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春から初夏の寝具とシーツやカバーの衣替え

春から初夏のシーツ、カバー、寝具の衣替え

春から初夏のシーツ、カバー、寝具の衣替え

春も桜の季節を過ぎると、急に冬の寝具が暑く感じ始めます。洋服と同じく、桜の季節を過ぎた頃が、寝具の衣替えの時期です。ここでは、春から初夏を快適に眠るための、寝具の衣替えの方法をお伝えします。春に、しまう寝具としまい方、と、春から初夏に適した寝具、の順番でお伝えします。

目次

春の寝具の衣替えで、しまう寝具としまい方

春の寝具の衣替えは、冬にしか使わない寝具をしまうことから始めます。

あったかシーツや、あったか毛布、羽毛布団など、寒い夜に大活躍した冬用寝具をしまいます。具体的には、次の寝具です。

  • 毛布
  • 秋冬用あったかシーツ
  • 秋冬用あったかカバー
  • 秋冬用あったか敷きパッド
  • 2枚合わせの羽毛布団(掛け布団)の薄掛け など

上記リストの寝具のしまい方を、順を追ってお伝えします。

毛布

洗える毛布

洗える素材の毛布、例えば、ニューマイヤー毛布、フリース毛布や化繊素材の毛布は、洗濯機でお洗濯して、十分に乾燥させた後に収納します。毛布は、圧縮袋を使っても問題がありません。圧縮袋を活用なさると、コンパクトにして収納いただけます。

洗えない毛布

洗えない毛布のしまい方

洗えない毛布のしまい方

ウール毛布、カシミヤ毛布、シルク毛布など、洗えない毛布は、ドライクリーニングサービスを利用して、しまってください。ドライクリーニングが必要でないという方は、湿気の少ない晴れた日に、陰干しをして、湿気を十分に発散させた後に、収納してください。

ウール、カシミヤ、シルク毛布の場合は、防虫剤、除湿剤等を入れて保管すると安心です。カシミヤ毛布などの高級毛布は、お求め時に入っていた専用のケースに入れてしまっていただくと、次の冬まで毛布の風合いが損なわれずに保管していただけます。

秋冬用あったかシーツ、あったか敷きパッド

あったかボア敷きパッド

洗えるタイプのあったかボア敷きパッド

あったかシーツ、カバー、あったかしきパッドなどは、ご家庭で洗濯が可能なものばかりと思います。洗濯をして、十分に乾燥をさせてから収納してください。圧縮袋などを利用すると、コンパクトに収納できます。

2枚合わせの羽毛布団(掛け布団)の薄掛け

2枚合わせの羽毛布団は、2枚のうちの薄いほうの肌掛け布団(ダウンケット)のみ、しまいます。2枚が合わさった掛け布団の、薄いほうだけ、取り外し、厚いほうは、そのまま使います。

薄いほうの肌掛け布団も、羽毛布団のしまい方、収納方法をご参考に、湿気を十分乾燥させてから収納してください。羽毛が肌がけ布団(ダウンケット)の場合も、布団圧縮袋は、絶対に使わないでください。次の年に使えなくなってしまいます。

羽毛布団は?

あえて、リストに入れなかったのが、冬用の羽毛布団です。

羽毛布団のしまう時期は、それぞれのご家庭の寝室の温度の状況によるからです。マンションなどの機密性の高い寝室の場合は、4月に入るともうすでに暑く感じる方もおられますが、北向きの寝室や木造などの場合は、梅雨の季節までお使いになる方もおられます。冬の羽毛布団は、ご家庭の寝室の温度に合わせて、しまう時期をお決めくださいませ。

羽毛布団の収納には、絶対に圧縮袋は使わないでください。

羽毛が潰れてしまって戻らなくなってしまいます。しまい方は、羽毛布団のしまい方、収納方法をご覧くださいませ。羽毛布団を長く快適にお使い続けるためのコツがございます。

春から初夏に、快適に眠れる寝具のおすすめ

春、夜の気温が上がり始めてからは、下記の寝具に取り替えましょう。お布団の中が、暖かすぎてしまう不快さから解消され、心地よくお休みいただけます。

冬のお布団や毛布のままですと、暑さを感じ、汗を多くかいてしまいます。その汗が夜中に冷えて、体を冷やして、体調を悪くしてしまうことがあります。健康維持のためにも、春から初夏の気温に合った寝具に衣替えすることは大切です。

春の衣替えにおすすめの掛け寝具

  • 中厚タイプの合い掛けふとん
  • 綿毛布と肌掛け布団(ダウンケットの組み合わせ)
  • シルク(真綿)の肌掛け布団

中厚タイプの合い掛けふとん

2枚あわせの掛け布団の、厚めの掛け布団の方を1枚でお使いになるのが、おすすめです。2枚合わせの2枚のうち、合い掛け布団と、称されている方の1枚です。春先に、ちょうどよい保温性になります。

2枚合わせの掛け布団は、人気が高まる一方です。デュエットタイプ掛け布団、2枚重ね掛け布団などとも呼ばれています。掛け布団の中に使われている詰め物は、羽毛のほか、洗えるポリエステルのわたも使われています。

合い掛け布団の掛けふとんカバーは、冬の間、2枚セットにして使っていたカバーと、同じサイズを、お使いいただけます。掛け布団の厚みの違いで、掛けふとんカバーのサイズを変える必要はありません。掛け布団カバー、肌掛け布団カバーのサイズの選び方

綿毛布と肌掛け布団(ダウンケットの組み合わせ)

次におすすめするのは、夏用の肌掛け布団(ダウンケット)と綿毛布を組み合わせです。合い掛け布団のご用意がない場合、この組み合わせが、春から初夏にぴったりです。肌掛け布団だけでは、まだ寒く感じますが、綿毛布を重ねることで、適度な保温性になります。

綿毛布とは、起毛している毛羽の部分に、綿が使われている毛布です。肌に直接掛けると、柔らかな保温性で、とても掛け心地のよいケットです。使い方により1年中お使いいただけます。1枚お持ちになると便利な寝具です。

シルク(真綿)の肌掛け布団

シルクの肌掛け布団は、春の季節に身体を心地よく温めてくれます。高価な掛け布団ですが、この季節の掛け布団として、最適です。睡眠の質が向上し、寒い冬に体に蓄積された疲労の回復にも役立ちます。

シルク(絹)の適度な保温性は、春から初夏にちょうどよい心地よさです。シルクは、湿気の吸収発散性にも優れ、肌に触れることのよるリラックス効果があり、ぐっすりと安眠を楽しめます。成分のセリシンが肌をすべすべにしますので、掛け心地もとびきりです。

シルクの肌掛け布団は、側生地も、中に使われているわたも、絹100% で作られています。真綿(まわた)ふとんと呼ばれています。お近くの寝具専門店で、是非一度、シルク100%の真綿(まわた)ふとんを実際に手にとってご覧になることをおすすめいたします。触っただけでも、心地よく眠れる掛け布団だと、実感していただけることでしょう。睡眠の質を良くしたい方に、特におすすめします。

春から初夏におすすめのシーツやカバー

春におすすめのシーツ、カバーは、

  • 肌触りがさらさらとして、汗の吸水性もある、綿素材のシーツやカバー
  • 汗の吸水性が特に高い、タオル素材のシーツ
  • さわやかなきぶんにな、明るい色のシーツやカバー

です。

綿素材のシーツやカバー

春におすすめのシーツやカバーの素材は、やはり綿100%素材のもの。汗の吸水性も高く、気持ちよくお使いいただけます。綿100%でも、生地の織り方により、肌触りの特徴がさまざま

さらさらスベスベした、肌触りのいいシーツカバーがお好みでしたら、綿サテン生地を。どちらかというと暑がりのタイプで、さらっとしてさわやかなカバーをお好みでしたら、平織りのブロード生地などがおすすめです。

タオル素材のシーツ

さわやかで、やわらかな肌触りのパイルのシーツ

さわやかで、やわらかな肌触りのパイルのシーツ

汗を多くかく方は、タオル地で、吸水性が抜群のシンカーパイルのシーツをお使いになると、べたっとすることなく、朝まで快適にぐっすりとおやすみいただけます。

さわやかで明るい色のシーツやカバー

シーツやカバーは、色を明るめの、さわやかなお色になさってみてください。季節の変化に合わせて暮らす楽しみになります。安眠カラーのライトブルーなどはおすすめです。

こまめなお洗濯で清潔に

この季節に大切なのは、シーツ、カバーのお洗濯をこまめにすることです。汗も多くなる季節で、特にシーツは、汗でじっとりする朝もあります。シーツは特に清潔に保ちましょう。清潔なシーツで、健康的な睡眠をとっていただけます。シーツカバーの洗濯頻度と上手に洗う方法

春先の体の変調に合わせて枕の高さ調節

最後に、枕についてお伝えします。この季節は、身体が変わりやすい時期でもあります。そのため、お使いの枕が、急に合わなく感じることがございます。その場合は、ご自身で、枕の高さ調節をされて、寝姿勢をきちんと保って、快眠くださいませ。枕と敷き寝具の高さをあわせて、寝姿勢をきちんと保っていただくと、睡眠の質が確実に変わり、安眠していただけます。

こんなシーツ、カバーがおすすめです

肌触りの滑らかなシーツ

上質、スーピマコットンが、肌に心地よいベッド用シーツがおすすめ。

マチ30cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

マチ30cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

マチ30cm スーピマ超長綿サテン織りボックスシーツ

肌触りの滑らかな掛布団カバー

上質、スーピマコットンが、肌に心地よい掛布団カバーがおすすめ。

スーピマ超長綿サテン織り 掛け布団カバー

スーピマ超長綿サテン織り 掛け布団カバー

スーピマ超長綿サテン織り 掛け布団カバー

ガーゼのような、ふんわり、軽ーい掛布団カバー

さらっと、ふんわり、軽い掛布団は、初夏におすすめ。

綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー

綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー

綿ローンガーゼ掛け布団カバー・ダウンケットカバー

春から初夏に使いたい、掛け寝具のおすすめアイテム

春から初夏に、心地よく使える掛ける寝具のおすすめです。暑すぎず、寒すぎず、快適にお休みいただくために、お選びください。

肌に心地よい、綿毛布

ご家庭でお洗濯ができ、年間通じてお使いになる方もいらっしゃる、綿毛布です。

羽毛布団より、薄手の中厚タイプ 合い掛け羽毛布団

羽毛布団とダウンケット(肌掛け)の中間の厚み。冬の羽毛布団が暑すぎる、という方におすすめの合い掛け羽毛布団です。

春から夏に贅沢で、肌にも良い真綿布団 シルク100%

シルクの掛け布団は、春から夏、(秋口)に心地よく眠る為の、ベストな掛布団です。シルクがお好きな方、ふんわり柔らかなぬくもりに包まれて眠りたい方、贅沢な睡眠時間を楽しみたい方に、おすすめいたします。

以上です。

冬から春にかけての寝具の衣替えは、冬の寝具の洗濯と収納があり、一年の中では一番大変な寝具のお手入れ作業です。気持ちと体力に余裕があり、湿気の少ない晴れた日に、やってしまいましょう。春から初夏にかけて、心地よく快適に睡眠を楽しんでいただけます。

安眠のためのカバーやシーツの色の選び方

布団カバー、シーツの色の選び方

布団カバー、シーツの色の選び方

掛け布団カバー、シーツや枕カバーの色選び、どのような基準でお選びですか? 好きな色でそろえたり、汚れが目立ちにくい色や、いつも白! という方もいらっしゃるでしょう。もし、色の選び方で安眠ができるとしたら、何色をお選びになるでしょう? ここでは、安眠のための布団カバー、シーツの色の選び方をお伝えします。

目次

安眠できる布団カバー、シーツの色選び

安眠を目的に、布団カバーやシーツの色を選びたい方は、寒色系の色をお選びになることをおすすめします。眠りにつきやすくなります。

寒色系をおすすめする理由は、眠りのしくみ、と、色が体に与える影響のつながりにあります。

ぐっすり眠れるしくみは、自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わり、周期的に副交感神経が優位になっている状態です。その、副交感神経を活発にする色が、寒色系とされています。

安眠のためには、副交感神経を活発にさせる色、寒色系を積極的にお選びいただくと、眠りにつきやすくなるのです。

安眠のためのカバーやシーツは、ブルー系がおすすめ

安眠のためのカバーやシーツは、ブルー系がおすすめ

寒色系の中でも、青色は、鎮静作用があります。安眠のためには、布団カバー、シーツ、ピロケースを、穏やかな青色系をお選びになることをおすすめします。ブルーは、寝具の色のバリエーションで、必ずといっていいほど、選択肢にありますので、とても選びやすい色です。

寒い季節にブルーのカバーは、冷たさを感じてしまう、とい方もおられるでしょう。その場合は、春夏には、明るめのさわやかさのあるブルー系、秋冬には、少しトーンのおとしたブルー系を選んでみてください。落ち着きのあるブルーは、さわやかなブルーより、暖かみを感じられます。

季節に合わせてブルーの色目やトーンを変えてみると、季節の温度変化にも対応しながら快適にお休みいただけます。

寝室のインテリアに合わせた色選び

心地よくお休みいただくために、カバーシーツを、寝室のインテリアの色に合わせていただくことも大切です。ブルー系のカバーシーツは安眠色ですが、寝室にブルー系が合わない場合は、無理せず寝室のインテリアに合うお色をお選びになってくださいませ。

とはいえ、奇抜な色や、濃い色、赤などのエネルギッシュな色は、避けるようにします。安眠の妨げになります。穏やかな淡い色のトーンで、寝室に合う色を選びましょう。

寝室のインテリアに合わせたナチュラル系も、安眠につながります。

寝室のインテリアに合わせたナチュラル系も、安眠につながります。

寝室は、色数を抑え、穏やかな色使いをしていただくと、安眠につながります。寝室は、床がベージュ系、壁はオフホワイトや明るいベージュというお宅が多いのではないでしょうか。そのようなお部屋に合わせるには、シーツカバーの色を、ホワイト、ナチュラル系、ベージュ系にすると、眠りやすくなります。寝室のカーテンの色は、淡いナチュラル系の色がおすすめです。心地よくお休みいただける睡眠環境となります。

ナチュラル系の色合いの寝室でも、安眠にこだわる場合は、ベッドのシーツだけ淡いブルーにしてみましょう。ベッドシーツは多くの部分が掛け布団カバーやベッドカバー(ベッドスプレッド)に覆われます。お部屋のインテリアの邪魔をせず、眠りの質を高めていただけます。

モノトーンの寝室や、ベッドフレーム、ベッドヘッドが黒の場合は、ベッドシーツやカバーは、ホワイトや、生成りがおすすめです。安眠を目的とする色選びでは、シーツカバーの黒はなるべく避けていただいたほうがよいでしょう。どうしても、ホワイト、生成りがお嫌いな場合は、黒ではなく、淡いグレイ系のほうが少し気持ちをゆるやかにさせます。ただ、グレイ系は、鎮静色ではありますが、不安感を呼ぶ色でもありますので、安眠を考えると積極的にはおすすめはいたしません。

布団カバー、シーツ、ピロケースの色の組み合わせ

モノトーンの寝室などでは、部屋の色の印象に影響の少ないピロケースでお好みの色を取り入れましょう。寝室のコーディネイトにあわせながら、安眠も大切にすることが可能です。目に入りやすい布団カバーをナチュラル系のホワイトや生成り色にして、ピロケースを淡いグレイにするといった具合です。

ピロケースは、いくつか色違いでそろえることをおすすめします。寝室のインテリアや、カバーシーツの色選びの幅が、ぐっと広がり、毎日の暮らしを楽しんでいただけます。

以上、安眠のためのカバーシーツの色の選び方をお伝えしました。

8色から選べる、色が美しいスーピマ超長綿シリーズ