羽毛布団のクリーニングのタイミングと注意点

冬に大活躍した羽毛布団、「クリーニングは、いつ出したらいいのかしら?」寝具の衣替えに季節になると、問い合わせを頂戴します。羽毛布団は、頻繁なクリーニングは必要ありません。ここでは、羽毛布団のクリーニングが必要な時期、タイミングの見極め方と、クリーニングを利用する際の注意点をお伝えいたします。きちんとしたクリーニング時期にクリーニングサービスを利用することで、羽毛布団がさらに長くお使いいただけます。

羽毛布団のクリーニングのタイミングと注意点

羽毛布団のクリーニングのタイミングと注意点

目次

羽毛布団のクリーニングが必要な時期の見極め方

羽毛布団は、頻繁なクリーニングは必要はありません。

羽毛布団のクリーニングが必要なタイミングは、羽毛布団がへたってふくらまなくなり、保温性がなくなってしまった時期になります。

おおまかな目安は、お求め後の使用期間が、

  • 男性の場合で、3-4年、
  • 女性の場合で、4-5年、

経過過した時期が、クリーニングを検討する時期になります。

ただ、これも、羽毛布団の品質、ランクによっても異なります。年数はあくまでも目安としてご理解ください。

クリーニングが必要かどうかの見極め方は、羽毛布団の状態や、使用感を見て判断します。

下記、羽毛布団のクリーニングを検討する時期の羽毛布団の状態です。

  • 羽毛布団がへたってきた(ぺしゃんこな状態)
  • 羽毛布団が、膨らまなくなった
  • 陰干しをして、湿気を発散させた後も、なんだか湿っぽい
  • 襟元の汚れがひどくなってきた
  • 以前に比べて保温性が落ちが気がする。あたたかくない

上記のような状態を感じられたタイミングが、羽毛布団のクリーニングが必要な時期です。

クリーニングが必要な時期の羽毛布団は、羽毛布団の中の羽毛に、汗などの身体の汚れや、ホコリや湿気などの外からの汚れが付着した状態です。このタイミングで、クリーニングをご利用ください。

クリーニングをすることで、羽毛に付着した汚れが取れ、側生地もきれいになり、羽毛が膨らみやすくなります。クリーニングをすることで、本来の保温性が復活します。

逆に、この症状がなければ、クリーニングを利用する必要はありません。クリーニングは、多少なりとも、羽毛布団に負担を与えるからです。必要な時期にのみ、クリーニングサービスを利用することで、羽毛布団を長く快適にお使いいただけます。

男性と女性とでは、寝ている間の汗の量などが異なります。羽毛布団の汚れ方も変わってきます。最初にお伝えしましたが、男性のほうが、汚れるのが早いです。ご夫婦で一緒に買われた羽毛布団は、男性のほうが早くクリーニングが必要になることがほとんどです。男性自身では、羽毛布団の変化に気づかないことがあると思います。奥さまがお手入れの際に、羽毛布団のクリーニング時期をチェックしてみてください。

クリーニングが必要な時期になりましたら、必ず、信用のおける、羽毛布団のクリーニングサービスを行っているお店や会社に、クリーニングをご依頼くださいませ。

信用できるクリーニング会社がわからない場合、羽毛布団をお求めになられた寝具店、また、寝具メーカーにご相談ください。安心して依頼できるクリーニングサービスを紹介してくれると思います。

羽毛布団のクリーニングの注意点

羽毛布団のクリーニングは、注意していただきたい点があります。注意点を知らないことで、大切な羽毛布団が使えなくなってしまったり、予期せぬ被害にあうことがありますので、どうぞお目通しくださいませ。

下記の3点が、避けていただきたい、注意点です。

注意点:1. 電話による業者を名乗る羽毛布団のクリーニング、および、「無料羽毛布団の点検」の誘い

電話の営業での、業者を名乗る羽毛布団のクリーニング、および、「無料羽毛布団の点検」などの誘いは、絶対に応じないでください。

有名なメーカー名(例えば西川など)を名乗るなど、メーカーを装っての、電話による営業が頻繁に行われています。メーカー以外でも、実際に存在するお近くの寝具店を装って、同様の営業がなされる場合すらあります。

そのような営業に応じてしまったことで、さまざまな被害の実情を、私どもも、大手寝具メーカーさまも、非常に多く耳にしております。

不適切な営業電話がかかってきた場合は、絶対に、その場で営業を受けないでください。一度、電話を切り、いつも利用している寝具店、また、メーカーに、ご自身から連絡をして、本当にその寝具店、メーカーからの営業の電話かどうか、ご確認をなさってください。

ご連絡をされる際、必ず、ご自身でいつも利用している寝具店、また、メーカーの正しい連絡先(電話番号)を確認して、お電話してください。そのお店に実際に行って、ご確認いただくのもよい方法です。

実際に、多くの被害を耳にしています。どうぞご注意くださいませ。

注意点:2. 訪問販売による羽毛布団の点検、クリーニングの誘い

訪問販売による羽毛布団の点検、クリーニングの誘いは、絶対に断ってください。

ご自宅への訪問で、「羽毛布団を無料点検します」などといって、ご自宅にあがりこみ、実際にお使いの羽毛布団の点検、クリーニングサービスの営業などが行われています。その際に、有名メーカー(西川など)や、お近くの寝具店を名乗る場合があります。

そのような営業を受け、被害に合うという実際のケースを、大変多く耳にしております。お気を付けくださいませ。

注意点:3. ご家庭での洗濯、ドライクリーニング

羽毛布団のご家庭での洗濯、ドライクリーニングは、絶対にご遠慮くださいませ。

必ず、専門のクリーニングを請け負う信用のおける専門店、会社におまかせくださいませ。

ただし、洗える羽毛ふとん、ウォッシャブルダウンケットと表示られているお品に関しては、ご自宅で洗濯可能なものがございます。お求めの際に、ご確認くださいませ。

羽毛は、大変繊細で、羽毛の毛羽が傷んでしまうと、羽毛が膨らまなくなり、保温性がなくなってしまいます。側生地に傷がつくと、羽毛が一気に吹き出し、羽毛布団が使えなくなってしまいます。長く羽毛布団を使うために、専門の安心できる店舗さまにお任せをすることをおすすめします。

クリーニングを依頼する方法

クリーニングを依頼する方法です。

  1. 羽毛布団を、お求めになった寝具店、店舗に依頼する
  2. お使いの羽毛布団のメーカーのお客さま相談係などにお電話をしていただき、クリーニングが可能な専門店を紹介してもらう

方法があります。

例えば、西川産業(現、西川株式会社)の羽毛布団の場合、全国の西川チェーン店(寝具専門店)が、羽毛布団のクリーニングを責任をもってお受けしております。

何かの理由で、羽毛布団が汚れてしまい、どうしてもクリーニングが必要、また、数年たってへたってきてしまったなど、羽毛布団の心配ごとがございましたら、どうぞ信用のおける寝具専門店にご相談くださいませ。

通常の羽毛布団のお手入れに関しましては、どうぞ「羽毛布団の使い方とお手入れの方法」、「羽毛布団のしまい方。収納と保管方法のコツ」をご覧くださいませ。


ご参考になれば幸いでございます。寝具の疑問、ご不明な点は、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。今晩も、どうぞぐっすりとお休みいただけますように。

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