公開日:2017.11.08

羽毛布団には専用カバーが必要ですか? 最適なカバーとは?

羽毛布団には専用カバーが必要ですか? 最適なカバーとは?

羽毛布団には専用カバーが必要ですか? 最適なカバーとは?

「羽毛布団には、羽毛専用カバーが必要ですか?」と、お客さまからご質問を頂戴します。羽毛布団専用掛け布団カバーとして販売されている商品があるため、迷われる方がいらっしゃるようです。羽毛布団は、必ず掛けふとんカバーをかけて使いますが、カバーは、羽毛布団専用である必要はありません。

ただ、羽毛布団に、適した掛け布団カバーはございます。

最適なカバーをかけると、羽毛布団のな掛け心地や、暖かさの感じ方が、数段に良くなります。「羽毛布団ってこんなにふんわりして、軽かったの?」とおっしゃる方もおられるほどです。ここでは、羽毛布団に適した掛け布団カバーの特徴をお伝えします。掛け心地の良いカバー選びにお役立てください。

目次

羽毛布団に適した掛け布団カバーの特徴

羽毛布団に適した掛け布団カバーとは、羽毛布団が使いやすく、保温力の高さを引き立て、掛け心地が良くなる、といった条件のある掛け布団カバーになります。

羽毛布団に適した掛け布団カバーを選ぶ際は、次の2つ、を、確認します。

  1. 掛け布団カバーの仕様
  2. 適した生地

それぞれの項目について、順にお伝えします。

1.羽毛布団に適した掛け布団カバーの仕様

羽毛布団は、掛け布団カバーからずれることなくフィットして、一体化していると、掛け心地がとてもよいです。そのために、掛け布団カバーは、

をお選びください。

羽毛布団には、ずれ防止の品の付いたカバーがおすすめです。

羽毛布団には、ずれ防止の品の付いたカバーがおすすめです。

羽毛布団の4つの角、や、4辺の中央などに、小さなループが縫い付けられています。このループと、掛け布団カバーの内側に縫い付けられている紐を結束させます。羽毛布団がカバーの中で泳いだり、モコモコと一定の箇所に固まってしまったりすることがなく、羽毛布団の本来のサイズのまま、快適に掛けていただくことができます。

掛け布団カバーの内側の紐の数は、8か所~12か所ついています。羽毛布団のループの位置に合わせて結束します。最低、四隅の4か所だけでも留めるようにしましょう。羽毛布団が、カバーの中で泳いで、足元の方に固まってしまって、寒くて目がさめてしまった、などという心配がなくなります。

2.羽毛布団に使いたい掛け布団カバーの生地

掛け布団カバーの生地は、

  • 上質で薄手で、
  • 肌触りが良く、
  • 軽量であること

がベストです。

上記の中で、軽さ、は、とても大切です。理由は、羽毛布団の保温性は、繊細な羽毛が空気を含み、羽毛布団のマスの中が、暖かな空気でいっぱいになり膨らむことで、発揮されるからです。

重い生地の掛け布団カバーをかけてしまうと、羽毛のふくらみを妨げてしまうことになります。軽量の生地でしたら、たっぷりと羽毛が膨らむことができ、保温力が高まり、包まれるような暖かさでお休みいただけます。

軽量の生地のカバーは、生地が薄手ということになります。薄手で、すぐに破れてしまったりするようなカバーは、コストパフォーマンスが良くありません。薄手でも、丈夫さがある生地、細い糸で綿密に、丈夫さのある織り方で織られた上質の生地であることが大切です。

少々専門的になりますが、糸番でいうと、40番以上、スレッドカウントでいうと、210以上の掛け布団カバーが目安になります。織り方は、肌触りの好みもあろうかと思います。さらっとしたさっぱり目をお好みの方は、平織り、滑らかな肌触りがお好みの方は、綿サテン織などをお選びなるとよいです。

高級羽毛布団や、上質な羽毛布団をお使いの方は、掛け布団カバーの生地も上質な素材をお選びになることをおすすめします。例えば、スーピマ超長綿、インド超長綿、エジプト超長綿の掛け布団カバーです。肌触りが格別で、寝心地の良さを引き立てます。良い羽毛布団をお使いの方は、カバーで布団の良さが台無しにならないように、是非、しなやかさのある上質な掛け布団カバーをお選びください。

羽毛布団の掛け心地を良くする、スーピマ超長綿掛け布団カバー

羽毛布団の掛け心地を良くする、スーピマ超長綿掛け布団カバー

肌疾患の方からのご相談

ここでは、お客さまと交わした、掛け布団カバー選びに関する会話をご紹介します。

良質な睡眠のための寝具を、いつもお選びになってくださるお客さまです。上質な羽毛布団をお使いで、カバーも、しなやかで軽量で、掛け心地の良いものをお求めくださっています。

その方から、「今回は、少し生地の厚めの掛け布団カバーが欲しいのだけど。」と、ご連絡を頂戴しました。事情をお伺いすると、ご主人さまが、足に肌疾患があり、毎晩、薬をたっぷりつけて眠るのだそうです。薬がどうしても、カバーに付着してしまい、しみになったり、中の羽毛布団の側生地に染み込んだりしてしまうとのことなのです。

「いつものカバーは、本当に掛け心地が良くていいのだけど、洗濯のことや、羽毛布団のことを思うと、少し厚めのカバーしかないかな、と思って。」とおっしゃるのです。お話をお伺いし、今までとは異なったカバーをお選びしました。

肌疾患をお持ちなので、肌触りは、少しでも滑らかなほうが良いと思い、上質な素材であることは変えずに、今までより少し太い糸で織られた生地のカバーをおすすめしました。良い素材で、糸番が太いと、肌触りの滑らかさがありながら、丈夫さのある、少し厚めの生地になるからです。織り方は、サテン織のカバーをおすすめしました。

このお客さまは、いつもは、糸番が60番や80番の生地のカバーをお使いですが、今回は、糸番が40番の生地のカバーです。生地が少し厚くなる分、重くなりますが、薬の使用を続けている間は、これにしてみるとのことでした。

羽毛布団の良さを引き立てるベストな掛け布団カバーはありますが、それぞれの方の体の事情や、お好みに合ったカバーを選ぶことも大切なことです。理由は、気持ちが安らぐことも、良質な睡眠につながるからです。

以上です。羽毛布団に適した掛け布団カバーの条件と選び方をお伝えしました。

最後のお客さまとの事例のように、一概に、商品の条件だけで選ぶのではなく、それぞれの方に適した寝具を選ぶことは、質の高い睡眠、健康のためにとても大切です。もし、そのようなお好み、体調などがありましたら、お近くの寝具専門店の方にご相談になり、最適な寝具をお選びになることをおすすめいたします。

羽毛布団に最適な、掛布団カバーのおすすめ商品

羽毛布団の良さを引き立てる、最適な掛布団カバーがございます。肌触りが良く、軽量、内側にもずれ防止の紐もついたスーピマ掛布団カバーがおすすめです。

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羽毛布団に最適なスーピマ掛布団カバー

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ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。


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