夏の寝具のお手入れ方法

夏の寝具のお手入れの基本は、汗対策です。朝起きたら、シーツがじっとりするほど汗をかいていた、という方も多いでしょう。ここでは、夏に快適に眠るために、夏用寝具にあわせたお手入れ方法とコツをお伝えします。

夏の寝具のお手入れ方法

夏の寝具のお手入れ方法

目次

  1. 夏用寝具のお手入れの基本
  2. 夏用敷きパッドのお手入れ
  3. タオルケット・ガーゼケットのお手入れ
  4. ダウンケットのお手入れ
  5. シーツ・布団カバーのお手入れ
  6. 枕・ピロケースのお手入れ
  7. ベッドパッドのお手入れ
  8. 敷き布団のお手入れ
  9. 番外編:寝具の洗濯を少しでも簡単にするコツ

1.夏用寝具のお手入れの基本

夏の寝具のお手入れの基本は、汗対策です。毎日のお手入れでは、汗が染み込んで、じっとりと湿った寝具を、通気をして乾燥させることが大切です。そして、定期的に、洗濯をして清潔に保つようにします。

夏の夜に、冷房を使用し、空調が適度にされている寝室では、夏でも汗はさほど気にならない方もおられるでしょう。汗が特にひどくなければ、夏の寝具のお手入れも、特別大変ではありません。他の季節より、少し頻繁に、洗濯をすればよいでしょう。

お手入れがきちんと必要になるのは、夏の夜、冷房を使用しない方や、汗が多い方です。朝起きると、パジャマやシーツが汗でじっとりと湿っている方は、夏用寝具も、汗をたっぷり吸ってしまっていますので、お手入れをきちんとすることが大切です。

方法は、通気して汗を乾燥させること、と、洗濯です。

ここからは、夏の寝具別に、お手入れ方法をお伝えします。

2.夏用敷きパッドのお手入れ

夏用ひんやり敷きパッド、冷感敷きパッド、汗取り敷きパッドなどの夏用敷きパッドは、ご家庭で洗濯が可能な商品がほとんどです。敷きパッドは、中に薄くわたが入ったキルティングになっていますので、シーツより、汗がたっぷり染み込んでいます。洗濯をして、清潔に保つようにしましょう。

洗濯は、1~2週間に1度はするようにします。冷房を使わない方や、汗の多い方は、最低でも、2週間に1度は洗濯をしましょう。汗をそのままにしておくと、臭いや、ダニ、カビなどの原因になりかねません。

夏用敷きパッドの洗濯

夏用敷きパッドの洗濯

洗濯は、敷きパッドをくるっと丸めて、洗濯機に縦に入れて洗います。他の洗濯ものとは分けて、単体で洗うようにしましょう。

洗濯後は、しっかりと、乾燥させることも大切です。生乾きの状態で使うと、臭いやカビの原因になります。パッドは、中のわたが、乾きにくいこともあります。しっかりと乾燥できる、カラッとした天気の日に、洗濯するようにしましょう。

敷きパッドを洗濯しない日は、朝起きたら、掛けふとんをはずし、敷きパッドの汗や湿気を発散させるようにします。毎日、起きてからお出かけ前までの少しの時間でも、通気をして、湿気を取り除くようにしましょう。夜、寝るとき、快適度がアップします。

3.タオルケット・ガーゼケットのお手入れ

タオルケットやガーゼケットも、汗をたっぷり吸っている夏用寝具です。お手入れは、汗の湿気を発散させること、と、定期的な洗濯です。

タオルケットは、乾燥に時間がかかります。天気が良く、湿気の少ない日に、洗濯をします。1~2週間に一度は、洗濯をするようにしましょう。

タオルケットもガーゼケットも、糸がつれやすく、パイルのループが引っかかることがあります。洗濯する際は、寝具用の大きい洗濯ネットに入れて洗います。タオルケットやガーゼケットを、洗濯ネットの大きさに合わせてたたみ、洗濯ネットに入れます。シミや汚れがある場合は、その部分が、表面に出るようにたたみます。汚れが落ちやすくなります。

もし、タオルケットの糸がつれて、伸びてしまったりしていたら、引っ張らずに、ハサミで切りましょう。伸びたループを切ってしまえば、ほつれを防ぐことができます。

洗濯後は、カラッとするまで、しっかりと乾燥させましょう。臭いを防ぎ、夜、心地よく使えます。

4.ダウンケットのお手入れ

ダウンケットのお手入れは、簡単です。ダウンケットは、湿気がこもりにくい寝具ですので、お手入れはほとんど必要ありません。掛けふとんカバーをかけて使うだけです。

毎日のお手入れは、ベッドの方は、そのままベッドの上に置いておくだけです。お布団でお休みの方は、朝起きてからお出かけまでの間、通気をさせた後、4つ折にたたんで、押入れにしまいます。

ダウンケットに掛けた、掛けふとんカバーは、1~2週間に一度、洗濯をします。洗えるダウンケットをお使いの方も、掛けふとんカバーを掛けていれば、ダウンケットの洗濯は、シーズンの終わりだけでも、よいでしょう。

洗えるダウンケットの洗濯は、寝具用に洗濯ネットに入れて、洗います。脱水後は、布団が、ペチャンコになっています。広げるようにしながら、竿に掛けて、しっかりと乾燥させましょう。乾くと、ふんわりとしたダウンケットに戻ります。

5.シーツ・布団カバーのお手入れ

夏のシーツや布団カバーのお手入れは、他の季節より、頻繁に洗濯をすることです。汗が多い季節ですので、洗濯することで、清潔にお休みいただけます。汗を放置しておくと、匂いやダニの発生、汗ジミの原因にもなります。

洗濯頻度は、シーツは週に一度は洗濯するようにしましょう。もちろん、もっと頻繁にしていただければ、もっと清潔にお使いいただけます。

掛けふとんカバーは、シーツよりは、汗が染み込みにくく、汚れにくいですので、洗濯頻度は、シーツより少なくても大丈夫です。できれば、週に一度がおすすめですが、2週間に一度程度でもよいでしょう。

6.枕・ピロケースのお手入れ

枕も、夏は汗が気になります。ピロケースを必ず使い、ピロケースを頻繁に洗濯するようにします。男性で、汗の多い方は、ピロケースの上に、ピロケースパッドやタオルを巻いて、汗が枕にしみこむのを防ぐようにしましょう。枕に臭いが染みつくのを防ぎます。

洗える枕は、夏に一度ぐらい、洗濯すると、気持ち良く眠れます。洗えないタイプの枕は、毎日起きたら、立てかけて、通気をして汗の湿気を発散させるようにしましょう。毎日の、少しの時間でも、通気をするように意識すると、心地よさが変わります。

7.ベッドパッドのお手入れ

ベッドパッドは、ベッドマットレスの上、シーツの下に使います。パジャマやシーツが汗を吸ってはくれていますが、夏は、ベッドパッドまで汗が染み込むこともあります。

ベッドパッドのお手入れは、ボックスシーツを洗濯するときなどに、ベッドから外し、洗濯竿や布団干しなどにかけて、通気をさせるようにしましょう。湿気を発散させると、臭い、ダニ、カビを防げます。

洗えるベッドパッドの洗濯

洗えるベッドパッドの洗濯

洗えるベッドパッドをお使いで、汗の多い方は、3~4週間に一度を目安に、洗濯します。洗濯方法は、ベッドパッドを、洗濯機の大きさに合わせて丸めて、縦に入れて洗います。乾燥に時間がかかりますので、天気の良い日に洗濯します。洗濯後、しっかりと乾燥させるのが大切です。

8.敷き布団のお手入れ

夏の敷き布団は、汗をたっぷり吸いこんでいます。敷きっぱなしはせずに、必ず、上げ下ろしをするようにします。朝起きて、お出かけまでの間、布団干しにかけるなどして、汗の湿気を発散させます。サーキュレータや扇風機があれば、布団に向けて設置し、風をあてるようにしましょう。乾燥が早まります。また、布団乾燥機を使用するのもおすすめです。

敷き布団の収納中も、除湿シートを使うと、湿気を発散することができます。押入れに、すのこを置き、その上に除湿シートをのせ、その上に、敷き布団をしまうようにします。除湿シートが、収納中の敷き布団の湿気を吸湿します。敷き布団の湿気を、できるだけ多く、取り除くと、夜、眠るとき、快適にお休みいただけます。

9.番外編:寝具の洗濯を少しでも簡単にするコツ

夏に、心地よく眠るためには、洗濯をして、寝具を清潔に保つことが基本です。とはいえ、寝具の洗濯は、手間がかかります。

少しでも、洗濯を楽にするには、タオルを活用しましょう。タオルは、洗濯しやすく、乾きやすい、薄手素材や、ガーゼタオルがおすすめです。

例えば、枕。ピロケースをかけて、その上に、ガーゼのフェイスタオルをぐるっと巻きます。汗が多い方は、タオルだけさっと外して、簡単に洗濯できます。乾きも早く、手軽です。

ボックスシーツや、敷き布団カバーも、洗濯より、取り外すのが面倒、という方も少なくないでしょう。汗の多い方は、大判のガーゼバスタオルを、ボックスシーツや敷き布団カバーの上にのせます。背中から下の汗を多くかく位置に置きます。朝起きたら、ガーゼのタオルだけをさっと外して洗濯します。手間がかかりません。

汗の多い方は、朝起きると、パジャマだけでなく、シーツも湿っている方も多いでしょう。汗でぬれたシーツを放置して、不快な状態で眠るより、ガーゼタオルを活用して、頻繁にタオルを洗濯すれば、清潔なベッドでお休みいただけます。簡単に、快適にお休みいただけるコツです。

以上、夏の寝具のお手入れをお伝えしました。

快適に眠るには、汗の乾燥と洗濯です。面倒と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、清潔な寝具で眠ると、快適度がずっとアップします。夏にしっかり睡眠をとって、暑さに負けず元気で過ごしましょう。


ご参考になれば幸いでございます。また、寝具一般や睡眠についての疑問・質問がありましたら、どうぞ何なりとこちらからお気軽にお尋ねくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

| 初回公開日: | 最終更新日: