公開日:2018.07.04

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

ベッドスカートとは? 寝室のインテリアに合った選び方

「ベッドスカートって何ですか?」と、お客さまからお問い合わせを頂戴します。逆に、ベッドスカートという名称が分からず、「ベッドの脚を隠す布は、なんというのですか?」という質問も多く頂戴します。ベッドスカートとは、ベッドフレームの脚やベッドの下の部分をカバーする寝具で、ベッドをドレスアップして、寝室のインテリアを素敵にするために使います。ダストラッフルとも呼ばれています。

ここでは、ベッドスカートとは? ベッドスカートを使う目的、インテリアに合わせたスタイルの選び方、をお伝えします。

目次

ベッドスカートとは?

ベッドスカートとは?

ベッドスカートとは?

    • ベッドスカートとは、ベッドフレームの脚やベッドの下の部分をカバーする寝具で、ベッドをドレスアップして、寝室のインテリアを素敵にするために使います。ベッドがまるでスカートをはいているかのように、ベッドの脚の部分を装飾している布が、ベッドスカートです。ダストラッフルとも呼ばれています。

ベッドのフレーム部分を布で覆うため、ベッドがやさしい雰囲気になり、寝室のインテリアが素敵に仕上がります。

ベッドスカートを使う目的

ベッドスカートは、

      • ベッドの脚やフレームを隠すため
      • 寝室のインテリアを素敵にするため
      • ホコリがベッドの下に入り込むのを防ぐため
      • ベッドの下に収納したものを隠すため

に、使います。

上記の中でも、主たる目的は、寝室のインテリアを素敵に仕上げるために使います。ベッドスカートを、カーテンとコーディネイトしたり、寝室のイメージカラーに合わせたりして、寝室のインテリアを楽しんでていただけます。

ベッドスカートとカーテンをトータルにコーディネイト

ベッドスカートとカーテンをトータルにコーディネイト

ベッドスカートの使い方、セットの方法

ベッドスカートの使い方

ベッドスカートの使い方

ベッドスカートは、ベッドの床板の上、マットレスの下に設置して、ベッドフレームの脚の部分を隠すようにセットします。ベッドフレームの両サイドと脚元の3方が、布で隠される形になります。

ベッドスカートの布が、3方にバランス良く、きれいに垂れるようにするには、ベッドマットレスを一度、ベッドフレームから外す必要があります。重さのあるベッドマットレスを動かすため、できれば、お2人で、スカートをセットしていただくと、楽に、きれいに仕上がります。

ベッドスカートのスタイルの種類

ベッドスカートは、装飾部分のヒダの種類によって、次の3つのスタイルに分かれます。スタイルは、カーテンのヒダの種類をイメージしていただくとわかりやすいです。

ベッドスカートのスタイル

      • ギャザー
      • ボックスプリーツ
      • フラット

スタイルの詳細と選び方

ここからは、ベッドスカートのスタイルの種類の詳細と、選び方をお伝えします。ご自身の寝室のインテリアのイメージに合わせて、ベッドスカートのスタイルを選ぶのがおすすめです。

ギャザースタイル

ギャザースタイルのベッドスカート

ギャザースタイルのベッドスカート

    • ギャザースタイルは、やわらかめな生地を使い、ふんわりとしたベッドスカートです。やさしく、かわいらしいベッドになります。インテリアのスタイルは、ナチュラル、カントリー、プロヴァンス、カジュアル、などがマッチします。

やわらかめのコットンの生地を使うと、ナチュラルで素朴なイメージになります。シャンタンのような少しハリのある薄い生地を使うと、ギャザースタイルでも、少しゴージャスなイメージに仕上がります。

ギャザーのヒダは、2~2.5倍ヒダ、実際のベッドの丈や巾の2~2.5倍の生地を使ったギャザーが、きれいに仕上がります。1.5倍ですと、ちょっと貧相になりますので、生地をたっぷり使うのが、おしゃれな寝室にするコツです。

ボックススタイル

ボックススタイルのベッドスカート

ボックススタイルのベッドスカート

    • しっかりとした生地を使い、ボックスプリーツにすると、かっちりとした印象の寝室になります。ギャザースタイルより、大人な、落ち着いた雰囲気の寝室のイメージです。

ボックスプリーツの、ヒダの数によっても印象が変わります。ベッドスカートの3方のそれぞれの辺に、ボックスを1つずつだけ作ると、上品な印象になります。20cm程度のボックスプリーツにすると、ボックスが1つのスタイルより、少し柔らかさが加わり、穏やかなくつろぎのイメージの寝室に合わせやすくなります。

フラットスタイル

フラットスタイルのベッドスカート

フラットスタイルのベッドスカート

    • ヒダを全く作らない、フラットスタイルもあります。ホテルのベッドに使われることもあります。モダン、アーバン、シンプルな寝室のインテリアスタイルに合います。ベッドスカートの印象を、強くしたくない方や、ファブリックの優しさを前面に出したくない方に向いています。

ベッドのヘッドボードと同系色や、落ち着いた色を選ぶと、布の優しさが少なくなり、スタイリッシュなイメージの寝室に仕上げていただけます。生地は、しっかり目の生地が向いています。

ベッドスカートのサイズの選び方

ベッドスカートのサイズは、ベッドのサイズに合わせて選びます。例えば、シングルベッドでしたら、シングルベッド用を選びます。

ただ、ベッドサイズによって、ベッドの実寸が異なることもありますので、商品をお求めの際は、ベッドスカートの長さと幅が、お使いのベッドの長さと幅と同じことを、確認しましょう。

ベッドスカートのサイズ選びでは、ベッドスカートの丈を確認することも大切です。ベッドスカートの丈が、お使いのベッドの、床板から床までの長さより、1~2cm程度短いサイズがベストです。

既成品で販売されている商品は、輸入品が多く、ベッドスカートの丈は、38cmが主流です。日本のメーカーの商品は、30cm丈も販売されています。

日本で販売されているベッドの、床板から床までの高さは、45~50cm程度が主流です。既成サイズの輸入のベッドスカートでも、お使いいただける方が多いでしょう。

ローベッドと称される、低めのベッドも販売もされています。低めのベッドですと、輸入のベッドスカートでは、丈が長すぎることもあります。お使いのベッドの高さ測り、ベッドスカートの丈が長すぎないかを、確認してから、求めるようにしましょう。長すぎて、布が引きずってしまうと、だらしなく見えてしまうこともあります。

オーダーメイドのベッドスカート

ベッドスカートを、カーテンとお揃いの生地で、オーダーメイドすることもできます。寝室のインテリアがコーディネイトされて、とても、素敵な印象になります。

生地やスタイルもカーテン生地で自由に選べますので、あなたのお好みどおりのインテリアに仕上げていただけます。オーダーカーテン専門店の中でも、トータルコーディネイトをしてくれる専門店に相談してみましょう。相談から仕上がりまで、ワクワクするとびきりの時間も楽しんでいただけます。

以上、ベッドスカートについて、使う目的、デザインやサイズの選び方を含めてお伝えしました。

寝室は、一日の疲れを癒し、くつろぎの大切なスペースです。ご自身が一番くつろげるスペースに仕上げていただけると、毎日の心地よさを楽しんでいただけます。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。


寝具アドバイスサービス

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