公開日:2020.10.28

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

パッド一体型ボックスシーツとは? 適した使い方

パッド一体型ボックスシーツは、どのような使い方をすればよいですか? とお問い合わせを頂戴します。ベッドパッドやボックスシーツとの併用が必要なのか、と、迷われることがあるようです。ここでは、パッド一体型ボックスシーツとは?、と、適した使い方をお伝えします。

目次

パッド一体型ボックスシーツとは

パッド一体型ボックスシーツとは、ボックスシーツの寝る部分、(ベッドの表面部分)に、薄くわたが入り、キルティングされ、パッド状になった、ベッドのマットレスにかぶせて使うシーツのことです。敷きパッドとボックスシーツが一体になったスタイル、をイメージしていただけるとよいでしょう。
 

パッド一体型ボックスシーツとは?

パッド一体型ボックスシーツとは?

 
パッド一体型ボックスシーツの使い方は、その上に、直接寝て使います。シーツを重ねて敷く必要はありません。

用途は、敷きパッドと同様です。暖かさを補ったり、汗の吸収を高めたりする目的で使います。

実際に販売されている商品は、冬用の暖かさを補うためのパッド一体型シーツが多くあります。あったかタイプの、ボア、パイル、マイクロファイバー、フリースなどの素材が使われています。

パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具、と考えていただけるとよいでしょう。

ベッドパッドとボックスシーツが一体になっている、と思われがちですが、異なります。ベッドパッドは、敷きパッドと異なり、パッドの上には、必ずシーツを敷いて使うからです。敷きパッドは、シーツを敷かずにその上で寝ます。その点で、ベッドパッドとボックスシーツが一体になった、とは異なるわけです。

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

ここからは、パッド一体型ボックスシーツの適した使い方をお伝えします。

パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具です。敷きパッドを使う用途と同じ目的で使います。

冬の寒さ対策として、暖かさを補ったり、夏の暑さ対策として、冷感や汗の吸湿を高めたりしたい方が使います。

パッド一体型ボックスシーツの敷き方

敷き方は、次の通りです。

  1. ベッドのマットレス
  2. その上に、ベッドパッド
  3. その上から、パッド一体型ボックスシーツでくるみます

 

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

 

パッド一体型シーツのメリットとデメリット

ここからは、メリットとデメリットをお伝えします。ご自身の目的、快適な眠り方に適しているか、の判断材料になさってみてください。

パッド一体型ボックスシーツのメリット

パッド一体型ボックスシーツのメリットは、次のとおりです。

  • 敷きパッドとシーツが一体なので、2つの寝具を使わずに済むので、手間が省ける。
  • 敷きパッドとシーツが一体なので、横から見た時、スッキリときれいに見える。通常、敷きパッドを使うと、シーツの上に乗せるので、ゴムがみえたり、重ねた部分がみえたりして、見た目が良くないことが多い。

パッド一体型ボックスシーツのデメリット

パッド一体型ボックスシーツのデメリットは、洗濯がしにくいことになります。具体的には、次のとおりです。

  • 中にわたが入ったパッドタイプですので、洗濯後の、乾きに時間がかかる。
  • 敷きパッドより、容量が大きくなり、サイズ、洗濯機の容量によっては、家庭で洗濯が困難な場合がある。

パッド一体型シーツの利点は、手間が省け、見た目がすっきりすること。問題点は、洗濯時の負担、ということになります。お選びになる際は、その点を、考慮するとよいでしょう。

次の項目では、パッド一体型ボックスシーツの敷き方の疑問にお答えします。

「ベッドパッドと併用する必要はありますか?」

Q:「ベッドパッドと併用する必要はありますか?」

A: はい。パッド一体型ボックスシーツは、敷きパッドとボックスシーツが一体になった寝具です。その下に、ベッドパッドをお敷きになってお使いになることをおすすめいたします。

敷きパッドは、寒さ対策、暑さ対策、汗対策、といった季節の変化に応じて、心地よく眠るために使われます。

一方、ベッドパッドを使う目的は、ベッドのマットレスの汚れを防止し長持ちさせること、コイルによる寝心地の悪さの改善です。

敷きパッドは、寝心地を改善し、ベッドのマットレスを長持ちする用途ではありません。厚みも、ベッドパッドより薄手の商品がほとんどです。

どうぞ、ベッドパッドを敷き、その上に、パッド一体型ボックスシーツをお使いくださいませ。

ベッドパッドと敷きパッドの違い

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

パッド一体型ボックスシーツの適した使い方

「ボックスシーツと併用する必要はありますか?」

Q:「ボックスシーツと併用する必要はありますか?」

A: いいえ、パッド一体型ボックスシーツを使った場合は、別途、ボックスシーツを敷く必要はありません。

パッド一体型ボックスシーツの上に、直接お休みくださいませ。

パッド一体型ボックスシーツを使ってみる

パッド一体型ボックスシーツのメリット、デメリットを知ったうえで、お使いになりたい方もいらっしゃるでしょう。

下記、寝る面の素材別のパッド一体型ボックスシーツです。お好みに合わせて、お使いになってみてください。

表面(寝る面)がタオル地のパッド一体型ボックスシーツ

あったかタイプ。表面(寝る面)がフランネルのパッド一体型ボックスシーツ

以上、
パッド一体型ボックスシーツとは? と、その使い方をお伝えしました。パッド一体型ボックスシーツは、寒い季節に特に喜ばれている商品です。寝具のお手入れの手間を少なくし、快適にお休みいただけますれば幸いです。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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