しっかりと乾燥させるのが大切です。

ベッドパッドの洗濯方法の詳細は、「ベッドパッドの洗濯の方法」をご覧ください。詳しくお伝えしています。

7.敷き布団のお手入れ

夏の敷き布団は、汗をたっぷり吸いこんでいます。敷きっぱなしはせずに、必ず、上げ下ろしをするようにします。朝起きて、お出かけまでの間、布団干しにかけるなどして、汗の湿気を発散させます。サーキュレータや扇風機があれば、布団に向けて設置し、風をあてるようにしましょう。乾燥が早まります。また、布団乾燥機を使用するのもおすすめです。

敷き布団の収納中も、除湿シートを使うと、湿気を発散することができます。押入れに、すのこを置き、その上に除湿シートをのせ、その上に、敷き布団をしまうようにします。除湿シートが、収納中の敷き布団の湿気を吸湿します。敷き布団の湿気を、できるだけ多く、取り除くと、夜、眠るとき、快適にお休みいただけます。

寝具の洗濯を少しでも簡単にするコツ

夏に、心地よく眠るためには、洗濯をして、寝具を清潔に保つことが基本です。とはいえ、寝具の洗濯は、手間がかかります。

少しでも、洗濯を楽にするには、タオルを活用しましょう。タオルは、洗濯しやすく、乾きやすい、薄手素材や、ガーゼタオルがおすすめです。

例えば、枕。ピロケースをかけて、その上に、ガーゼのフェイスタオルをぐるっと巻きます。汗が多い方は、タオルだけさっと外して、簡単に洗濯できます。乾きも早く、手軽です。

ボックスシーツや、敷き布団カバーも、洗濯より、取り外すのが面倒、という方も少なくないでしょう。汗の多い方は、大判のガーゼバスタオルを、ボックスシーツや敷き布団カバーの上にのせます。背中から下の汗を多くかく位置に置きます。朝起きたら、ガーゼのタオルだけをさっと外して洗濯します。手間がかかりません。

汗の多い方は、朝起きると、パジャマだけでなく、シーツも湿っている方も多いでしょう。汗でぬれたシーツを放置して、不快な状態で眠るより、ガーゼタオルを活用して、頻繁にタオルを洗濯すれば、清潔なベッドでお休みいただけます。簡単に、快適にお休みいただけるコツです。

夏用寝具のお手入れに使いたい便利アイテムを見る

ここからは、夏用寝具のお手入れに使いたいおすすめのアイテムをご紹介します。心地よく眠るために、お役立てください。

洗濯に使える、寝具用大きいサイズの洗濯ネット

寝具を部屋干し、かげ干しに使える、布団干しラック

 

夏におすすめ、乾きやすく、さらっとここちよい、ダウンケット、掛布団カバー

とっても軽く、乾きやすく、さらっとした、ダウンケットや掛布団にご利用いただける、夏におすすめの掛布団カバーです。

布団を入れずに、お使いいただくと、ガーゼケットとしてもごりうよういただけます。ぜひお試しください。

綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー

綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー

 

以上、夏の寝具のお手入れをお伝えしました。

快適に眠るには、汗の乾燥と洗濯です。面倒と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、清潔な寝具で眠ると、快適度がずっとアップします。夏にしっかり睡眠をとって、暑さに負けず元気で過ごしましょう。

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

「ベッドスカートって何ですか?」と、お客さまからお問い合わせを頂戴します。逆に、ベッドスカートという名称が分からず、「ベッドの脚を隠す布は、なんというのですか?」という質問も多く頂戴します。ベッドスカートとは、ベッドフレームの脚やベッドの下の部分をカバーする寝具で、ベッドをドレスアップして、寝室のインテリアを素敵にするために使います。ダストラッフルとも呼ばれています。

ここでは、ベッドスカートとは? ベッドスカートを使う目的、インテリアに合わせたスタイルの選び方、をお伝えします。

目次

ベッドスカートとは?

ベッドスカートとは?

ベッドスカートとは?

    • ベッドスカートとは、ベッドフレームの脚やベッドの下の部分をカバーする寝具で、ベッドをドレスアップして、寝室のインテリアを素敵にするために使います。ベッドがまるでスカートをはいているかのように、ベッドの脚の部分を装飾している布が、ベッドスカートです。ダストラッフルとも呼ばれています。

ベッドのフレーム部分を布で覆うため、ベッドがやさしい雰囲気になり、寝室のインテリアが素敵に仕上がります。

ベッドスカートを使う目的

ベッドスカートは、

      • ベッドの脚やフレームを隠すため
      • 寝室のインテリアを素敵にするため
      • ホコリがベッドの下に入り込むのを防ぐため
      • ベッドの下に収納したものを隠すため

に、使います。

上記の中でも、主たる目的は、寝室のインテリアを素敵に仕上げるために使います。ベッドスカートを、カーテンとコーディネイトしたり、寝室のイメージカラーに合わせたりして、寝室のインテリアを楽しんでていただけます。

ベッドスカートとカーテンをトータルにコーディネイト

ベッドスカートとカーテンをトータルにコーディネイト

ベッドスカートの使い方、セットの方法

ベッドスカートの使い方

ベッドスカートの使い方

ベッドスカートは、ベッドの床板の上、マットレスの下に設置して、ベッドフレームの脚の部分を隠すようにセットします。ベッドフレームの両サイドと脚元の3方が、布で隠される形になります。

ベッドスカートの布が、3方にバランス良く、きれいに垂れるようにするには、ベッドマットレスを一度、ベッドフレームから外す必要があります。重さのあるベッドマットレスを動かすため、できれば、お2人で、スカートをセットしていただくと、楽に、きれいに仕上がります。

ベッドスカートのスタイルの種類

ベッドスカートは、装飾部分のヒダの種類によって、次の3つのスタイルに分かれます。スタイルは、カーテンのヒダの種類をイメージしていただくとわかりやすいです。

ベッドスカートのスタイル

      • ギャザー
      • ボックスプリーツ
      • フラット

スタイルの詳細と選び方

ここからは、ベッドスカートのスタイルの種類の詳細と、選び方をお伝えします。ご自身の寝室のインテリアのイメージに合わせて、ベッドスカートのスタイルを選ぶのがおすすめです。

ギャザースタイル

ギャザースタイルのベッドスカート

ギャザースタイルのベッドスカート

    • ギャザースタイルは、やわらかめな生地を使い、ふんわりとしたベッドスカートです。やさしく、かわいらしいベッドになります。インテリアのスタイルは、ナチュラル、カントリー、プロヴァンス、カジュアル、などがマッチします。

やわらかめのコットンの生地を使うと、ナチュラルで素朴なイメージになります。シャンタンのような少しハリのある薄い生地を使うと、ギャザースタイルでも、少しゴージャスなイメージに仕上がります。

ギャザーのヒダは、2~2.5倍ヒダ、実際のベッドの丈や巾の2~2.5倍の生地を使ったギャザーが、きれいに仕上がります。1.5倍ですと、ちょっと貧相になりますので、生地をたっぷり使うのが、おしゃれな寝室にするコツです。

ボックススタイル

ボックススタイルのベッドスカート

ボックススタイルのベッドスカート

    • しっかりとした生地を使い、ボックスプリーツにすると、かっちりとした印象の寝室になります。ギャザースタイルより、大人な、落ち着いた雰囲気の寝室のイメージです。

ボックスプリーツの、ヒダの数によっても印象が変わります。ベッドスカートの3方のそれぞれの辺に、ボックスを1つずつだけ作ると、上品な印象になります。20cm程度のボックスプリーツにすると、ボックスが1つのスタイルより、少し柔らかさが加わり、穏やかなくつろぎのイメージの寝室に合わせやすくなります。

フラットスタイル

フラットスタイルのベッドスカート

フラットスタイルのベッドスカート

    • ヒダを全く作らない、フラットスタイルもあります。ホテルのベッドに使われることもあります。モダン、アーバン、シンプルな寝室のインテリアスタイルに合います。ベッドスカートの印象を、強くしたくない方や、ファブリックの優しさを前面に出したくない方に向いています。

ベッドのヘッドボードと同系色や、落ち着いた色を選ぶと、布の優しさが少なくなり、スタイリッシュなイメージの寝室に仕上げていただけます。生地は、しっかり目の生地が向いています。

ベッドスカートのサイズの選び方

ベッドスカートのサイズは、ベッドのサイズに合わせて選びます。例えば、シングルベッドでしたら、シングルベッド用を選びます。

ただ、ベッドサイズによって、ベッドの実寸が異なることもありますので、商品をお求めの際は、ベッドスカートの長さと幅が、お使いのベッドの長さと幅と同じことを、確認しましょう。

ベッドスカートのサイズ選びでは、ベッドスカートの丈を確認することも大切です。ベッドスカートの丈が、お使いのベッドの、床板から床までの長さより、1~2cm程度短いサイズがベストです。

既成品で販売されている商品は、輸入品が多く、ベッドスカートの丈は、38cmが主流です。日本のメーカーの商品は、30cm丈も販売されています。

日本で販売されているベッドの、床板から床までの高さは、45~50cm程度が主流です。既成サイズの輸入のベッドスカートでも、お使いいただける方が多いでしょう。

ローベッドと称される、低めのベッドも販売もされています。低めのベッドですと、輸入のベッドスカートでは、丈が長すぎることもあります。お使いのベッドの高さ測り、ベッドスカートの丈が長すぎないかを、確認してから、求めるようにしましょう。長すぎて、布が引きずってしまうと、だらしなく見えてしまうこともあります。

オーダーメイドのベッドスカート

ベッドスカートを、カーテンとお揃いの生地で、オーダーメイドすることもできます。寝室のインテリアがコーディネイトされて、とても、素敵な印象になります。

生地やスタイルもカーテン生地で自由に選べますので、あなたのお好みどおりのインテリアに仕上げていただけます。オーダーカーテン専門店の中でも、トータルコーディネイトをしてくれる専門店に相談してみましょう。相談から仕上がりまで、ワクワクするとびきりの時間も楽しんでいただけます。

以上、ベッドスカートについて、使う目的、デザインやサイズの選び方を含めてお伝えしました。

寝室は、一日の疲れを癒し、くつろぎの大切なスペースです。ご自身が一番くつろげるスペースに仕上げていただけると、毎日の心地よさを楽しんでいただけます。

アクセス障害のお詫び

平素より、弊社ホームページをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

2018年 7月 2日 午前10時30分ごろから、商品のご注文のお手続きのページにすすまない状況が発生しております。大変ご迷惑をおかけいたしております。

(追記:2018年 7月 3日 10時35分現在、復旧いたしております。
 ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
 まだ、不安定な状態があるかもしれません。その際は、どうぞお電話 042-722-2457ファックス注文用紙LINEお問い合わせをご利用くださいますようお願い申し上げます。
 誠に申し訳ございませんでした。)

ご注文は、お電話 042-722-2457ファックス注文用紙LINEお問い合わせにて承れます状況でございます。

私どもにアクセスをしてくださいましたお客さま方には、ご迷惑をおかけいたしており、お詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

本日中には、復旧する見込みでございます。
誠に申し訳ございません。

シーツ.jp店主
田中 宣子