「エアウィーヴをベッドマットレスの上に重ねて使っています。エアウィーヴとベッドマットレスを重ねて1枚で包めるシーツはありますか?」と、お問い合わせを頂戴します。エアウィーヴを、ベッドマットレスに重ねて使うと、重ねた厚さによっては、ボックスシーツがめくれてしまうケースがあります。ここでは、エアウィーヴをベッドマットレスの上に重ねて使う場合の、シーツの使い方と選び方をお伝えします。
目次
- エアウィーヴをベッドのマットレスの上に重ねる場合の、シーツの使い方のパターン
- ベッドでエアウィーヴを使う:パターン別使い方とメリット、デメリット
- エアウィーヴをベッドのマットレスに重ねて、1枚のシーツで包む場合の、ボックスシーツのサイズの選び方
- エアウィーヴとマットレスを一緒に包める、ボックスシーツのおすすめを見る
エアウィーヴをベッドのマットレスの上に重ねる場合の、シーツの使い方のパターン
エアウィーヴのマットレスパッドを、ベッドマットレスの上にのせてお使いになる場合、シーツの使い方は、次の3つのパターンがあります。
- エアウィーヴとベッドマットレスを、1枚のボックスシーツで包む
- エアウィーヴとベッドマットレスを、それぞれ別のシーツで包む
- ベッドマットレスにボックスシーツを掛け、エアウィーヴにはシーツを使わない
ベッドでエアウィーヴを使う:パターン別使い方とメリット、デメリット
ここからは、それぞれのパターンの、シーツの使い方、メリットとデメリットをお伝えします。どのパターンが、あなたの好みや生活スタイルに合うかをチェックし、使い方をお選ぶご参考になさってください。
1.エアウィーヴとベッドのマットレスを、1枚のボックスシーツで包む
ベッドのマットレスの上に、エアウィーヴのマットレスパッドを重ねて、1枚のボックスシーツで包むパターンです。下記、メリットとデメリットです。
メリット
- エアウィーヴがベッドの上で、ずれにくくなる
- 1枚のシーツで包んであるので、見た目がすっきりとまとまる
デメリット
- エアウィーヴとマットレスを重ねた厚みによって、ボックスシーツのサイズ選びを注意する必要がある
上のデメリットは、サイズの選び方を、適切にすれば、問題はありません。適切なサイズの選び方の詳細は、この記事の後半でお伝えします。どうぞご参照ください。
2.エアウィーヴとベッドのマットレスを、それぞれ別のシーツで包む
ベッドのマットレスの上に、エアウィーヴのマットレスパッドを重ね、それぞれ別のシーツを使用するパターンです。下記、メリットとデメリットです。
メリット
- エアウィーヴに掛けたシーツだけを洗濯すればよいので、洗濯が簡単
- エアウィーヴに掛けるシーツを、フラットシーツにすると、シーツの装着がとても簡単で、洗濯がさらに、楽になる
デメリット
- ベッドの上のエアウィーヴが、ずれてしまうことがある
- それぞれにシーツがかかっているので、横から見た際、見た目が気になる場合がある
エアウィーヴに掛けるシーツは、エアウィーヴ専用のラップシーツ、ボックスシーツのほか、布団用フラットシーツ、布団用ワンタッチシーツが使える場合があります。お使いのエアウィーヴのサイズ、厚みを確認の上、お選びください。
3.ベッドのマットレスにボックスシーツを掛け、エアウィーヴにはシーツを使わない
ベッドのマットレスにだけボックスシーツを掛け、エアウィーヴのマットレスパッドにはシーツを使わないパターンのメリットとデメリットです。
メリット
- エアウィーヴ用のシーツのコストがかからない
デメリット
- エアウィーヴ全体にかけてある、カバーを洗濯する必要がある。装着が大変で、洗濯に手間がかかる
- エアウィーヴの側カバーの上に直接眠り、洗濯を重ねることで、側カバーの耐久性が弱まる
- 側カバーの取り換えが必要
エアウィーヴをベッドのマットレスに重ねて、1枚のシーツで包む際の、シーツのサイズの選び方
ここからは、エアウィーヴをベッドのマットレスに重ねて、1枚のボックスシーツで包む際の、シーツのサイズの選び方をお伝えします。
エアウィーヴとベッドのマットレスを重ねて1枚のボックスシーツで包む場合、
- エアウィーヴとマットレスを重ねた厚み、高さを確認すること
が大切です。
測った厚み、高さに合わせた、ボックスシーツのマチのサイズを必ず確認して、ボックスシーツを選びます。
(ボックスシーツの幅と丈は、エアウィーヴとベッドの巾、丈に合わせて選びます。)
ボックスシーツのマチの数値表示は、
- マチ = マットの厚み + マットの底部に敷かれる生地
です。
ボックスシーツのマチのサイズが合わないと、ボックスシーツがめくれ上がってしまう状態になります。
マチのサイズが小さすぎると、ボックスシーツが、しっかりとマットの下までかからず、めくれ上がってしまいます。適したマチのサイズのボックスシーツを選びましょう。
ここからは、ボックスシーツのマチのサイズの選び方を、エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚み別にお伝えします。
エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせて1枚のシーツで選ぶ際の、マチのサイズを選ぶ手順
- お使いのエアウィーヴのマットレスパッドの厚みを確認します。エアウィーヴのマットレスパッドの厚みは、シリーズによって、4.5cm~7cm まであります。
- お使いのベッドマットレスの厚みを測ります。
- 測ったエアウィーヴの厚みとベッドマットレスの厚みを足します。
- 3で計算した厚みをもとに、下記を参照すると、適したボックスシーツのマチのサイズが分かります。
1.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、20cm以下の場合
マチ25、マチ30までのボックスシーツをお使いいただけます。マチ30cmのボックスシーツは、標準的なサイズです。一般的に販売されているボックスシーツをお選びいただけます。
ボックスシーツのサイズ表示のマチは、マットレスの厚みとマットレスに敷きこまれる生地を含みます。マットレスの底に敷かれる生地は、最低でも5cm 以上必要です。
例えば、エアウィーヴとマットレスを重ね合わせた厚みが、20cmの場合、
- マチ25cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が5cm
- マチ30cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が10cm
になります。マットの下に敷きこまれる生地が、5cm以上であれば、めくれ上がることなく、快適にお使いいただけます。
2.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、21cm以上、25cm以下の場合
マチ30cmサイズのボックスシーツをお使いいただけます。マチ30cmのボックスシーツは、標準的なサイズです。合わせた厚みが、25㎝以下の場合は、一般的に販売されているボックスシーツをお選びいただけます。
ボックスシーツのサイズ表示のマチは、マットレスの厚みとマットレスに敷きこまれる生地を含みます。マットレスの底に敷かれる生地は、最低でも5cm 以上必要です。
例えば、エアウィーヴとマットレスを重ね合わせた厚みが、23cm程度の場合、
- マチ30cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が7cm
になります。この場合、マットの下に敷きこまれる生地が、7cmですので、めくれ上がることなく、快適にお使いいただけます。
3.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、25cm以上、34cm以下の場合
マチ40サイズのボックスシーツをお選びください。
例えば、エアウィーヴとマットレスを重ね合わせた厚みが、33cm程度の場合、
- 標準サイズの、マチ30cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が3cmしかありません。ボックスシーツがめくれ上がってしまいます。
- マチ40cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が7cmで、めくれ上がることなく、快適にお使いいただけます。
ただ、マチ40cmのボックスシーツは、厚めのマットレス用のサイズで、販売数は少なく探すのが難しいサイズです。すぐにお手元に欲しい方は、マチ40ボックスシーツをご利用ください。
4.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、35cm以上、39cm以下の場合
マチ45サイズのボックスシーツをお選びください。
例えば、エアウィーヴとマットレスを重ね合わせた厚みが、37cm程度の場合、
- 標準サイズの、マチ30cm のボックスシーツを使うと、シーツが、マットの側面途中までしかかかりません。
- マチ40cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が3cmで、めくれ上がってしまいます。
- マチ45cm のボックスシーツを使うと、マットの下に敷きこまれる生地が8cmで、めくれ上がることなく、快適にお使いいただけます。
マチ45cmのボックスシーツは、超厚めのマットレス用のサイズで、販売はほとんどありません。すぐにお手元に欲しい方は、マチ45ボックスシーツをご利用ください。
エアウィーヴとマットレスを一緒に包める、ボックスシーツのおすすめを見る
エアウィーヴとベッドのマットレスを重ねて、一緒に包む、ボックスシーツのおすすめ商品を、マットレスの厚み別にご紹介します。マットを重ねた厚み(高さ)に合わせてお選びください。
1.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、24cm以下の場合
2.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、25~34cm程度の場合
3.エアウィーヴとベッドのマットレスを重ね合わせた厚みが、35~44cm程度の場合
以上、
エアウィーヴのマットレスパッドをベッドのマットレスの上にのせて使う際の、シーツの使い方と選び方をお伝えしました。ご愛用のマットレスに適したシーツで、快適な睡眠をお楽しみいただければ幸いです。
ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。
この記事を書いた人
シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。
専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。
前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。
たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。
ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。