Author Archives: 田中 宣子

About 田中 宣子

シーツjp店長。上級睡眠健康指導士(認定登録番号 第662号)。 専門分野の、快眠のための寝具の販売、及び、ご相談、ホームファニシング、インテリア販売に、1994年から従事。1923年創業の弊社の店舗にて、対面で23年間、お客さまにぐっすり眠れるための寝具のコンサルティング、ご提案、販売を担当。その経験を活かし、現在は、オンラインにて気持ちよく眠っていただくための、ベッド用寝具の販売、ご提案、ご相談に注力。 前職は、米国の航空会社のマーケティング部アジア統括スーパーバイザー。お客さまが快適で安全な空の旅を楽しんでいただくための仕事に従事。 たずさわるすべての方々とそのご家族が、ぐっすりと気持ち良く眠り、心地良く目覚め、活力いっぱいに、毎日をお幸せにお過ごしいただけるよう、仕事をしています。 ぐっすり気持ちよく眠るための寝具のご相談は、お気軽にお寄せください。

入院中の病室のベッドや枕が寝にくい場合の対処法と実例

入院中の病室のベッドや枕が寝にくい場合の対処法と実例

入院中の病室のベッドや枕が寝にくい場合の対処法と実例

入院中、病院のベッドや枕が合わずに、腰が痛かったり、眠れなかったりで、つらい思いをした、というお声を頂戴します。病院のベッドは、治療や処置がしやすいサイズや仕様、硬さのため、寝にくいと感じることがあるようです。ここでは、病室のベッドが寝にくい場合におすすめしている対処法と、入院していた方々の対処の実例をお伝えします。入院中の睡眠改善にお役立てください。

目次

入院中、病院のベッドでお悩みの方に、おすすめしていること

「入院したら、病院のベッドが硬くて体が痛い」、「病室の枕が合わずに眠れない、体がつらい」といったお声を頂戴します。けがや病気で入院をし、ただでさえ、体に負担がかかる状況です。横になっている時間の長い、病室のベッドが寝にくいことで、さらにつらさを感じてしまうとのことです。

対処法として、おすすめしているのは、

  • 健康マットレスや体圧分散マットレスのオーバーレイタイプや、モバイルタイプを入院ベッドの上にのせること
  • いつも使っている枕や、同じタイプの枕を持参して、使うこと

です。

おすすめしている理由

入院中のベッドの寝にくさを改善するには、痛くなる原因を知って、そうならないようにすればよいわけです。

ベッドに横になっていて、腰や体が痛くなる原因は、

  • 重さのある腰の部分に圧力がかかり、痛くなる
  • マットレスの硬さが、体に負担をかける
  • 寝姿勢が悪くなっている
  • けがや病気の症状がつらく、寝返りを打てない

などです。

上記の症状を緩和するのが、健康マットレスや、体圧分散マットレスです。

具体的な商品名を、タイプ別に示したのが下記です。

  • 凹凸タイプ
    西川エアーポータブル、ムアツマットレスパッド
  • 高反発タイプ
    エアウィーヴポータブル
  • 低反発タイプ
    テンピュールトッパー

上記の商品は、硬さや体に感じる好みは、わかれるものの、いずれも、体に負担をかけずに、質の良い睡眠を実現するために作られた、ベッドの上にのせて使うタイプの薄型マットレスです。

体に負担のかかる病室のベッドの上に、薄型マットレスをのせることで、寝苦しさが軽減します。

特に、凹凸タイプのマットレスは、点で体を支え、体がマットレスに密着することがないため、寝返りを打たなくても、血流やリンパの流れを妨げません。

けがや病気の症状で、寝返りを打つことに負担がかかる方は、凹凸タイプのマットレスをお選びになると、寝返りを打たなくても、体が楽にお休みになれます。

持ち込むマットレスを選ぶ際の注意点

入院中、病室のベッドにのせてお使いになる場合、注意点があります。

  1. 病院に承諾を得る
  2. サイズを確認する
  3. ワンタッチタイプのラップシーツを利用する
  4. シーツの取り換え、洗濯は、ご家族が行う

順を追って、詳しくお伝えします。

1.病院に承諾を得る

まずは、病院に持ち込みが可能かどうかを確認することが大切です。

枕やマットレスを持ち込む際は、事前に、病院に承諾を得るようにしましょう。

実際に、マットレスをお持ち込みになった方々は、事前に、病院に承諾を得たとのことです。その時の様子をうかがったところ、どの病院でも、好意的に受け入れてくれたとのことです。

ただ、手術後の、集中治療室のベッドの場合は、断られたケースがあったそうです。理由は、集中治療室から病室に移動する際に、マットレスを移動ができないため、と、術後の嘔吐の可能性が高いから、とのことだったようです。

持ち込みに関しては、各病院によって、ルールが異なります。必ず、事前に確認をすることが大切です。

2.サイズを確認する

病室のベッドは、サイズが、一般的なシングルサイズより、小さい場合があります。病室のベッドのサイズを確認して、ベッドの幅と同じか、狭いサイズの、マットレスを選びます。

病室のベッドより、幅の広いマットレスパッドをのせてしまうと、ベッドからはみ出たマットレスの部分に、病人の方が、手をつくなどした場合に、思わぬ事故につながることがあり、危険だからです。

先にご紹介したマットレスパッドの、サイズをご参考までに掲載しておきます。

マットレスの名前サイズ
幅 x 長さ x 厚み cm
エアーストレッチマットポータブル70 x 180 x 3.5
エアー スリム マットレス シングル97 x 195 x 3.5
エアーポータブル モバイルマットスリム60 x 180 x 3.5
ムアツパッド97 x 195 x 3.5
ムアツマットレスパッド97 x 195 x 5
エアウィーヴポータブルデュアルモード95 x 195 x 3
エアウィーヴポータブル97 x 195 x 4
テンピュールトッパーイーズ97 x 195 x 3

3.ワンタッチタイプのラップシーツを利用する

お持ち込みになるマットレスやマットレスパッドには、底にゴムが入って、くるっとかぶせるワンタッチタイプのラップシーツを使うようにしましょう。マットレスの専用シーツがあれば、専用シーツを選ぶのが安心です。

シーツがずれることないので、ストレスを感じることなく、療養に専念できます。

一般的なフラットタイプのシーツを、薄型のマットレスパッドに使用すると、ずれやすく、ベッドから出入りするたびに、病人の方が、ご自身でシーツのずれを直さないといけません。病人の方に、無駄なストレスがかかってしまいます。

ポータブルタイプのマットレスの場合、専用のシーツを、メーカーが販売していない場合があります。その場合は、サイズオーダーで作り、ご準備をされたほうが良いでしょう。 

4.シーツの取り換え、洗濯は、ご家族が行う

お持ち込みになったシーツの取り換えや、洗濯は、ご家族が行います。病院が用意してくれるものではないからです。

マットレスの持ち込み、シーツの取り換えなど、付添いの方やご家族の協力が、助けになります。

実際に入院された方々が対処した実例

最後に、入院の際に、病室のベッドにマットレスを持ちこまれた方々からお聞きした状況をお伝えします。

乳がんの手術で入院された方

「入院してすぐは、病室のベッドで寝ていました。寝心地は良くなかったですが、我慢ができると思っていました。

手術後、体に大きな負担があり、病室のベッドと枕で眠ることが、さらにストレスとなったため、家族に頼んで、エアーモバイル マットレス スリムサイズと、普段使っている枕を持ってきてもらいました。

病院に、持ち込みの可否を尋ねたところ、まったく問題はありませんでした。

ポータブルのマットレスをのせただけで、体がとても楽になり、体に負担をかけずに、ベッドに横になっていることができました」

脳神経の手術で入院された方

「事前に、病院のベッドは寝にくいと聞いていたので、枕とエアーポータブルを病室に持ち込ませてもらいました。

手術の後は、集中治療室で、一夜を過ごした後、問題がなければ、病室に戻る予定になっていました。集中治療室でも、枕とポータブルマットレスを使いたい旨を、病院に伝えましたが、集中治療室での利用は、断られました。

脳の手術のため、術後、集中治療室では、大変苦しく、嘔吐も激しく、大変つらい状況でした。マットレスや枕だけでも、寝心地が良ければ、少しは、その時の苦しさも改善されていたのでは、と思います。

病室に戻ってからも、3日ぐらいは、大変につらい症状が続きました。持ち込んだ枕とマットレスがなかったら、さらに、つらい時間だったと思います。家では、ムアツふとんを長年使っているので、エアーポータブルは、ムアツふとんに近い寝心地だったので、助かりました。

入院期間は、1カ月程度でした。その間、家族がシーツを替え、洗濯をしてくれたので、助かりました」

膝の手術で入院された若いアスリートの方

「スポーツ中のけがで、1週間ほど入院しました。普段は、ベッドの上に、ムアツふとんをのせて寝ています。

入院した病室のベッドが、普段の寝心地と異なっていたため、エアーポータブルを持ち込ませてもらいました。病室のベッドの幅がシングルより狭かったため、母のアドバイスで、幅の狭い、西川エアーモバイルスリムにしました。

ベッドより、持ち込んだマットレスは、幅が狭かったのですが、マットレスがあると、寝心地が全く違って、体がとても楽な状態になったので、幅の狭さは、許せる範囲でした」

腎盂炎で入院された方

「とにかく、枕がひどくて、病気で痛みがすごい中、余計に、苦しさを感じながら入院しました。どうしても、眠れず、枕だけ、普段使っている物を、家族に持ってきてもらって使いました。枕で、こんなに、体への負担が変わるものかを実感しました」

私どものお客さまに、インタビューさせていただいたお声を紹介しました。普段、ムアツふとんや、整圧敷き布団、西川エアーを使ってらっしゃる方々なので、病室にお持ち込みになったマットも、凹凸タイプの、西川エアーポータブルエアー モバイル マットレス スリムサイズの、シリーズの中から、サイズに合ったタイプをお選びになった方々でした。

今回、お話を聞かせていただいた方々は、

  • 入院中、体が大変な時に、病室のベッドの寝にくさは、大変に負担だった
  • マットレスを持ち込んだことで、随分と、楽に、入院することができた

という点で、一致していました。

入院中、病室のベッドで、寝にくさを感じる方は、薄型の体圧分散タイプや、健康マットレスを、病室のベッドの上にのせてお使いになることを検討されることをおすすめします。

入院ベッドの上にのせて使いたいマットレススのおすすめを見る

本記事の、入院中にマットレスを持ち込まれた方がお使いになったマットレスをご紹介します。

入院ベッドの寝心地でお困りの方、ベッドの上にのせてお使いいただけるマットレスのおすすめです。お役立てください。

持ち運び可能です。ご利用の際は、入院されているベッドの大きさをご確認してから、ご使用ください。

エアーモバイル マットレス スリムサイズ

エアーモバイル マットレス スリムサイズ

病院の関係者の皆さまへ

病室のマットレスや枕、シーツのご相談は、こちらから、どうぞお気軽におよせくださいませ。ご要望に合う、寝具をご提案いたします。

タオル地のシーツの特徴と選び方。購入前に知っておきたいこと

タオル地のシーツの特徴と選び方。購入前に知っておきたいこと

タオル地のシーツの特徴と選び方。購入前に知っておきたいこと

タオル地のシーツ、お使いになったことございますか? シーツはタオル、と決めていらっしゃるご愛用者がいらっしゃる一方、一度も使ったことがない、シーツの選択肢として考えたこともない、という方もいらっしゃいます。ここでは、今までタオルのシーツをお使いになったことがなく、使ってみようかしら、と迷われている方に、タオル地のシーツの特徴、選び方、お使いになる上での注意点を、お伝えします。

目次

タオル地シーツの特徴

タオル地のシーツの特徴は、

  • 吸水性の高さ
  • やわらかな肌触りの良さ
  • ひんやりしない触感
  • パイル地のため、しわが目立たない
  • 伸縮性があり、布団やベッドにフィットして使いやすい

点があげられます。

タオル地シーツは、1年中お使いになる方、と、夏か冬、どちらかにしか使わない方もいらっしゃいます。

  • 夏の汗対策にお使いになられる方は、タオルシーツの吸水性の高さを評価
  • 冬の寒さ対策でお使いになる方は、タオルシーツのやわらかさや、ひんやりしない触感を評価

されているようです。この点は、他のシーツと異なる面白い点です。

タオルシーツは、布団用、ベッド用、どちらも販売されています。

シンカーパイルシーツ、パイルシーツなどのシーツも、タオル地シーツの部類に入ります。

タオル地シーツの素材

タオル地のシーツは、パイルの部分が、綿100% と、ポリエステルと綿の混紡があります。

パイル部分が綿100%のタオル地シーツは、よりタオルに近い肌触りで、さらっとさっぱりとした、タオルの感触がお好みの方におすすめです。

パイル部分が、ポリエステルと綿の混紡のタオル地シーツは、綿100%に比べ、肌触りがやわらかで、乾きやすさがあります。

綿のタオルと、化繊のタオルの素材による肌触り感を比較した、実験結果があります。綿100%の一般的なタオルと、ポリエステルとレーヨンの混合の化学繊維のタオルで、体を拭いたときの、吸水性や体に及ぼす影響を比較した実験結果です。一部を抜粋してご紹介します。

下記の表の右の数値は、実験の被験者16人のうち、項目の内容が該当すると答えた人の人数です。

清拭中のタオル素材の主観的な評価

項目回答綿タオル化繊タオル
ちょうどよい柔らかさ大いにそうである
どちらともいえない
まったくそうでない


10

肌触りがよい大いにそうである
どちらともいえない
まったくそうでない


13

“綿と化繊のタオル素材の肌触り感を比較すると、清拭中、被験者は後者化繊タオルのほうが「ちょうどよい軟らかさ」と感じられた。それに対して、綿タオルでは化繊タオルにくらべ肌触り感の主観的評価項目に優位差が認められたものはなかった。 中略 化繊タオルでは綿タオルにくらべ適度な柔らかさや肌触りのよさに優れていた。”

(引用元:松村千鶴・深井喜代子(2014)多次元評価指標による綿タオルと化繊タオルの部分清拭効果の比較 日本看護技術学会誌、Vol.13, No.3.)

タオルで、体を拭いたときの実験結果で、シーツとは異なりますが、タオルの素材の違いによる、肌の感じ方には、共通する部分があるでしょう。

この実験では、レーヨンが混ざった化繊タオルが使われました。例えば、タオル地シーツでよく使用される、ポリエステルと綿の混紡の化繊タオルとは、多少異なる結果かもしれませんが、綿のタオルとの比較結果として、引用させていただきました。

肌触りの柔らかさをお好みの方は、パイル部分が、綿100%より、化繊素材をお選びになるとよいでしょう。

汗かきの方の、タオル地シーツの選び方

汗かきの方、夏の汗対策をメインにお使いになる方は、パイル部が、綿100% のタオル地シーツがおすすめです。

綿100%のパイルは、さらっとして、素材に熱を持ちにくく、吸水性もあります。一般的な綿の生地のシーツで眠ると、シーツが汗でぐっしょりと湿ってしまい、不快さを感じる方にも、喜ばれているシーツです。

吸水性の高さや、タオルのさっぱり感のある、シーツをお探しの方は、パイル部が綿100% のタオルシーツの中でも、ジャガード織のタオル地シーツがおすすめです。

ジャガード織のタオル地シーツは、画像のように、凹凸のある織り柄がありますので、しっかりとした肌触りで、吸水性も高い素材です。タオル好きの男性の方にもおすすめのシーツです。

ジャガード織のタオル地シーツ。汗の多い方、さらっとした肌触りがお好みの方におすすめ

ジャガード織のタオル地シーツ。汗の多い方、さらっとした肌触りがお好みの方におすすめ

やわらかな感触がお好みの方の、タオル地シーツの選び方

やわらかな肌触りの、ポリエステルと綿の混紡のタオル地シーツ

やわらかな肌触りの、ポリエステルと綿の混紡のタオル地シーツ

ふんわりとした、やわらかな肌触りのシーツがお好みの方は、パイル部分に、ポリエステルが混紡されたタオル地シーツがおすすめです。綿のパイルより、糸がやわらかで、肌にやさしさがあります。

一般的なタオルの肌触りの印象より、ずっと軟らかさを感じていただける素材のシーツです。ふんわりとした感触が、お好みの方は、ぜひ、パイルにポリエステル素材が混ざったタイプのタオル地シーツ、パイルシーツをお使いになってみてください。

タオル地シーツの種類とサイズ

タオル地シーツは、布団用、ベッド用、どちらも販売されています。

布団用のタオル地シーツの種類とサイズ

布団用は、一枚の布タイプのフラットシーツと、布団の上からくるっとかぶせるワンタッチタイプのシーツがあります。

サイズは、シングルとダブルが販売されています。

シーツのタイプ布団サイズシーツのサイズ
フラットシーツシングル150 x 250 cm 程度
フラットシーツダブル180 x 260 cm 程度
ワンタッチシーツシングル105 x 210 cm 程度
ワンタッチシーツダブル145 x 210 cm 程度

ベッド用のタオル地シーツの種類とサイズ

ベッド用は、ベッドマットレスの上からすっぽりかぶせるタイプの、底部にゴムの入った、ボックスシーツが販売されています。フラットタイプは、ベッド用のサイズを製造する織り機がほとんどなく、現在は、ほとんど販売されていません。

サイズは、シングルからクイーンサイズまで販売されています。

シーツのタイプベッドのサイズボックスシーツのサイズ
(幅x丈xマチ)
ボックスシーツシングル100 x 200 x 30 cm
ボックスシーツセミダブル120 x 200 x 30 cm
ボックスシーツダブル140 x 200 x 30 cm
ボックスシーツクイーン160 x 200 x 30 cm

タオル地シーツを使う際の注意点

タオル地のシーツで迷われている方は、洗濯の毛羽やほこりがあるのでは? と心配になられる方がいらっしゃいます。パイル素材ですので、通常の綿生地とは、異なった注意点があります。ご購入前に、注意点を知った上で、商品をお選びになると、効果いや、失敗が少なくすみます。

タオル地シーツを使う上での注意点

パイル地のため、洗濯時、毛羽や繊維のほこりが気になることがあります

タオルと同様に、タオル地のシーツは、使い始めは特に、洗濯時、毛羽や繊維が、普通のシーツに比べると、気になることがあります。最初の何回かの洗濯は、他の素材とは、わけて、タオルシーツだけで洗濯するようにしましょう。

タオル地シーツは、商品の品質に差があり、安価な商品は、繊維のホコリが普通以上に気になることがあります。洗濯時や、布団やベッドに装着して、お使いになっている時も、繊維のホコリが気になるような商品は、快適さに欠けてしまいます。安価な商品には、注意して、品質の確かな商品を選ぶようにしましょう。

シンカーパイル織りや、マイヤー織りのタオル地のシーツは、パイルの糸の抜けにくいように、織られている素材です。数千円で、お求めいただけますので、タオル地シーツをお選びの際は、シンカーパイル織り、マイヤー織りのシーツをお選びになることもおすすめです。

商品の品質によって、毛玉がでることがあります

パイル糸の品質によっては、タオル地シーツに毛玉ができてしまうこともあります。毛玉は、洗濯や、シーツとパジャマの素材の摩擦によって、発生します。

品質の違いで、毛玉ができやすい、できにくいといった商品があります。

商品の品質をきちんと見極めて、求めるようにしましょう。

普通の生地のシーツに比べ、乾燥に時間がかかります

タオルの洗濯を想像していただくとわかりやすいですが、普通の生地のシーツに比べ、タオル地のシーツは、洗濯後の乾燥に時間がかかります。

乾燥して、晴れた日、時間の余裕をもって、洗濯するようにしましょう。また、洗い替えを用意しておくと、乾燥時間を気にしないですみます。洗い替えを別に用意しておくのもおすすめです。

タオル地のシーツのおすすめを見る

ここでは、快適にお使いいただけるタオル地のシーツをご紹介します。お使いのベッドや敷き布団、使い勝手の好みに合わせてお選びください。

タオル地のベッド用ボックスシーツ

ベッドのマットレス用の、すっぽりかぶせられる、ボックスタイプのタオル地のベッド用シーツです。

タオル地の敷布団用ワンタッチシーツ

裏にゴムが入って、簡単に装着していただける敷き布団用のタオル地のワンタッチシーツです。

タオル地の敷布団用フラットシーツ

敷き布団用の、1枚タイプの平らなタオル地のフラットシーツです。

以上、
タオル地シーツをお使いになったことがない方向けに、タオル地シーツの特徴をお伝えしました。汗でお悩みの方や、冬のシーツの冷たさが苦手の方、上記を参考に、お使いになってみてはいかがでしょうか。

体圧分散とは? マットレスの構造別、体圧分散のしくみと機能

体圧分散とは。快眠マットレスの構造別、体圧分散のしくみと必要な機能

体圧分散とは。快眠マットレスの構造別、体圧分散のしくみと必要な機能

体圧分散、という言葉、聞いたことありますか? マットレスの特徴説明で、「このマットレスは、体圧分散効果があるので、体に負担なく快眠できます」など、見たり、聞いたりする方もいらっしゃるかもしれません。確かに、体圧分散機能は、快眠寝具で大切な機能です。しかし、快眠のためには、その機能だけでは十分ではありません。ここでは、体圧分散とは?、と、マットレスの構造別の体圧分散のしくみ、体圧分散の機能以外に必要な機能をお伝えします。

目次

体圧分散とは?

寝具の説明で使われる、体圧分散とは、敷き寝具の上に横たわったときに、体の重い部分や出っ張った部分に、強くかかる圧力を分散させることで、快眠を促す機能のことです。体圧を分散させると、重く出っ張った腰などにかかる負担をやわらげ、体が楽な状態で睡眠をすることができます。

体圧分散の機能は、体に負担をかけずに、快眠するためには、重要であり、必要な機能です。ただ、体圧分散の機能だけでは、快眠寝具としては、不十分です。その理由を、次の項目でお伝えします。

体圧分散だけでは、快眠は促せない

本題に入る前に、まず、圧力が分散される、という状況について、お伝えさせてください。理科の授業で習った、圧力と力、力のかかる面積の関係性です。

ご存じの通り、力が同じでも、力のかかる面積が小さいと圧力は大きくなり、面積が大きいと圧力が小さくなる、という関係性です。

圧力の概念からみる、体圧分散

圧力の概念からみる、体圧分散

これを、ヒトがマットレスに眠るときの場面に置き換えると、体の圧力、つまり、体圧が、一番分散される状態は、体と寝具の表面のすべてに密着して、眠る状態ということになります。(接触面の摩擦がなく、体の曲線、重さを均等に受け止めると仮定した場合)

例えば、やわらかくて、たっぷりとわたの入った、厚みのある昔ながらの敷き布団や、やわらかなスプリングのマットレスに、眠ると、体は、寝具に密着します。体圧は、確かに分散されています。しかし、心地よく、質の良い睡眠が、とれるでしょうか? とれませんよね。

仮に、体の曲線や、重さの違いを均等に受け止める素材のマットレスがあったとしても、同じことです。体が寝具に密着している、というだけでは、快眠はできません。

ヒトは、睡眠中コップ1杯の汗をかきますので、密着していれば、そこに湿気がこもります。また、密着しながら、体重がかかっていますので、血流やリンパの流れが滞ってしまいます。

つまり、快眠のためには、体圧分散の機能だけでなく、湿気の調整、血流やリンパの流れの滞りがないような、対策をされた寝具が必要になるのです。

快眠マットレスを検討したり、選んだりするときには、体圧分散機能があるだけでは、選ばないことが大切です。極端な話、どんな寝具も、圧力の概念からすれば、体圧が、分散される機能はあるのですから。

では、体圧分散機能のほかに、どんな機能が必要なのでしょう。次の項目でお伝えしていきます。

マットレスの形状、構造別、快眠に必要な、体圧分散以外の快眠のための機能

最近は、形状や構造の異なった、多くのマットレスや敷き布団の特徴説明で、体圧分散機能、体圧分散効果、などと表示されるようになってきています。例えば、低反発マットレス、高反発マットレス、凹凸形状のマットレスなどです。

ここでは、それぞれの構造のマットレスが、どのように体圧分散機能を発揮しているかと、快眠のためには、体圧分散機能以外に、どんな機能が必要なのか、をお伝えします。ご自身のお好みに合ったマットレス選びをする際に、お役立ていただけます。

最初に、快眠マットレスの構造の違いが、分かりやすいように、快眠マットレスの代表的な商品名を上げてご紹介し、そのあとに、それぞれの構造別の説明をお伝えします。

構造の違う、代表的な快眠マットレスの例

快眠マットレスの構造の違いをわかりやすくするために、快眠マットレスの代表的な商品名を上げておきます。いずれも優れた、快眠のための健康マットレスです。それぞれの公式ホームページのリンクも記載しましたので、構造や、体圧分散をはじめとした、機能の特徴も、どうぞご確認ください。

マットレスの構造別、体圧分散のしくみと、体圧分散以外に必要な機能

ここからは、マットレスの構造別に、体圧分散のしくみと、体圧分散以外に必要な機能をお伝えします。

それぞれの構造のマットレスは、最初にあげた代表的な商品のほかにも、様々な商品が販売されています。形状や構造が同じでも、使われている素材によって、機能性のレベルや、品質、耐久性、が、異なります。実際に、マットレスをお選びになる際は、商品の品質や価格なども吟味するようにしましょう。

低反発マットレス

体圧分散のしくみ

低反発マットレスの体圧分散のしくみは、体の曲線や重さに合わせて、体に密着しながらマットレスが沈みこみ、体の圧力を分散させます。

体圧分散以外の、快眠のための機能

低反発マットレスは、体が寝具に密着することにより、体圧分散をしますので、密着面の熱、温度、湿度、さらには、寝返りのしやすい機能が必要になります。

  • マットレスの通気性
  • 密着面の温度の上昇対策
  • 気温の変化によるマットレスの、硬さの変化の対策
  • 寝姿勢を正しくする、素材のサポート力

の、機能が、どの程度、どのようにあるかをチェックして、選ぶようにしましょう。

高反発マットレス

体圧分散のしくみ

高反発マットレスは、ファイバーを圧縮して作られています。具体的には、釣り糸のような特殊繊維が絡まるようにしながら、マットレスの長方形に圧縮されています。

高反発マットレスの、体圧分散のしくみは、繊維の細かな点が、体との接することで、圧力が、分散されます。

体圧分散以外の、快眠のための機能

高反発マットレスは、硬めのマットレスのため、体の沈み込みが少なく、圧迫される傾向にあります。そのため、血流やリンパの流れの滞りを解消するために、寝返りが必要になります。

  • 寝返りが打ちやすい機能

体圧分散がされるとはいえ、マットレスが硬いので、寝返りの打ちやすさは、快眠のためには、必要な機能になります。高反発マットレスを選ぶ際は、どの程度の体圧分散性があるのか、と、寝返りが、どのように打ちやすくなっているのかを、確認して、選ぶようにしましょう。

凹凸形状のマットレス

体圧分散のしくみ

マットレスの表面が、ぼこぼことして、凹凸形状になったマットレスの、体圧分散機能は、連続したたまごのような形状が、圧力をマットレス全体に分散させることで、実現しています。

これは、物理のパスカルの原理を利用しているといっていいでしょう。

「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」

引用:パスカルの原理、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

球体を並べることで、一点に圧力がかかっても、それぞれの球体に接する面を通じて、同じ大きさの力が発生し伝わる、というしくみです。

凹凸マットレスは、体が、マットレスの表面に密着せずに、凹凸の凸の部分に接することで、体の圧力を、均等に分散させています。

体圧分散以外の、快眠のための機能

凹凸マットレスは、マットレスの表面が凹凸になって、体圧を分散させますので、凸部分に、負担がかかります。

  • 凸部分の耐久性
  • マットレスの耐久性
  • 体重がかかっても、凸部分がなくならない、マットレスの固さ

凹凸形状のマットレスは、体圧分散をしながら、寝姿勢を正しくキープする性能には優れています。ただ、使われている素材によっては、凸部分が、すぐに崩れる、体重がかかると、凸部分がやわらかすぎて、平面になってしまう、などといったマットレスも販売されているようです。

凹凸形状の健康マットレスをお選びの際は、使われている素材の固さや、耐久性をチェックするようにしましょう。

以上、
敷き寝具やマットレスの、体圧分散の機能とは、と、マットレスの構造の違いによる、体圧分散機能以外に必要な機能を、お伝えしました。

快眠寝具に大切なことは、体圧を分散させ、正しい寝姿勢で眠れて、快適な湿度と温度を維持しながら、健康的で質の高い睡眠ができる寝具であるということです。お好みに合った形状や構造のマットレスの機能を、きちんと吟味して、快眠をお楽しみくださいませ。

年末年始の休業のご案内

毎度ご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら12月29日から1月6日まで、年末年始の休暇を頂戴いたします。

インターネットショップでのご注文は、24時間お受けしておりますが、メールでのご返信、お品のご発送などは、1月7日以降、随時いたします。ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

12月28日午前9時までのご注文は、在庫のある商品につきましては、即日ご発送いたします。在庫状況により、お届けが、年明けになってしまうこともございます。ご迷惑をおかけいたしますこと誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。

冬の睡眠の質を高める、すぐできる簡単な方法

冬の睡眠の質を高める、すぐできる簡単な方法

冬の睡眠の質を高める、すぐできる簡単な方法

冬の朝、目覚めがすっきりしなかったり、疲れが残っていたり、ありませんか? 冬は、無意識の中で、睡眠の質が低下していることがあります。ある実験結果では、布団の1か所を暖めることで、冬の睡眠の質の向上を図れると示しています。ここでは、布団のどこを暖めると、効果的に睡眠の質を高め、ぐっすり安眠できるのか、と、その根拠を、お伝えします。

目次

冬、睡眠の質を高めるために、暖めるべく寝具の場所とは

布団の1か所を暖めることで、睡眠の質を、効率的に、高められるとされています。

その場所は、敷き布団やベッドの、足のあたりです。

具体的な場所は、足からふくらはぎが、敷き寝具と触れる場所です。

冬は、足のあたりだけ、暖める工夫をなさることをおすすめします。寒い季節も、ぐっすりとお休みいただけます。

足元を暖める具体的な方法は、次の項目でお伝えします。

足元だけ暖めるのが効果的、とお伝えする、根拠につきましては、この記事の最後に、まとめてお伝えします。

寝具の一部を暖める具体的な方法

敷き布団や、ベッドの足元だけでも、暖めるって、具体的にはどこ? どんなふうに? と思われる方もいらっしゃるでしょう。

敷き寝具を暖める、具体的な場所は、足からふくらはぎが、敷き寝具と触れる場所です。

足元だけ暖める、具体的な方法としては、

  • 湯たんぽで、足元を暖める
  • 足元のあたりだけ、毛布を敷く
  • 電気敷き毛布、電気ひざ掛け毛布、電気毛布を、足の部分だけ使う
  • 布団乾燥機を、足元のあたりが暖まるように使う
  • ドクターセラ温熱マットスリープコンディショナーなどの温熱治療タイプパッドを足部保温設定で使う

などです。とっても簡単で、すぐにできることもありますよね。

足元だけ、毛布を敷く場合は、毛布を足の部分がポケットになるように折って使ったり、敷き布団やベッドマットを包むようにして使ったりします。

足元用に使う、毛布の素材で気をつけたい点

毛布を選ぶ際には、気をつけたい点があります。

  1. 吸湿性の低い、化学繊維、たとえば、フリース素材やアクリル系の素材をなるべく避けること
  2. 電気毛布や電気敷き毛布は、入眠時には、スイッチをオフにすること

です。

1.吸湿性の低い、化学繊維、たとえば、フリース素材やアクリル系の素材をなるべく避けましょう

足元に毛布を敷く場合、おすすめの素材は、ウールやキャメル、シルク、綿毛布などの吸湿性のある、天然素材がおすすめです。

フリース、ポリエステルやアクリルのニューマイヤーなど化学繊維の毛布は、汗の吸湿性が低いのでおすすめしません。理由は、足にかいた汗が、吸湿性の低い化学繊維に付着し、時間の経過とともに、その湿気が冷たい水滴となって、足を冷やしてしまうからです。

足を暖めることで、効果的に、安眠をするつもりが、逆に、足を冷やして、眠りの妨げになってしまいます。

2.電気毛布や電気敷き毛布は、入眠時には、スイッチをオフにしましょう

電気毛布や、電気敷き毛布、電気ひざ掛け毛布は、ベッドや布団に入る、30分から1時間ぐらい前にセットをします。入眠時には、必ず、スイッチを切って、眠るようにします。

スイッチが入ったままですと、布団の中の温度が高すぎてしまい、深い睡眠の妨げとなります。また、電気の熱で、肌やのどを乾燥させることもあります。

冬、朝までぐっすりと、安眠するためには、スイッチは、切るようにしましょう。

冬の睡眠の質の低下と、保温による睡眠の質の向上の根拠

ここからは、この記事の内容の根拠をお話します。お伝えするのは、次の2点です。

  1. 冬は無意識の中で、睡眠の質が低下していることがある
  2. 足元を暖めることで、安眠につながる

順にお伝えします。

1.冬は、無意識の中で、睡眠の質が低下していることがある、とする理由

冬は、睡眠の質の低下を実感される方は、あまりいらっしゃらないかもしれません。

実際には、冬、無意識の中で、睡眠の質が低下していることがあります。

理由は、ヒトが生きるために備えている、体温調節機能の働きに関係するとされています。

12月~3月、仙台市内、平均外気温2.1℃、最低外温度-7.4℃で、行われた、低温の環境時の、睡眠に関する実験結果を伝えた報文によると、

睡眠時の体温調節機能は覚醒時より低下し、レム睡眠ではノンレム睡眠よりも体温調節機能が低下する。したがって、低温環境ではレム睡眠を減少し、覚醒を増加することで体温調節機能を維持していると考えられる。

(水野、水野、松浦、松尾、岩田、城島、白川、マットレスとベッドパッドの素材の違いが低温環境での入眠過程に及ぼす影響、日本家政学会誌、Vol.67、No.7、367-374、2016)
 
と伝えています。

上記は、冬など、睡眠環境の気温が低くなると、睡眠中に適した体温を維持するために、レム睡眠を減少させ、覚醒が多くなる、つまり、気温の低さによって、眠りが浅くなったり、眠りの途中に目覚めてしまう時間が増える、としているのです。

ここで、レム睡眠、という言葉をご存じの方は、

「レム睡眠は、そもそも浅い眠りのことなので、減少しても、深い眠りの時間には影響しないのでは?」

と思う方もいらっしゃるでしょう。

レム睡眠の解明を進めている、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構、林研究室の林悠氏によると、

通常レム睡眠において、レム睡眠の持続時間が長いほど、その後のノンレム睡眠で余波が増加するという、有意な正の相関が認められた。 中略 レム睡眠は、余波を増強することで、睡眠そのものの質を高める作用があると考えられる。

(林悠、レム睡眠の意義の解明、https://www.astellas.com/jp/byoutai/other/reports_h25/pdf/25-34_hayashi.pdf )

と、伝えています。

上記の、

  • 余波、余波睡眠とは、睡眠の前半で発生する、ノンレム睡眠の中で一番深い睡眠

です。
 
先の、林氏の引用を要約すると、レム睡眠が、邪魔されることなく長く続くと、その後に続く、ノンレム睡眠の、余波睡眠が、増えることがわかったと、教えてくれています。余波睡眠が増えることで、睡眠の質も高まる、と伝えてくれているのです。

最初にお伝えしたこととつなげると、

  1. 睡眠環境の温度が下がると、ヒトの体温調節機能によって、体温を適度に保とうとする
  2. 体温を適度に保つために、睡眠時、レム睡眠が減少し、覚醒状態が増える
  3. レム睡眠が減少すると、ノンレム睡眠の中でも、一番深い睡眠の、余波睡眠に影響を与え、睡眠の質が低下する

ということになるのです。

これが、冬、低温環境で、無意識の中で、睡眠の質が低下する、とお伝えした理由です。

2.足元を暖めることで、安眠につながる、とする理由

次に、足元だけ暖めることで、低温環境でも、安眠につなげることになる、という根拠をお伝えします。

前出の、仙台市で実施された、冬の低温環境時の睡眠状況を調べる実験では、保温性の高いキャメルのベッドパッドと、保温性のあまりないポリエステルのベッドパッドを使用した場合を比べ、睡眠の質の違いを明らかにしています。

結果を伝える報文によると、キャメルのベッドパッドを使用した場合のほうが、ポリエステルのベッドパッドの使用時よりも、足部の寝床内温度、皮膚の温度、温冷感が、高く、その結果、レム睡眠に影響を与えた、と伝えています(水野他、マットレスとベッドパッドの素材の違いが低温環境での入眠家庭に及ぼす影響、日本家政学会誌、Vol.67、No.7、367-374、2016)。

特筆すべきは、同報文は、足部以外の、腰の下や胸の部分においては、キャメルのベッドパッドの使用時と、ポリエステルのベッドパッドの使用時でも、足部で見られたような、違いがなかった、と伝えている点です。

報文では、

ポリエステルのベッドパッド(条件 S)およびキャメルのマットレスとベッドパッド(条件 C )を比較した。 中略 睡眠脳波記録、皮膚温、寝床内気候、衣服内気候を測定し、温冷感、湿潤感、快適感や睡眠感等の主観申告を申告させた。条件 C で条件 S よりも優位に睡眠効率、睡眠時間、レム睡眠が増加し、覚醒が減少した。中略 低温環境でのマットレスとベッドパッドの素材の違いは、睡眠、足部の寝床内温度、および足の温冷感に影響を及ぼす可能性が示唆された。

(水野他、マットレスとベッドパッドの素材の違いが低温環境での入眠家庭に及ぼす影響、日本家政学会誌、Vol.67、No.7、367-374、2016)

と結論付けています。

つまり、腰や胸の部分を暖めることは、暖めない時と比べ、睡眠の質に差はないが、足部に、保温性の高い寝具を使うことで、レム睡眠が増加し、覚醒が減少した、と伝えているのです。

冬の睡眠の質の理由をお伝えした項目で、レム睡眠が増加することは、深い睡眠のノンレム睡眠、余波睡眠を長くし、睡眠の質を高める、と記しました。

まさに、足を暖めることで、睡眠の質を高める、との研究結果となるのです。

以上が、今回の記事をお伝えした根拠になります。

 
冬、暖かく眠り、睡眠の質を上げて、すっきりと目覚めたいという方、足のあたりだけ、暖めて、おやすみになってみてください。

栃木県日光市 T.H.様より

注文してすぐ送っていただきまして有難うございました。
依然頼んだお店を忘れてしまい、
たまたまネットで見つけて頼みました。偶然でビックリしました。

何年も前のベッドシーツでがとても丈夫でいまだにゴムも伸びず使わせていただいております。
同じお店に頼みたいと思ってましたが、忘れてしまい試しに頼んでみました。

届いた物は、光沢がありゴムもしっかりしていて、頼んで良かったと思っていました。
今度は登録しておきます。


お求めいただきましたお品:
マチ30cm 新疆綿平織りボックスシーツ

東京都品川区 S.K.様より

商品到着しました。
クイーンサイズのBOXシーツは、なかなか見付からず、あっても好みに合わずで困っていました。

そろそろ、肌寒くなってきたし、暖かそうな物を探していた所、見付けました!
しかも、待たずして手元に届くなんて嬉しかったです。
起毛し過ぎず、滑らかで肌触りがしっとりしているので、寝付きが良くなりそうな予感がしています。

お店の方の丁寧な✉に安心して買い物が出来ました。ありがとうございました!


お求めいただきましたお品:
綿ボアあったかボックスシーツ(秋冬限定)

愛知県名古屋市 M.K.様より

いろいろご連絡ありがとうございます。

子供が生まれて、ベッドで一緒に寝ているのですが、
ベッドが柔らかすぎて、子供が沈み気味なのが心配で
何がないかと探していたら、
ちょうど、固めのベッドパッドを
見つけました。

届いたら、安心して寝られそうです。


お求めいただきましたお品:
固わたベッドパッド

兵庫県神戸市 N.T.様より

早速の手配ありがとうございます。
昨日届きました。マットレスと合うのをと探しておりましたところ、貴社のHPで
使用方法のアイデアに、なるほどと思い購入させて頂きました。
ボアシーツはとても暖かく、これで寒い冬も快眠できそうです。


お求めいただきましたお品:
綿ボアあったかフラットシーツ ベッド用

羽毛布団選びに役立つ、羽毛布団の品質説明に使われる用語集

羽毛布団選びに役立つ、羽毛布団の品質説明に使われる用語集

羽毛布団選びに役立つ、羽毛布団の品質説明に使われる用語集

羽毛布団の購入を、テレビショッピングや通販など、店頭以外でお求めになる方が増えているようです。一方で、広告の雰囲気にのまれて、望む品質とは異なった商品を買ってしまったというお声も頂戴します。ここでは、羽毛布団の商品説明に、頻繁に使われる、専門用語の意味を用語集にしてお伝えします。きちんと意味を知ることで、羽毛布団選びの失敗も防げます。望む品質の羽毛布団をご自分で選ぶ場合に、お役立てください。

目次

羽毛布団の品質説明で使用される用語の、五十音順インデックス

羽毛布団の品質説明で、頻繁に使われる用語を、五十音別に並べてあります。目次、早見表としてご利用ください。

用語をクリックすると、用語の説明の項目に移動します。すべて、このページ内にあります。スクロールしても、ご覧いただけます。

表の説明

  • 専門用語は、羽毛布団の品質説明に使われる用語です
  • カテゴリは、その用語がどんなときに使われるか、何を表すときに使われるかの分類を記しています

羽毛布団の品質を表す用語の、五十音順インデックス(目次)

(お知りになりたい用語をクリックしてください。意味、説明をご覧いただけます。)

 専門用語属するカテゴリ
あ行羽毛カセット羽毛布団のタイプ
羽毛の片寄り羽毛布団の状態
羽毛の洗浄製造過程・品質
か行かさ高品質
キルト・キルティング仕様・品質
グースダウン羽毛の種類
さ行シルバーグース水鳥の種類
シルバーダック水鳥の種類
スモールフェザー羽毛の種類
た行ダウンパワー品質
ダウンプルーフ加工仕様・品質
ダウンボール羽毛の種類
ダウン率仕様・品質
タタキキルト仕様・品質
ダックダウン羽毛の種類
手選別ダウン羽毛の種類
手摘みダウン羽毛の種類
デュエット羽毛布団羽毛布団のタイプ
ドレープ性品質
な行2枚合わせ羽毛布団羽毛布団のタイプ
は行フィット性品質
フェザー羽毛の種類
ホワイトグース水鳥の種類
ホワイトダック水鳥の種類
ま行マザーグース水鳥の種類
マス仕様・品質
や行ヨーロッパキルト仕様・品質
ら行立体キルト仕様・品質
ループ(8箇所ループなど)仕様・品質

羽毛布団の品質説明で使用される用語とその意味

ここからは、羽毛布団の品質説明に使われる、専門用語とその意味を、カテゴリ別にお伝えします。

  1. 羽毛布団のタイプ
  2. 水鳥の種類
  3. 羽毛の種類
  4. 羽毛布団の仕様・品質
  5. 羽毛布団の品質
  6. 羽毛布団の製造過程・品質
  7. 羽毛布団の状態

1.羽毛布団のタイプ

羽毛カセット

羽毛カセットとは、側生地が白やオフホワイト、生成り色の、無地の側生地を使った羽毛布団のことです。

掛け布団に柄や、濃い色が使われていないため、白の掛け布団カバーを使っても、中の布団の柄や色が、透けて見えません。そのため、掛けふとんカバーの色や柄を、自由に変えて、寝室のインテリアを楽しむことができます。

デュエット羽毛・2枚合わせ羽毛布団

デュエット羽毛布団、2枚合わせ羽毛布団とは、薄手の羽毛肌掛け布団と、少し厚めの合掛けタイプの羽毛布団の2枚セットになっている、羽毛布団です。デュエット羽毛布団と、2枚合わせ羽毛布団は、同じ意味です。

夏は、羽毛の肌掛け布団を1枚で、春と秋は、合い掛けタイプを1枚で、晩秋から冬は、2枚合わせて使うなど、季節の気温に合わせて、2枚を組み合わせてお使いいただけます。気温や、保温性の好みを、自由に変えられるので、いつでも、快適な保温性で、快眠を楽しめます。

2.水鳥の種類

マザーグース

マザーグースとは、羽毛布団の商品説明などで使われる用語で、生後3~4年の親鳥の水鳥のことを指します。数年飼育された水鳥ですので、羽毛の粒が大きいのが特徴です。

一般的な羽毛布団は、若い水鳥のダウンが使われるます。マザーグースから採取されるダウンは、貴重で、粒が大きいため、高級羽毛布団にのみ使われます。マザーグースダウンと呼ばれます。

ホワイトグース

ホワイトグースとは、羽毛布団の商品説明などで使われる用語で、白い羽毛が採取できる、がちょうに分類される水鳥のことです。

ホワイトグースから採取できる羽毛を、ホワイトグースダウンと呼びます。ホワイトグースダウンは、真っ白な羽毛で、羽毛の粒が大きいのが特徴です。羽毛の粒が大きいと、空気をたくさん含ませることができますので、保温性の高い羽毛布団を作ることができます。

ポーランド、ハンガリー、ロシア、フランスの、寒い地域で育てられたホワイトグースから採取できる、ホワイトグースダウンは、粒が大きいとされます。羽毛の品質にもよりますが、高級羽毛布団に使われるのは、上記の地域で飼育されたホワイトグースダウンが使われる場合が多くあります。

ホワイトダック

ホワイトダックとは、羽毛布団の商品説明などで使われる用語で、白い羽毛が採取できる、アヒルに分類される水鳥のことです。

ホワイトダックから採取できる羽毛を、ホワイトダックダウンと呼びます。ホワイトダックダウンは、真っ白な羽毛ですが、羽毛の粒は、グースダウンより、小さくなります。

一般的に、ダックダウンは、グースダウンに比べて、羽毛の粒が小さく、膨らみが少ないとされます。ダックダウンの品質にもよりますので、一概にはいえませんが、一般的には、グースダウンよりダックダウンのほうが、ランクが下になります。

シルバーグース

シルバーグースとは、羽毛布団の商品説明などで使われる用語で、グレーがかった色の羽毛が採取できる、がちょうに分類される水鳥のことです。

シルバーグースから採取できる羽毛を、シルバーグースダウンと呼びます。シルバーグースも、ホワイトグースダウン同様に、羽毛の粒が大きいのが特徴です。羽毛の粒が大きいと、空気をたくさん含ませることができますので、保温性の高い羽毛布団を作ることができます。

シルバーグースも、ホワイトグースダウン同様の、粒の大きさや、保温性がありますので、色の違いのほかは、あまり差がありません。ただ、白や生成り色の側生地の羽毛布団の場合、中の羽毛の色が、グレーっぽく、羽毛の品質が良くないのでは、と思われることもあります。商品の、膨らみを、実際に確認するなど、品質をしっかり見極められれば、シルバーグースでも、ホワイトグースダウンに匹敵する、品質の良い羽毛布団を手に入れることは可能です。

色の違いから、品質が同じであっても、ホワイトグースダウンの羽毛布団より、シルバーグースダウンの羽毛布団のほうが、価格が安い場合があります。

シルバーダック

シルバーダックとは、羽毛布団の商品説明などで使われる用語で、グレーっぽい色の羽毛が採取できる、アヒルに分類される水鳥のことです。

シルバーダックから採取できる羽毛を、シルバーダックダウンと呼びます。シルバーダックダウンは、グレーっぽい色のついた羽毛で、羽毛の粒は、グースダウンより、小さくなります。

羽毛布団のランクとしては、一般的には、シルバーダックダウンが、そのほかのダウンに比べて、一番下の部類になります。

例外:色のついたダックダウンで、アイダーダウンと呼ばれる、大変貴重で、保温性が特に高い素晴らしいダウンもあります。アイダーダウンは、グレーから茶色がかった色で、粒も小さいですが、保温性は、そのほかのダウンに比べて大変高く、羽毛布団の価格も、2百万円以上のお品になります。

3.羽毛の種類

グースダウン

グースダウンとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、白い羽毛が採取できる、がちょうに分類される水鳥から採取される、羽毛のことです。

グースダウンは、ダックダウンに比べて、羽毛の粒が大きいのが特徴です。

ただ、羽毛布団の品質は、グースダウンだから良い、ということだけでは決まりません。グースダウンの品質、粒の大きさ、量、洗浄具合、キルティング、側生地、など、様々な複合的な要素によって、羽毛布団の品質の良し悪しが決まります。

羽毛布団をお選びになる際は、グースダウンだから安心、ということではないことを、ご留意くださいませ。

手摘みダウン

手摘みダウンとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、羽毛を、水鳥から、人間の手で丁寧に採取した羽毛原料のことです。手で摘むことで、繊細な羽毛の粒を、壊さず、大きいまま採取することができます。

羽毛の粒が大きいまま採取できること、手間がかかることから、ダウンの中では、ランクが高く、高級羽毛布団に使用されます。

一般的なダウンは、機械で採取されるため、手摘みダウンに比べると、採取の際に、羽毛が壊れやすくなります。

手選別ダウン

手選別ダウンとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、羽毛の粒を、サイズ別にクラス分けする最後の工程で、人間の手によって、グレードの高い、粒が大きくきれいな羽毛だけを選別したダウンのことです。

大きく、丸い粒のそろった羽毛の粒のみが、ヒトの目で選別されていますので、手選別ダウンは、最高級羽毛布団に使われます。粒のそろった、大きい羽毛は、空気をたくさん含みますので、保温性が高くなるからです。

ダックダウン

ダックダウンとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、がちょうに分類される水鳥から採取される、羽毛のことです。

ダックダウンは、グースダウンより、羽毛の粒が小さくなるのが一般的です。羽毛の粒が小さくなると、保温性が少なくなります。

一般的に、ダックダウンの羽毛布団は、グースダウンを使った羽毛布団より、価格が低くなります。

羽毛布団の品質は、グースダウンだから良い、ということだけでは決まりません。グースダウンの品質、粒の大きさ、量、洗浄具合、キルティング、側生地、など、様々な複合的な要素によって、羽毛布団の品質の良し悪しが決まります。

ダックダウンの羽毛布団でも、場合によっては、グースダウンの羽毛布団より、品質が高くなることもあります。商品をしっかりと見極めることが大切です。

スモールフェザー

スモールフェザーとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、硬い部分がある小さい羽根のことです。どんな、羽毛布団でも、5%程度以上は、スモールフェザーが含まれています。

スモールフェザーの割合が多い羽毛布団は、かさはあっても、その分重くなり、がさごそと音がして、膨らまず、保温性が低くなります。

夏に使われる、ダウンケットと呼ばれる、羽毛の肌掛け布団は、スモールフェザーの割合が多い商品があります。それは、夏掛けは、保温性の高さより、通気性の高さが重視されるためです。スモールフェザーの割合を多くして、価格をおさえた商品を作る場合があります。

フェザー

フェザーとは、芯のある、羽根のことです。品質が確かな羽毛布団には、通常は、フェザーは使われません。

枕の素材として、使われることはあります。

ダウンボール

ダウンボールとは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、羽毛の粒のことです。たんぽぽの綿毛のような、まるい、ふんわりと空気をたくさん含む、羽毛の粒です。

ダウンボールが大きく、形がきれいなほど、空気をたくさん含み、膨らみますので、保温性も高くなります。

ダウンの保有率の表示が、90%の羽毛布団であっても、ダウンボールの大きさが異なると、保温性は異なります。ダウンの保有率が同じであっても、大きい粒のダウンボールが入った羽毛布団の方が、グレードが高く、保温性が高くなります。

羽毛布団の品質表示タグには、ダウンの保有率は記載されていますが、粒の大きさまでは記載されていません。広告で、ダウン90%の羽毛布団が、なんと●●円!となっていても、そのダウンの粒は、とても小さい場合もあります。小さい粒のダウンボールは、保温性が低く、価格が低くなります。ダウン率だけで、羽毛布団の保温性や品質を見極めることはできません。

4.羽毛布団の仕様・品質

ダウン率

ダウン率とは、羽毛布団の仕様を表す言葉で、羽毛布団の中の詰め物のうち、ダウンが占める割合のことです。

一般的には、羽毛布団は、ダウンの割合が高いほど、保温性の高い羽毛布団である場合が多いです。ただし、ダウンは、品質の違いが、大きくあり、同じダウン率の羽毛布団でも、保温性や、グレードが、まったく異なることがあります。

理由は、ダウンの産地、品質、ダウンの粒の大きさ、洗浄の方法、採取の方法、によって、同じ量のダウンが使われていても、ダウンが含む空気の量が異なり、保温性が全く異なるからです。

羽毛布団の商品タグには、ダウン率は記載されていても、ダウンの品質は、記載されていません。羽毛布団の品質の良し悪しを、ダウン率だけで見極めることはできません。目安としては、やはり、羽毛布団の製造元、メーカー、価格を、加味して、品質を見極める必要があります。

ダウンプルーフ加工

ダウンプルーフ加工とは、羽毛布団から、羽毛が吹き出ないようにするために、側生地に施される加工のことです。

羽毛布団の側生地は、生地密度の高い、高級生地が使われるのが一般的です。羽毛が、羽毛布団の側生地の隙間から、吹き出てこないためです。羽毛の吹き出しを、さらに、防ぐために施されるのが、ダウンプルーフ加工です。

現在では、ほとんどの羽毛布団が、ダウンプルーフ加工が施されているとは思いますが、メーカー、商品によっては、施されていない場合があります。商品をお求めの差異は、ダウンプルーフ加工の施された、側生地の、羽毛布団を求めることをおすすめします。

キルト・キルティング・マス

羽毛布団は、中の羽毛が、布団の中で移動しないように、いくつかのマスに、区切って作られます。マスの区切りを、キルト、キルティングと呼びます。

羽毛布団を、いくつのマスにキルト、キルティングするか、キルティングのタイプによって、同じ羽毛や、側生地が使われていても、羽毛布団の保温性や掛け心地が異なります。

羽毛布団のグレード、品質、掛け心地、保温性を左右する要素の一つになります。

メーカーによって、体の真上になる部分のマスを大きくお椀状にキルトして、体に沿うように、保温性を高める羽毛布団に仕上げている商品を作っているところもあります。

また、ベッドからずれ落ちにくような、ベッド用キルトを施した羽毛布団を販売しているメーカーさまもあります。

キルティングの方法で、掛け心地が変わります。羽毛布団を選ぶ際には、重要な要素となりますので、チェックポイントの一つとされることをおすすめします。

立体キルト・完全立体キルト

立体キルトとは、羽毛布団の仕様で使われる用語で、羽毛布団をいくつかのマスにキルトする際に、マチの布を使って、マスに高さをつけて、キルトする方法のことです。立体キルトをすることで、羽毛布団の羽毛が空気をたくさん含んで、膨らむことを可能にします。

羽毛布団は、羽毛の粒が空気をたくさん含んで膨らむことで、保温性を高めます。立体キルトのマチの高さによって、羽毛の特性が発揮されることになります。

現在の羽毛布団は、立体キルトの商品がほとんどです。ただ、メーカーによっては、そうでない場合もありますので、最低限の確認をしておくようにしましょう。

特に、立体キルトでも、それぞれのマスが、独立せず、一部、縫い合わせをしない、キルトの方法があります。これは、羽毛を、羽毛布団に充填する際に、一か所から、一度に入れて、そのままにしているキルトです。その場合、羽毛布団を使っているうちに、羽毛が、ほかのマスに移動してしまい、足のほうだけ羽毛があって、襟元にない、体の上にない、といった症状の原因になります。

立体キルトでも、完全立体キルトと記してある羽毛布団は、マスが、完全に独立していますので、羽毛が移動してしまうことがありません。キルトを選ぶ際は、立体キルトでも、完全立体キルトになっているかも、確認するようにしましょう。

完全立体キルトの中でも、マチの高さを変えるなどで、より、保温性や掛け心地を良くする、特殊な立体キルトの羽毛布団を作っているメーカーもあります。体の上になる部分だけ、マチを高くして、羽毛を多く入れ、保温性が高くなるようにする方法もあります。

羽毛布団をお選びになる際、立体キルトのタイプが、どのようになっているかも、確認すると、望む品質の羽毛布団を見極める、一つのポイントになります。

ヨーロッパキルト・タタキキルト

ヨーロッパキルト、タタキキルトとは、羽毛布団の側生地の表と裏を、そのままぬ合わせるキルトの方法です。羽毛布団のマスに、高さがないキルトの方法です。

保温性の高さを重視しない、羽毛の肌掛け布団に使われるキルティング方法になります。

ループ(8箇所ループなど)

羽毛布団のループとは、羽毛布団の仕様で使われる用語で、8箇所ループ、10箇所ループと表示されているのは、羽毛布団と掛けふとんカバーがずれないように、結束するための、ループの数のことです。

8箇所は、羽毛布団の四つ角と、それぞれの辺の中央に、ループ(輪)が縫い付けられています。このループに、掛けふとんカバーに縫い付けられている、ずれ防止の紐を結束します。(リンク)結束することで、羽毛布団が、掛けふとんカバーの中で泳いだり、ずれたりせずに、心地よく、掛けていただけます。

10箇所ループの場合は、羽毛布団の四つ角、左右の辺の中央、足の方の辺の中央、襟元の辺には、3箇所、合計10箇所にループが縫い付けられている羽毛布団になります。よりずれないための仕様ですが、掛けふとんカバーも、10箇所同じ場所にないと、上手に結束できません。掛けふとんカバーの紐の数も、確認するようにしましょう。

5.羽毛布団の品質

かさ高・ダウンパワー

かさ高やダウンパワーとは、羽毛のふくらみの度合い、高さを表す用語です。かさ高やダウンパワーの数値が高いほど、羽毛が膨らむ力が強く、空気をたくさん含み、保温性が高い羽毛布団になるという数値です。

かさ高は、JIS(日本工業規格)で定められた数値で、円柱の中に、羽毛30gを自然落下させ、その後、120gの円盤をのせ、2分後の、円柱の底から円盤の位置までの高さで表されます。

ダウンパワーは、羽毛原料1gあたりのふくらみを体積で示した数値です。

メーカーによって、羽毛布団の品質を表す際に、表示している場合とそうでない場合があります。羽毛布団を選ぶ際の一つの目安になります。

ドレープ性・フィット性

羽毛布団のドレープ性、フィット性とは、羽毛布団を掛けたとき、羽毛布団がどれだけ、体に沿うようにフィットするかを表現するときに使う用語です。

高級羽毛布団、掛け心地や保温性の高い羽毛布団は、ドレープ性やフィット性が良い、高いとされます。

ドレープ性やフィット性の高さは、羽毛布団の側生地の品質、キルティングの方法、羽毛の品質の高さによって異なります。

羽毛布団の側生地に、品質の高い超長綿で、糸番が細く、密に織られ、軽く上質な生地が使われると、体に沿うような、フィット性の高い羽毛布団になりやすくなります。

羽毛布団のキルトが、お椀のような、羽毛布団の内側が、丸く膨らむようなキルトが採用されていると、体と羽毛布団の間に、隙間ができにくくなり、フィットして、保温性が高くなります。

羽毛の品質が高いと、粒が大きく、きれいな形で、均一になりますので、羽毛が空気をたくさん含み、体に沿うように膨らみます。ドレープ性やフィット性が高い羽毛布団となる一つの要素です。

上記のような要素が、複合的に合わさって、ドレープ性やフィット性が高くなり、保温性が高く、掛け心地の良い羽毛布団になります。

ドレープ性やフィット性の高い羽毛布団をお選びになりたい場合は、側生地の品質、キルトの方法、羽毛の品質を、確認するようにします。高級羽毛布団であるほど、ドレープ性が高くなりますので、ある程度の予算を見込むことも、頭に入れておきましょう。

6.羽毛布団の製造過程・品質

羽毛の洗浄

羽毛の洗浄とは、羽毛布団の製造過程で行われる工程の一つです。洗浄具合で、羽毛布団の品質に影響します。

羽毛の原毛は、水鳥から採取されて、そのまま、日本に輸入されます。洗浄することで、羽毛布団に使える状態にします。水鳥の羽毛の原毛の状態では、ゴミや汚れが付着しています。それを、工場で、洗浄して清潔にします。

メーカーによっては、洗浄を7回繰り返して、羽毛布団の中材として使う会社もあります。洗浄を繰り返すことで、羽毛に付着した汚れが取り除かれ、においはもちろんのこと、アレルギーの原因を取り除き、空気をたくさん含むことも可能にします。

洗浄具合を、羽毛布団の特性として、表示している羽毛布団は、その特性の表示内容が正しい場合は、清潔で、安心で、丁寧に作られた羽毛布団ということもいえるでしょう。

7.羽毛布団の状態

羽毛の片寄り

羽毛の片寄りとは、羽毛布団の羽毛が、均一でなく、片寄ってしまうことを表現する言葉です。羽毛の片寄りがある羽毛布団は、足元にだけ羽毛が固まってしまうなど、羽毛布団の品質が、一定水準以下で、保温性も期待できない商品の状態です。

羽毛の片寄りが、新しい羽毛布団で発生してしまった場合は、キルティングの方法が、粗悪だったということになるでしょう。

数年使っているうちに、羽毛の片寄りが発生した場合は、キルティングの方法が、完全立体ではなかった、使っているうちに、側生地が傷み、羽毛が移動してしまったといったことが考えられます。

羽毛の片寄りが生じた羽毛布団は、保温性がなく、掛け心地が悪い状態ですので、羽毛布団のリフォームや、買い替えで対処することをおすすめします。

以上、
羽毛布団選びにお役立ていただくために、羽毛布団の品質説明で使われる用語の意味をお伝えしました。

羽毛布団の品質は、一つの要素、例えば、羽毛の産地やダウン率では、決められません。羽毛の品質、産地、側生地、キルティングなど、様々な要素が合わさって、グレード、掛け心地が決まります。

じっくりと、商品を吟味することで、ご満足する羽毛布団を選んでいただければ幸いです。