横向きになって眠る習慣がある、横向きで眠りたい方から、「どんな枕を選べばよいですか?」と、お問合せを頂戴します。横向きに眠る方(横寝、横向き寝)の枕選びは、枕の形状を選ぶことが大切です。ここでは、横寝に適した枕の選び方をお伝えいたします。
目次
横寝に適した枕の形状
横寝、横向きにお休みになられる方は、枕の形状選びが特に大切です。枕の両端の高さが高い枕、両端の枕の高さを高く調節できる枕をお選びください。下の画像のような形状の枕です。
横向き寝の方に、両はじが高い枕をおすすめする理由は、
- 肩の凸部とベッドや敷き布団との接触部分にかかる、重圧を軽減させるため
- 横向きに寝た場合でも、背骨をまっすぐにした状態にし、背中、腰、首にかかる負担を軽減させるため
です。
横向き寝、横向きに眠る方は、適した枕を使わないと、肩や背中、腰、首に負担がかかります。かかる負担は2種類です。
- 肩の凸部が、ベッドや布団との接触部分に重み、圧力による負担
- 肩の凸部が、背骨を湾曲になった状態で眠ることになる負担
です。
体、肩にかかる負担は、肩こり、背中や腰の痛み、睡眠中の目覚め、浅い眠りなどの、原因になる場合があります。
両はじが高く、中央部分が低い枕をお選びになることで、横向きに寝た状態でも、肩の凸部に圧がかからず、背骨もまっすぐになった状態で眠ることが可能になります。中央が低くなっている理由は、仰向けに眠る時間帯も、正しい根姿勢で眠れるようにするためです。
中の素材の好みを選び
横向き寝の方の、枕の素材の選び方はお好みを選んで問題はありません。枕の形状だけ横寝に適していれば、固さ、中材は、お好みの感触をお選びください。固めがお好みの方は、パイプ、そばがらなどを。柔らかめがお好みの方は、化繊系のわた、羽毛、羽、その他、低反発素材などがおすすめです。
お好みの感触を選ぶ、ということも、安眠のために重要です。どうぞ、お好みの素材をお選びください。
寝具店やオーダー枕店でお求めの際は、固さの好みをお伝えください。お好みにあった枕の中材を選んでくれます。
インターネットでお探しの場合は、固め、柔らかめ、パイプ、低反発、粒わた、羽毛、羽根、そばがらなど、固さの好み、中身の素材を検索してお探しください。
横寝、横向きねにおすすめの枕を探す
ここでは、横寝、横向きねにおすすめの、枕をご紹介いたします。お役立てください。
西川 横寝サポートまくら
西川と医学博士が共同開発した横向き寝に適した枕です。横向きの方が寝返りも打ちやすいような形状になっています。
- 高さ調節可能
- ソフトパイプ
- 普通の固さ
- 丸洗い可能
- 高さ調節可能
- ソフトパイプ
- 普通の固さ
- 丸洗い可能
西川 横楽寝
横向きが多い方が楽に眠れるように開発された枕です。両サイド、後ろの3か所の高さ調節が可能。ご自分の方の高さ、横向きに寝た際の方の高さに合わせて高さを調整いただけます。横向きでも、楽におやすみになりたいかたにおすすめです。
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枕選びは、敷き寝具選びの次に、快眠のために重要です。(敷き布団、ベッドマットレスなどの敷き寝具選びは、快眠にとても重要 )
是非、寝具店の店頭、オーダー枕の店頭に、お気軽にお寄りになって、ご相談されたり、実際に試しながら枕をお選びになってみてください。ぐっすり眠れる枕に出会えます。
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。
ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。