公開日:2012.01.30

羽毛布団の干し方

「羽毛布団って外に干していいの?」と、お問い合わせを頂戴します。羽毛布団は、外ではなく、お部屋の中での陰干しをおすすめいたします。羽毛布団を、長く、快適にお使いいただくためです。ここでは、羽毛布団の干し方を、お伝えいたします。
 

目次

羽毛布団の干し方

羽毛布団は、晴れて、湿気のない日に、通気の良い部屋の中で、陰干しをしましょう。

陰干しの方法

陰干しの方法は、室内で、羽毛布団を空気が通るように広げるか、布団干しなどに掛けて、風が通るように通気をして湿気を発散させてください。

扇風機やサーキュレータを使っていただくと早く湿気を発散させることもできます。

羽毛布団の陰干しの方法

羽毛布団の陰干しの方法

羽毛布団は、外で天日に干す必要はありません

外で日光に当てて干す必要はありません。日光の紫外線により、側生地や、羽毛の劣化を早める原因となります。せっかく長くご愛用いただける羽毛布団の寿命が、短くなってしまいます。

どうしても、少しは天日に干したいという場合は、

  • 必ず、掛け布団カバーをお掛けになって、短時間、片面30分づつぐらい、に限って干してくださいませ。
天日干しは、必ず掛け布団カバーを掛けて、短時間

天日干しは、必ず掛け布団カバーを掛けて、短時間

必ず掛けふとんカバーをかけることは、大切なポイントです。

カバーを必ず掛ける理由は、2点あります。

  • 1つ目は、羽毛布団の側生地に引っ掛け傷を作らないため。羽毛布団は、側生地に小さな穴でもあいてしまいますと、その小さな穴から羽毛が噴出してしまい、お布団がお使いいただけなくなってしまいます。
  • 2点目は、日光による羽毛布団の側生地の劣化を防ぐためです。側生地が傷み、生地が裂けるなどしてしまうと、羽毛が噴き出てしまい、羽毛布団がお使いいただけなくなってしまいます。

羽毛布団は、綿わたや化繊わたのお布団に比べ、通気性、放湿性に優れている寝具です。頻繁に干す必要はありません。

季節の変わり目、羽毛布団を収納する前など、上記をご参考に、陰干し、適切なお手入れで、羽毛布団をどうぞ長年ご愛用くださいませ。羽毛布団の収納方法は、「羽毛布団のしまい方。収納と保管方法のコツ」をご覧くださいませ。

羽毛布団の陰干しの便利アイテムを選ぶ

羽毛布団を陰干しするための、便利グッズです。お持ちでない方は、ご用意されるとよいでしょう。陰干しの時短になります。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。


寝具アドバイスサービス

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